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「片付けの出来ない」方へ  その3

2006年10月28日 | 収納・断捨離
「片付けの出来ない」方へ  その3

このコーナーも久し振りぶりに書く。
実は今しがた、NHKで、沖縄の精神科医・後藤健治さんが「偏屈者宣言」という
ブログを立ち上げたのを聞いてじっとしていられなくなった。
ご本人がADHD(注意欠陥症)であるという。
彼は子供の頃から親にも「普通と違う」と言われ、友達もできず孤独だった。
京都大学を出て就職したが会社に馴染めず3年で退職。
そんな時友人に「精神障害のわかる精神科医が必要だ」と言われ、
改めて精神科医を目指したと言う。
今回のブログを立ち上げるきっかけになったのは、
「精神障害者の人は身勝手だ」という家族の一言だった。
「偏屈者宣言」は「自分らしく生きる」という意味で身勝手とは違う。
自分自身が精神障害であるという認識が必要だと言う。
全国からの精神障害者の悩みに応えている。

     
本題で~す
   ADHDで片付けられない方へ「楽しく片付ける方法」

まず片付けに取り掛かる前に。持ち物の「分類」をする。
ところが、自身の持ち物なのに意外に分類出来ない。
家族間だと、却って上手くいかないことが多い。
この時点でプロに頼んでも良いが、身近な人に手伝って貰うといい。
他人の物は分類出来るもので、ADHD同士で助けあうのもいいかと思う。
分類が出来れば、半分は終わったようなもの。

Step1 入門編
    分類したものをしまう時、慣れるまでは見える収納で。
    見つからないと又買ってきてしまうのであえて隠さない。
    例 台所では吊り下げ方式、文房具は中が見えるクリアなもので。  
    「何処に何があるか」が分かる事が一番大事。

Step2 基礎編
    自分の収納グセが自分で解ってきたら、隠す収納に挑戦。
    インテリアの素材と色を統一すると驚くほど落ち着いて嬉しくなる。
    照明など手作りしてインテリアの楽しさを覚え、テンションを上げる。
    ここまで行くと収納がちょっと楽しいと思えるようになる。

Step3 DIY初級編
    片付けるという義務感に苛まれる事なくひたすら楽しむように。
    デッド・スペース探しは、面白くて仕方のないもの
    メジャー片手に廊下の突き当たりの上、家具の上・下を覗いてみよう。
    手始めに、板をすっぽりはめ込むだけの棚作りで収納力アップ!
    
Step4 DIY中級編
    欲しい所に収納が欲しい!と思ったら「DIY」で!
    ここまでくれば「片付け名人」、
    壁の中に「ニッチ」、階段の下に「引き出し」作り。
    押入れ・納戸・隙間にキャスヤー付きの収納庫を作ってみよう。

Step5 DIY上級編
    家の使い勝手が悪いのも、片付けが出来ない大きな原因。
    使い勝手を良くする為の改造・(リフォーム)に着手!
    ついでに、家に中をドレスアップ(リメイク)しちゃおう!
    例えば、押入れの改造をして、ついでにアーリ-アメリカン風インテリアに
    間仕切りをアーチ型にちょいとぶち抜き、プロバンス風にアレンジ
    天井を抜いて松丸太を見えるようにして、流行の民家風に

    
片付けが苦手の人を整理・収納の達人に
    「楽しく片付ける方法」をアドバイス    野武 由美子




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