H27施工12 鉄骨工事における建方に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用して全数締め付けた。
2.柱梁接合部の混用接合において、普通ボルトを用いた仮ボルトの締付け本数は、1群のボルト数の1/2以上、かつ、2本以上とした。
3.架構の倒壊防止用に使用するワイヤーロープを、建入れ直しに用に兼用した。
4.筋かいによる補強作業を、建方の翌日に行った。
5.溶接亜鉛めっきを施した鉄骨の建入れ直しに当たって、めっき面に傷がつかないように養生を行った。
***** ヒント *****
エレクションピース
架設時の現場溶接部に設ける架設(エレクション)用の材料(ピース)のこと。現場溶接部を仮固定し、弱軸方向の剛性確保や溶接部の形状を保持するために用いる。

建入れ直し
鉄骨建方が終わった後、柱に下げ振りを下げたり、柱の倒れを測り、たすき状にかけゆがみ直しワイヤーにより緊張し、柱を垂直にする。
混用継手
柱と梁の接合において、フランジを溶け込み溶接、ウェブをボルト接合
ボルトについては
http://www.jfe-steel.co.jp/products/building/bolt/
***** 解答 *****
【 解答4】筋かいによる補強作業は、鉄骨を取り付ける同じタイミングで、遅くとも建方の当日中には行わなければならない。
1.柱の溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、高力ボルトを使用して全数締め付けた。
2.柱梁接合部の混用接合において、普通ボルトを用いた仮ボルトの締付け本数は、1群のボルト数の1/2以上、かつ、2本以上とした。
3.架構の倒壊防止用に使用するワイヤーロープを、建入れ直しに用に兼用した。
4.筋かいによる補強作業を、建方の翌日に行った。
5.溶接亜鉛めっきを施した鉄骨の建入れ直しに当たって、めっき面に傷がつかないように養生を行った。
***** ヒント *****
エレクションピース
架設時の現場溶接部に設ける架設(エレクション)用の材料(ピース)のこと。現場溶接部を仮固定し、弱軸方向の剛性確保や溶接部の形状を保持するために用いる。

建入れ直し
鉄骨建方が終わった後、柱に下げ振りを下げたり、柱の倒れを測り、たすき状にかけゆがみ直しワイヤーにより緊張し、柱を垂直にする。
混用継手
柱と梁の接合において、フランジを溶け込み溶接、ウェブをボルト接合
ボルトについては
http://www.jfe-steel.co.jp/products/building/bolt/
***** 解答 *****
【 解答4】筋かいによる補強作業は、鉄骨を取り付ける同じタイミングで、遅くとも建方の当日中には行わなければならない。