とんとんはうす

デジタルサロン(延べ400人)
住宅・断捨離・整理収納講座
とんとんはうす34周年


 

「DIY~防災シリーズ」吊り天井落下問題。天井の構造を知って下さい。

2011年05月17日 | 防災・被災地支援
 今吊り天井落下が大きな社会問題になっています。25000もの大きな施設の内、4000の吊り天井に問題があるといわれています。
ごく普通の住宅でも、天井板は非常に薄いものか、石膏ボードですから、大きな力はかけられません。
それを支える野縁(のぶち)もむしろ軽くなくてはいけないので、細いもので、大きな力には耐えられません。(画像参照)


  昨年のDIYショウの個人ブース「ライフラインを確保せよ!」防災コーナーで、㈱MBSさんを紹介させて頂きました。
今年もいろいろなメーカーさんとお話しているのですが、大阪が本社の「フクビ」さんの島崎さんがとてもいい方で、話し込んでしまいました。
このたびの震災で、たまたま社員の方が体感して、うちの「家具転倒防止」はスゴイです!と報告があった。と誇らしげにお話していました。ただ、オチがあって、その家具の観音開きの扉が開いてしまって、高価なグラス(もしかしてバカラ?)が3つも割れてしまったと泣いていたそうです。今の住宅は、家具の扉が開かない様に、地震を感知してストッパーがかかるようになっているし、ホームセンターで購入すれば、それこそDIYで出来ちゃいますよ~。島崎さん曰く、うちは家具転倒防止商品しか作っていないんです、とのこと。
   
この「フクビ」さんの売れ筋トップ商品が実は「プラ木レン」~NHKで言う所の「一社物」。(一社物はNHKでは紹介出来ません。)
このプラスチック木レンガが何者なのかご存知の方はそうはいないと思います。
私が野丁場の現場にいた頃、スラブに木端(こっぱ)をおいて床の高さを調整していて、それを「木レンガ」⇒「木レン」と言ってました。
モルタルの上に木レンを載せて調整することもありました。フクビさんの「プラ木レン」を初めて目にしたのは15年位前でしょうか。
今「木レンガ」を検索すると、装飾用の木製のレンガが出てきますが、全くの別物です。

 実は、明日も現場に行くのですが、その親方がプラ木レンを家具と天井の間にはさんで転倒防止に使っています。
島崎さんにメーカーさんとして、この転用をどう判断するのかききました。勿論メーカーさんは困っています。
天井には支える力が無いので、やはり転用しないで欲しいと言っていました。
でも、正直なところ、プラ木レンの350とか450は植木鉢置きとかにによく転用されているのだそうです。
プラ木レンについては、フクビ化学さんへ・・・http://www.fukuvi.co.jp/product/429.php

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お電話の方は事前にスカイプのダウンロードをお薦め致します。DIYアドバイザー・二級建築士  野武由美子 

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DIY~あなたの町に「防災地域ネットワーク」はありますか?

2011年05月17日 | 防災・被災地支援
   震災後、各地で「防災地域ネットワーク」が自主的に作られていることは、お聞き及びの事と存じます。
依田防災士によれば世田谷区には、地域全体で運営する「防災地域ネットワーク」の様な組織が完備されているとお聞きしています。

   東京都K市のYさんは、かなり以前から地域防災に取り組まれていまして、依田防災士ととんとんはうすは支援してきました。
Yさんは、学校や自治体に請われて、「防災地域ネットワーク」の牽引力として嘱望されているのですが、
ご家庭の事情もあり、思う様に活動できないのが実情です。
今回学校側から「サークル」活動としてやってくれるなら予算と協力を惜しまないというお返事を戴きまして一歩前進する事になりました。

   とんとんはうすも、K市全体の「防災地域ネットワーク」の為に尽力させて戴きます。
依田防災士の防災関係者、私の建築家・耐震診断・メディアのネットワークを使い、運営委員の組織作りに取りかかりましたが、
3人の共通の出発点であるDIYアドバイザーの存在を無視する訳にいかないと思っております。
K市に在住のDIYアドバイザーさんを探しております。・・・DIY協会からご協力頂けることになりました。

これからの予定
○世田谷区の「地域ぐるみ防災ネットワーク」の見学会を開催。運営委員長さんにお話を伺う。
○児童の為の防災教育・・・「そなエリア」見学、避難訓練の体験、耐震車・高所救助車の体験・学校からの避難訓練・・・など。
○自治会・一般の方の防災指導・・・消防の協力を得て、防災の知識・人命救助の体験・消火訓練・耐震診断の基礎知識・・・など。

ここでクイズ!・・・あなたは、耐震・免振・制振工法の違いご存じですか?意外に知らない方が多いんですよ。

 5月26日軽井沢の久住邸で「ワークショップ」を開催しますが、作り付けの収納棚を「地震対策・落下防止・家具転倒防止」をメインに造作設計しておりますが、それでいて「スタイリッシュ」です。関心のある方は今からでもお申込み出来ます。昨日は神奈川のIさん、浜松のSさん、茨城のYさん(共に男性)から参加のお申し込みがありました。参加イコール「こき使われる」という事ですので予めご了承下さい。♪♪♪
「ドゥーパ」の取材が入ります。アサヒペンの小川さんも来て下さいますので次々号「アドバイザー便り」でその辺りのご報告を致します。

   SOHOのお仕事をお探しの方へ・・・CAD(JW-CADの他、CAPE、AUTOCAD)の出来る方ご一報下さい。
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(DIYアドバイザー・二級建築士  野武由美子 

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おうち便り=クスミン邸(22)和室

2011年05月17日 | ワークショップ
・・・ふすま和室のふすまは、大きさも、襖紙も、貼り方も一味違います。感性って、磨かれていくものなのですね。miyu


kusumin より
 ある春の日、工務店のオフィスで襖のカタログから和室に使う襖の柄を選ぶことになりました。
う~ん、もうひとつ、これだ!というのが見つかりません。 そこでイメージしたのが、青とオフホワイトの大胆な市松模様。 どこか遠い記憶の中にあったデザインです。 2種類襖紙で貼ってもらうことにしました。
 今朝、画像検索したら、ありました。これこれっと思ってどこのものかと思ったら、なんと桂離宮!道理で、かっこいい訳です。
素敵なものをたくさん見ておくと、いいことあるかもしれません。
 私が好きな輸入壁紙で襖を張るのも素敵ですよ!
ウィリアム・モリスのものなど、大正・昭和初期風の雰囲気も出るし、かっこいいと思います。 
あと、京都青蓮院の蓮の襖絵、最近の物では、かっこいいーーー!と思っています。
画像検索すれば、たくさん写真がみられますよ!
今度家を建てたら(ほぼ可能性なしですが)、いろいろな襖のデザインをためしてみたいkusuminでした。

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