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とんとんはうす

「住まい方塾」34周年 
築百年古民家暮らし長野
2月は石垣島+離島
 



 

東海地方地震倒壊半倒壊家屋ゼロ!

2009年08月18日 | 防災・被災地支援
3日発生した東海地方震度6弱の地震で、驚いたのは静岡県民の防災意識の高さでした。37カ所すじかいをご補強して、びくともしなかったという年輩の方が、テレビに出ていましたが、私は思わず「ああ、筋交いの補強でだけでも十分な効果が得られるのか」と感心しました。                        国土交通省が「簡単な耐震診断」というのを発行していて公民館や市役所などの公共機関においてあります。是非手にとって見てみて下さい。今回のように、床下あるいは床上浸水した家屋は、減点になります。水害に見舞われなかったあなたのお宅でも、床下に湿気は溜っていませんか?換気口は機能していますか?      お家が心配な方は耐震診断の勉強して下さい。わからないことがあったら質問して来て下さい。電話は080-5516-5413です。

震度6弱の地震が東海地方に発生!

2009年08月11日 | 防災・被災地支援
震度6弱の地震が東海地方に発生しましたね。

東名高速やサッポロビールでの被害は報道されていますが、
家屋の倒壊の報道はなかったのでほっとしました。
台風の報道と重なったので、情報も意外と少なかったです。
(怪我人123名.死者1名、被害家屋5000棟、倒壊半倒壊家屋ゼロ)
東名高速の崩落も、前日からの雨が土砂崩れを誘発したようです。
いわゆる「東海地震」(フィリッピン断層)の前すべりではないようですね。
実は私眠っていまして、家族に教えられるまで感じませんでした。

次の地震がきたら
「重心」「剛心」「偏心率モーメント」を体感してみようと思っていたので
肩すかしを、くらってしまいました。

レスキュールームの発案者の山内先生は浜松なので、
今頃、相談が殺到していると思います。
静岡県民の防災意識の高さには、ただ脱帽するばかりです。

「耐震診断」の勉強会のご希望の方は取り敢えずご連絡下さい。
その辺にいるいい加減な「自称耐震診断士」の育成をするつもりはありませんが、
ハードルは低くしてありますので、お気軽にご参加下さい。
参加者の方お一人お一人のレベルに合わせますので、ご安心下さい。

・「豆知識2」これも現場で話が出たので書いてみます。
基礎に生コンを打設する時、鉄筋を結束線で緊結するのですが、あのクルクル回るヤツの道具の名前は?というのが問題です。私たちは現場では「ハッカー」と言っていますが、正式名は解りません。誰か 教えて~。似た様なもので「シノ」ってあるじゃない。あれの正式名(漢字でもいい)は何ですかね~。





昨日の地震、結構揺れましたね

2009年08月10日 | 防災・被災地支援
昨日の地震、結構揺れましたね。
あの位の地震があると、「耐震診断」の依頼が急に増えます。
今のように「耐震診断」の仕事を請けている時はすごく揺れ方を意識しますね。
震度3と発表されていましたが、震度4位に感じました。
時間的に長かったからでしょうか?

「耐震診断」の勉強会のご希望もぼちぼち出てきているので、
来月あたりからでも夢工房さん主催でお願いしてみようかと思います。

内容は建築図面の見方、耐震診断の基本、計算、施工手順などですが、昔と違って、今は簡単にできるソフトがあるんですね。

・「豆知識」先日「三角スケール」の使い方を聞かれました。建築図面のタイトルに縮尺が必ず入っているので、「三角スケール」の縮尺(6面あります)を合わせれば、寸法が合うはずなので、簡単に数値が読み取れます。

8月末「レスキュールーム」のショールームオープン!

2009年08月09日 | 防災・被災地支援
6月に「レスキュールーム」の立ち上げ・打設に立合いました。

8月末その「レスキュールーム」のショールームオープンします。{鎌ヶ谷市}

こちらの工務店さんのご依頼で「耐震診断」の勉強会のご指導をさせて頂いています。建築図面の見方、耐震診断の基本、計算、施工手順など、先日は「レスキュールーム」特許内容の調査などをしました。30項目ありました。

本当は、工事写真を掲載したい所なのですが、5月に右手を怪我してしまい、なかなか治らないので、パソコンを上手く使えず、特に今は写真掲載が難しいです。

ブログを更新出来ないでいたら、ご心配のメールを頂いてしまいました。
ごめんなさ~い。ご心配おかけしました。
6月の野田の定例会も途中で失礼してしまい本当にすみませんでした。

DIYショーの「住まい自分流」の講師は今年は番匠さんがやりますので、同じDIY千葉の方は応援に行って下さいね。


「レスキュールーム」のショールーム建て込みがあります。

2009年06月24日 | 防災・被災地支援
http://www.unu.co.jp/
なかなか消費者に浸透しない耐震対策ですが
新しい工法として、家屋の一部に鉄骨を組み込んで安全を確保する
「耐震シェルター~レスキュールーム」が開発されました。
あさって千葉県鎌ヶ谷市軽井沢で、ショールームの建て込みが行なわれます。
朝一に搬入、工事に半日は掛かると思います。
見学可能です。場所が判り難いので御連絡頂ければと思います。
勿論完成後はいつでもご覧になれます。

「障害のある方の自立支援」に協力しています。

2007年08月15日 | 防災・被災地支援
「とんとんはうす」では、ライフワークの一環として
「障害のある方の自立支援」に協力しています。

今回の依頼はお風呂を修理してシャワーだけでも浴びたいというものでした。
水まわりの修理だけなら私一人でもこなせますが、
漏水・漏電・雨漏りなどの問題を抱えていました。
そのためには ①給湯給水漏水調査 ②漏電調査 ③排水(雨漏り)調査が不可欠でした。

過去にお受けした400件余りのご相談の中でも、
自立支援としてはボランテァの限界を遥かに越えていました。
そこで、設備の専門家である夫と長女の二人の協力を得る事にしました。

対策
①給水漏水調査の結果は、異常なしでした。但し水道局が調査した時は漏水していたのかもしれません。給水管も給湯管も老朽化しているので、錆びなどで漏水が止まる事があるのです。
しかし予想外の排水漏れを発見しました。トイレの天井の照明から水がたれていたので、照明を外してみたところ、4~5㍑の汚れた水が出てきました。電球がスッポリ水の中に入っていたので、これが②漏電の原因だと思われます。天井の石膏ボードも、タップリ水を含んでいましたので、一部を剥がしてみた結果、トミジ管(排水)から排水が漏れていました。上階の水回りからだけでなく、雨水とも関係があるようでした。写真左、水浸しだった照明と排水の漏水箇所。
 
写真右、天井の上で漏水した被覆排水(トミジ)管。
給湯器は使えたので夕方までにはシャワーが使える様になりました。

課題・問題点
 一番心配したのは、大量発生した「カビ」による健康被害です。
剥がれた壁紙の下から現れた夥しいカビで私達は気管を痛めてしまいました。
住んでいる方は、慣れてしまうのでしょうか、平気なようなのですが、
真菌性の肺炎を引き起こす恐れがあります。写真;カビの処理をする長女。


また、夫と長女の肌に「かぶれ」が発生しました。
腐った石膏ボードに付着したカビやダニのせいかと思われます。
又予想外の障害が発生しました。蜂(ハチ)の大群と暑さです。
蜂を避けて閉じ籠もったサンルームで調査中に、熱中症になってしまいました。

 最初は生活保護から修繕費が出るはずでした。
生活保護の突然の打ち切り!最近よく耳にしますが、本当なんですね。
しかも「打ち切り」でなく「辞退させられた」のだそうです。
今のところ、他の福祉関係にも助成の申請もできず、手の打ち様がありません。
工事代金は、防水工事だけでもかなりの金額になります。
近場でもなく、交通費から持ち出しなので、原因究明が精一杯で、
残念ですが、これ以上の奉仕は断念せざるを得ませんでした。
                      miyu

「とんとんはうす」の支援活動のメインは、ADHDなどの障害のある方に、
片付けや収納方法を指導するものです。お気軽に、ご相談下さい

防災グッズ

2007年05月26日 | 防災・被災地支援

以前は「防災の日」に合わせて作られていた
ホームセンターの防災コーナーも今や常設になった所も少なくありません。

そこで、私たち「とんとんはうす」も防災グッズを確認することに。
被災された方から直接聞いたアイテムも取り入れてみました。

被災された方によれば、非常用品を用意していても
家の中に入れていたので倒壊した場合は入れなかったそうです。
そこで、防災グッズはコンテナに入れて外へ。
庭先や玄関前など、普段から取り出しやすい場所に置いておきましょう。
雨風を防げるコンテナに入れておくと良いと聞き、早速実行。

いざ災害になったとき、コンテナを開けた瞬間慌てないように、
①取り出しやすい ②見やすい を考えてみました。
ペットボトルを入れ物にして、切り口に色違いのテープ分けを。

【赤】
懐中電灯・ラジオ・乾電池など、非常時に必須なもの。
その他、携帯充電器や履物なども入れておきました。
停電時に暗闇でも手探りしやすいようにコンテナの端に置きました。

【黄】
ドライバーセット・カッター・ライターなどの工具。

【緑】
軍手・ゴム手袋・マスク・ゴミ袋など作業用品。
ガムテープと油性ペンは伝言を書いて貼っておけるので便利。
ゴミ袋は大きいものを選びました。

【白】
包帯・絆創膏・歯ブラシ・トイレットペーパーなどの衛生・生活用品。


その他、カセットコンロ、アルミ防寒シートや水も用意しました。
水を汲むのに良いと言われたバケツは、蓋が踏み台になるものを使用。

何より被災した方が必要だったと言っていたのが、バールとジャッキ
車載しているジャッキが、どこに入っているのかも、この機会に確認。

コンテナは取り出しやすいので、普段から使っているものを入れて
おくことにしました。使ったらコンテナに戻します。
賞味期限があるものは定期的に入れ替えておくことをお忘れなく。

でも一番のポイントは、気づいたときに確認しておくこと。
普段の心がけが大事だと思います。