★tomoe-母のクモ膜下出血闘病日記

元気だったお母ちゃんが2004年2月17日突然倒れた。クモ膜下出血。家族の事、インターネットでできた事。体験談など。

タミフル

2008年03月04日 | 介護を楽にするアイテムたち
お母ちゃんはアーユルヴェーダのお陰で
毎日3食、ごはんが食べれるまでに回復しました。

これもスリランカのお陰と感謝する日々です。

ただ、胃ろうも残したまま、気管切開もレティナカニョーレを残したまま
(つまり、ノドに穴が開いたまま)です。
ここ半年、熱が出ることもなかったのですが
インディカが来てすぐに原因不明の高熱が出ました。

今では、近所に1年ほど前に開業したばかりの
日本人内科医に週に1度、往診をお願いしていたので
緊急時の対応がとても迅速で
薬を処方してもらい、3日ほどで回復して元の生活に戻ることができました。

熱が出たら、まず菌(ウィルス)の特定をするか、
もしくは推定して、抗生剤を選択するのですが
今回は39度以上の高熱がポンと出た為、
インフルエンザの疑いが濃厚、といわれ
タミフルを5日ほど連続服用することになりました。

そう、タミフル。あの異常行動が有名?問題視されている薬です。


でも、うちの母は若干記憶に問題があり
いつもは、ハッキリ言えば認知症のような状態にあります。

それが、タミフルを飲んで2日後
4年前のお母ちゃんに出会えました。
自分の病状を詳しくこれまでどうだったのかを尋ねたり
私のコトをコト細かく心配してきいてきたり。
まず、目の輝きが違った。
4年分の話をしたがって、夜も父ちゃんを寝かせず
話し続けました。(ある意味、興奮状態?)
そして、自分ではトイレに行けない、行こうとしない母が
夜中にトイレに行こうとベッドに座っていたとか。

何はともあれ、嬉しかったですね。あの数日。4年前の親子の会話ができましたから。。。

でも、薬が切れたら元のあいまいな母ちゃんに戻りました。(残念)

ただ今、主治医経由で、製薬会社にレポートしてもらっているところです。
まず、脳卒中患者がタミフルを服用するケース自体報告がないみたいでした。

と!いうコトもあり、母には脳神経外科から認知症対策の薬を
何種類か試して、記憶?脳神経の改善が見られないか
投薬してみることになりました。

ちなみに、インフルエンザの薬がパーキンソン病に効くと
後でわかり、認証された事例などは過去にあるそうです。

何の解決にもならないと思いマスが、
未来の薬のなにかヒントがあれば
高熱が出た甲斐もあるのにねーと
我が家では言い合っています。

そんな事例もあったよ、というつぶやきでした。

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2 コメント

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そんなことがあったのだね~ (ユウコ)
2008-09-07 11:14:08
今頃のコメントでごめんね。
この間は会えてよかった!
短い時間だったけど、お互い基本健康で家族と一緒に暮らせて・・・、幸せなことだよね。

で、最新日記は読んでたのにこの記事を読み逃してたみたい。
タミフルって、やっぱりいろんな意味ですごい薬なんだなぁ、と実感する出来事やねぇ~~~
ものすごい貴重な事例なんやろうなーーー。

なんやろう・・・
「おばちゃん、やっぱりまだ眠ってるんやな」
と思ってしまいました。

上手くいえないけど、
ずっとずーーっと、なかなか出てこれないけど、
でも、やっぱり以前のおばちゃんは、確かに居て、今の体を共有してる、っていうか・・・。

年齢で言うと、まだまだ若いねんし、
このことがいいキッカケになって、
症状が改善されると、いいねぇ~~
「居てるんや」
ってことがハッキリわかっただけでも、大収穫やったね!
やっぱり、おばちゃんはツイてると思います。
Unknown (tomoe)
2008-09-30 12:55:32
ゆっちありがとう。この夏は思いがけず
会えて嬉しかったよう。
やっぱり会うっていいね。またね★

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