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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

資格試験で最高点を取ったが何とも浮かない夢

2006-05-26 | 真夜中の夢
 何処かの大学の教室の机に座っていた。情報処理技術者?の資格試験があり、何故か自分も受験生の一人であった。問題用紙が配られ、「始め」の合図とともに受験生が一斉に試験問題に取り掛かった。
 出題は1問しかなかった。計算問題とのことであるが、何処にも「計算せよ」と書いていない。おびただしい数の専門用語と数字が並んでいるだけであった。受験準備として、定型的な過去問を見てきただけの自分には全くお手上げであった。頭が真っ白になった。
 何の手がかりもなく焦っているうちに時間だけが過ぎていく。「何じゃね。これは?」「エライところに首を突っ込んでしもうたワイ」と、後悔が汗に変わっていく。しかし、用語を何度も読み返しているうちに、情報システムの専門用語の中にちらほらマネジメントの用語の混ざっていることが発見できた。
 「時間がない。もう何でもええ」とばかりに二つのグループに用語を分けてみた。計算するにしても何を計算するのか分らないので、ともかくも二つのグループの数字の合計を出してみた。何と、どちらの合計もきちんと100となった。出題者の隠れた意図を発見して、ひょっとすると自分はこれで100点が取れたのではないかと思った。と、そこで試験終了のベルが鳴った。
 場面が変わって、今度は成績発表の場に居た。何と、この試験の結果で昇格や異動が決まるらしい。自分は、表層構造を発見することはできたが、深層構造まで究明できなかったので50点しか取れていなかった。何と受験生の中では最高点であったらしいが、50点では課長止まりとのことであった。与えられた用語から情報システムと経営システムのそれぞれの深層構造まで究明できたものは一人も居なかったらしい。人事部はこれで何の束縛もない自由な人事が出来ると言って安堵の声を上げていた。
 夢はここで終わりだ。またも取り止めのない夢であった。自分は目が覚めてから考えた。社長なら何点取っただろうかな? 多分、このような試験は受けないだろうし、社長になるような人はこのような試験に関心がない。もっと別のことで忙しいし、時間がないと言える立場もある。
 社長も社長でない人間も同じ一生を生きるが、ただあくせくしているだけでは結果は付いてこない。あくせくして試験を受けたがために、課長止まりになるなんてことがあるとすれば、それは願い下げにしてほしい。どのように生きていくか、結局は本人の選択の問題であると言うものの本当に難しい。大空を悠々と飛んでいるトンボだって、たまたま蜘蛛の巣に引っかかったときに、これを自己責任というのも可哀想だ。やっぱり、時の運、天の運、人の運っていうこともあるようだ。
 まあ、世の中のことは仕方のないことが多い。分っちゃいるが、自分としては、今日も1日、いつものようにあくせくとやっていくだけのことだね!自分にとっての「心の安らぎ」ってのは、それしかないからね。この夢のお陰で「悟り」の境地へ一歩前進したような気もしているがね。


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