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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

100年経てば

2007-10-17 | 徒然草
キミは何を怒っているのかね?
キミは何を悲しんでいるのかね?
キミは誰に腹を立てているのかね?
原因が自分にあっても
原因が彼にあっても
原因が彼女にあっても
100年経てば何もないんだよ
自分も彼も彼女も生きてはいないんだよ
怒ったことも 悲しかったことも 腹を立てたことも
すべてがないんだよ
彼も 彼女も 誰もいない
覚えている人も 知ってる人もいないんだね
それでも世界はちゃんと動いているからね
怒る人はバカってこと
悲しむ人もバカってこと
今ここで100年経ったと考えるといいんだ
100年経ったら何もないんだぜ 何にも!


東京浜松町の朝

2007-10-16 | 徒然草
年に数回訪れる東京ですが
久方ぶりに浜松町に投宿しました
いつものように朝の町を歩きました
冷たく気持ちの良い秋の朝でした
ホテルを出て高層ビルの下を歩いていても
口を出る歌は昔の歌ばかりでした
笠置シズ子の東京ブギウギ
宮城まり子の東京シューシャインボーイ
歌手は記憶にありませんが東京のバスガール
東京の屋根の下に住む 若い僕らは幸せ者 なんて
次から次へと 昔の名前が出てきます
遥か60年前の歌ばかりですが
すっきりせず 寝ぼけ頭で歩いていると
JR浜松町駅に差し掛かりました
早出のサラリーマンの行軍に驚きました
はっと目が覚めました
ダークスーツに白いシャツ
きちんとネクタイを締めた中年男性達の行軍です
みんな同じ方向に同じ速さでこちらに向かって歩いて来ます
みんな同じ格好をしています
黙々とすごいスピードで歩いています
反対方向に歩く自分は押し戻されそうになります
すごい迫力です
東京ガスのビルへ 東芝のビルへと吸い込まれていきます
まるで重戦車です
だが よく見るとみんな違います
白髪の人 禿げた人 若い人
恐い顔 ひょうきんな顔 若い女の笑い顔
みんな 家に帰れば お父さん、お兄さん、お姉さんたちです
みんな 人生を持ち 家族を持ち 悩みを持った人たちです
お金持ちもいれば 病気もちもいます
だが みんな無表情です
こうして肩を触れそうになっても
みんな知らん顔して通り過ぎていきます
まあ いいでしょう
こうやって顔を合わせるのも何かの縁
皆さんの毎日が幸せであるよう
どなた様も 今日も一日 元気で頑張ってくださいと祈ります

この辺りを海岸通りと呼ぶことは知っていましたが
海岸がこんなに近くとは知りませんでした
高速道路をくぐればそこはもう竹芝桟橋でした
見晴台に立ち見渡せばそこには東京の海がありました
あいにくの曇り空でしたが秋の朝は清々しい
銀白色のブリッジ 遠くにかすむコンテナークレーン
冷凍倉庫 高層ビル 伊豆大島へ渡る船
見渡す限り 
人工の構造物しか見えません
ここは浜辺と言うより運河です
どんよりした灰色をしています
寄せる波はありません
磯の香りはありません
潮騒は聞こえません
殺風景と言えばその通りですが
構築物を美しいと見る人には美しい空間です
都会の秋 都会の朝 都会の海
一日の始まる希望の朝に変りはありません

ホテルに帰ってTVをつけると
みのもんた氏の朝ズバが放映中でした
建築家73歳の黒川紀章氏の葬儀のニュースが流れていました
昨日まで都知事選や参院選で世間を騒がせていた人でした
亡くなる二日前に奥さんの若尾文子さんとの会話に泣かされました
「私は好い奥さんではなかったわね」
「そんなこと、そんなこと、そんなこと、僕はキミが好きだったよ」と
これが最後の会話だったそうです
いい夫婦だったんだね ああ!うらやましい と
あらためて見直しました
人は何時死ぬか?それが分かれば苦労はありません
年収200億でも死ぬ時は死ぬ すべてそのまま置いて一人死ぬ
世界中に作品を残して 建築家として名前を残して
美人の奥さんには悲しまれて死ぬ
本人には申し訳ないが これって男子の本懐ではないか?
人は何時死ぬか分かりません 
油断をしていてはなりませぬ
財産も作品も名も何も無くても何時お迎えが来るか分かりません
だが 後悔だけはしたくない
することはして それからゆっくりと死なせて欲しい
もう一寸だけ待って欲しい
だが 待ってもらって何が出来るか?実はそれが一番の問題だがね!と
我が人生のこと 
一寸考えて始った東京の朝でした


美浜(みはま)の朝

2007-10-06 | 徒然草
福井県は若狭路です
JR美浜駅から西に行くと
線路沿いにコスモスが一杯咲いています
やがて右手に水平線が見えてきます
日本海です
秋の日本海はやや緑かかった濃紺の色
落ち着いた穏やかな色あいです

時は秋
日は朝(あした)
朝は七時
片岡に露満ちて
朝焼け雲ふわり名乗り出で
カタツムリ這い出でて
神 空にシロしめす
なべて世はこともなし

偽ロバート・ブラウニングが
口から出まかせにうたいます
平和の朝です
道行く自転車の学生さんが数人
おはようと声をかけて通り過ぎていきます
踏切を渡り稲田を越えて進みます
刈り取りの済んだ稲田は淋しげに乾いています
朝日を背に受けて影法師が先導して進みます
民家の庭には真っ赤な彼岸花が所狭しと咲いています
松原海水浴場を示すゲートの向うにお社(やしろ)があります
山王宮と書かれた額の鳥居を抜け暫く行くと
突然目の前に広い砂浜の浜辺が広がります
そして潮騒が聞こえます
草むらには時を忘れた秋の虫が歌っています
他には何も聞こえません
静かな朝です
磯の香りがほのかに漂っています
涼やかな朝の大気を胸いっぱいに吸い込みます
原始の大気が太古の感動を蘇らせます
沖を見渡すと
緑のきれいな山からなる半島が左右に突き出ています
東ははるか遠く岬の先端がかすんで消えています
敦賀半島でしょうか
西の岬は陰影ある山肌 ほどよい近さで海に落ちています
朝日に映えた山並みがひときわ目映く美しい
ここは美浜 
美しい浜辺です
浜辺には 夏の間楽しんだであろうボートが
白い腹 青い腹を上にして寝そべっています
誰が歩いたか砂浜に
足跡が幾筋も延びています
清々しい朝
あらためて冷たい空気を腹いっぱいに吸い込みます
幸せだな
ここに生きて大きな自然にひれ伏す気持ち
これって太古の人間なら毎日味わっていた朝ではないか
遺伝子に潜む感動が腹の底から沸き起こってきます
我知らず砂浜の足跡を辿り歩きます
寄せては返す波打ち際を歩きます
中学生の頃に習った歌を思い出します

朝(あした)浜辺をさまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も

ゆうべの浜辺を もとおれば
昔の人ぞ しのばるる
寄する波よ 返す波よ
月の色も 星の影も
 
あらためて生きていることに気付いた朝
しみじみと大気の美味かった朝
束の間の詩人になった朝 
感動を五感に受けた朝
朝の空気を胸いっぱいに
味わった美浜の朝でありました


夏よさよなら/秋よコンニチハ

2007-09-28 | 徒然草
ああ暑かった
ホントに今年の夏は暑かった
今日から少し涼しくなった
やれやれと思う
実は6月末から走っている
ジョギング生活ももう3ヶ月が済んだ
なのに体重は漸増だった
毎日ビールを飲むからだ
渇いた喉を癒やすビールが体重を押し上げるのだ
走っても走っても
消費するエネルギー以上のビールを飲んでしまうからだ
この世に生まれたオレは何のために生きているのかと思う
シーシュポスの岩? 賽の河原の石積み?
いずれも徒労という言葉を意味し
前者は神様の罰であり 後者は鬼の意地悪なのだ
汗して頑張った結果は元の木阿弥となり
あらためて汗して頑張って再び元の木阿弥を確認する
ああ人生とはこのようなものか!
人間とは何と哀れなものか!
呪われた人間を悔しいと思いつつ
走るこの3日間
気が付けば 体重計の針が止まったような気がするのだ
少し下がり始めたようにすら感ずるのだ
そうだ ここで走るのを止めてはならない
これまでの3ヶ月間
痩せていく身体を造る準備期間であったのかもしれない
折角の3ヶ月の努力を水泡に帰してはならないと思って 
明日からも頑張ろうと思っている
そう これからが本番だ
これから本格的に涼しくなるのだ
走る距離も時間も増やすことが出来るのだ
暑い夏の3ヶ月 やっと過ぎてくれたことを嬉しく思う
夏よ さよなら 秋よ コンニチハ
秋が来て冬になるまでの3ヶ月 走るぞ 頑張るぞ
寒くなって木枯らしが吹く頃には
ポッテリ突き出たビール腹との決別が目標だ
さあ秋よ 友達になろう ともに走ろう 


天の声

2007-09-26 | 徒然草
今が本番
今しかないんじゃ!
残ってる時間?
そんなもんほとんどないんじゃ!
まだ先があるなんて思うてたらアカンのじゃ!
明日まで生きてる保障?
そんなもん何処にもないんじゃ!
アンタ舞台稽古ばかりやってるようだが?
いつ本番やるつもりでいなさったんかね?
間もなく消灯の時間じゃぞ!
幕が下りる時間が近いと言うとるんじゃ!


失敗は成功のもと

2007-09-25 | 徒然草
失敗したなんて
それはただ一寸ミスしただけのこと
くよくよしたって始らない

失敗した時の合言葉
それはね
「放っておけ」
「忘れろ」
「さあ行こう」

成功はその後にやって来る
そうやってみんな成功して来たんだからね


自分様と他人様

2007-09-24 | 徒然草
他人様との約束は守る
万難を排して守る努力をする
そして大抵の場合約束は実行される
しかるに自分様との約束は何故か守ることができない
目標を設定して実行すること
それは自分様との約束ではないのか
他人様との約束が守れるなら
どうして自分様との約束が守れないのか
どうして他人様より自分様を一段低く見てしまうのか
自分様は一番身近な身内だぞ
自分様への誠実さを自尊心というのだし
他人様への誠実さは自尊心があってこそ可能になると言うのに!


過去は別人/未来も別人

2007-09-13 | 徒然草
人間は生きている
日に新たに日に新たにと新しい時間を生きている
人間の細胞は10ヶ月くらいで全部入れ替わるそうだ
10ヶ月も経てば別の人間に生まれ変わっていると言うことだ
いつまでも過去のしがらみに縛られていることは馬鹿げている
現在の自分は1年前の自分とは90%違うのだ
現在の自分は10年前の自分とは100%違うのだ
現在の自分は過去の自分とは似ても似つかぬ存在なのだ
心臓にしても 細胞にしても 血液にしても
全部新しく入れ替わっている
新しいものを取り入れ
古いものを常に排泄して此処に至っている
身体だけではない
仕事して色々な体験を積んでいる
勉強して新しいことが理解できるようになっている
そして過去のことはほとんど忘れ去っている
ハードもソフトも完全に入れ替わっている
昨日から今日に至って少し変った
今日から明日に向かってまた少し変る
毎日の積み重ねが人間を別人に変えていく
過去の別人である自分のことなど誰が知ったことか
今日もまた未来の別人への変身を夢見て少し変っていくのだ


楽天思考のススメ

2007-09-12 | 徒然草
病気で倒れたとしよう
初めに嘆き苦しむのは仕方がない
嘆いたり悲しんだりして病気が治るなら
大いに嘆け そして悲しめ
だが 嘆くことも悲しむことも薬にはならぬ
気分が滅入って病状をますます悪化させるだけだ
マイナス思考からはマイナスの結果しか出てこない
絶対に破れることのない自然の法則だからだ
起きてしまった現実は仕方のないことと割り切れ
あるがままに肯定してそれに従え 
死んだつもりになって楽天的に考えろ
思わぬ道が開けるのは己の心がその境地に至った時からだ
行き詰まったとき 
落ち込んだとき 
挫けそうになったとき
すべて同じだ
千曲川に座して藤村(とうそん)は詠んだ
昨日またかくてありけり 
今日もまたかくてありなむ
この命なにをあくせく 
明日をのみ思ひわづらふ
昨日まで自分を導いてきた力は今日も自分を導いてくれる
今日まで自分を導いてきた力は明日も自分を導いてくれる
取り越し苦労は止めろ 
楽天的になれ
病気は健康のことを考える機会と考えよ
行き詰まりは進歩発展の前触れと考えよ


草枕に思う

2007-09-11 | 徒然草
オレは自ら望んで生まれてきたのではない
オレは自ら望んで死んでいくのでもない
生まれ出でて死ぬ日の来たるまで
生かされてただひたすらに生きて行くだけのこと
オレには始まりと終わりを決める自由はない
そんな人生だから
どじばり続けて何になるかと思う
苦労ばかりしていて何になるかと思う
開き直って運を天に任せるのも一法かとも思う
漱石は言った
智に働けば角(かど)が立つ
情に棹(さお)させば流される
意地を通せば窮屈だ
とかくに人の世は住みにくい
されど越す国はなく
どれほどか寛げ(くつろげ)て
束の間の命を束の間でも住みよくせねばならぬ
世に住むこと60余年にして
住むに甲斐ある世と信ずれど
喜びの深きとき憂いいよいよ深く
楽しみの大いなるほど苦しみも大きく
これを切り放そうとすると身が持てぬ
片づけようとすれば世が立たぬ
金は大事だ
大事なものが増えれば寝る間も心配だろう
恋はうれしい
嬉しい恋が積もれば
恋をせぬ昔がかえって恋しかろう
住みにくさが高じると安い所へ引き越したくなる
どこへ越しても住みにくいと悟った時
詩が生れて画(え)が出来る
うまい物も食わねば惜しい
少し食えば飽き足らぬ
存分食えばあとが不愉快だ
とか とか とか
これは秀才漱石の世界だから
どう転ぼうとオレの知ったことか
オレの人生はオレの人生だから
ちとはオレ流でいきたいものだ
山道見上げて 一息ついて
一歩 歩いて 立ち止まり
二歩 歩いて 立ち止まり
気を取り直して 三歩目を踏み出す
生かされて
ただひたすらに生きて行く世の中のことだから
どうせ死ぬまで歩き続ける山道のことだから
愉快なことは愉快だったと
楽しいことは楽しかったと
オレの人生こう見えても結構成功だったと
この世に生まれ来たりてホントによかったと
楽天的に考えながら
死ぬまで気楽に歩き続けていきたいと思う

※上記中間部は夏目漱石「草枕」のコピーですが、若干の省略・変形をしています。


想像力の活用

2007-09-05 | 徒然草
人は自分が想像したとおりの人間になる
成功すると想像したら成功する
失敗すると想像したら失敗する
すべては自分が自己をどう見ているかから始る
数学が苦手と思う学生さんは数学を避ける
当然のこと 数学の試験はうまく行かない
自信のない社長さんは
自分の意思決定にミスが多いと思う
だから 社長は意思決定を先に延ばす
はたまた 誰かに決断をゆだねる
当然のこと ビジネスは失敗が続く
みな 先行させた自己イメージを確認しているだけのことだ
健康な自分を生きていると実感すれば健康が定着する
健康でない自分を心配しすぎると病気が定着する
容姿に自信のない女性は明るく振る舞うことを避ける
同じ容姿にも気にせぬ女性は嬉々として人前で騒ぐ
ならば 先ず初めに自分自身を良きものと思わねばならぬ
自分自身の意識的な想像力を働かせて
自己イメージの変革を継続していかなければならぬ


感動すれば健康になりますよ

2007-09-04 | 徒然草
皆さん
自然を観察していますか? 
雪の上の野ウサギの足跡を見て想像の心が働きますか?
野ウサギは
後足をそろえてピョンと跳び
前足をついて
地面を掻いて
体を丸めて
後足を前足より前につきます
大小それぞれ二個で一組の足跡となって続きます
時間の進行とともに規則正しい足跡となって続きます
皆さんはシャーロックホームズになって
犯人の足跡を追って
想像して
謎解きに胸をときめかしましょう
これを毎日繰り返すことで感性を高めていきましょう
この世には面白いものが何もないと嘆かずに
近くにある自然を観察しましょう
そして推理しましょう
世の中って面白いことだらけです
知らないことが一杯あります
毎日何かしらを発見して 
何かしらに感動していると
毎日が充実してくるでしょう
きっと長生きしたくなるでしょう
他人に面倒かけなくても
自分一人の力で
長生きを楽しむことができるようになるでしょう


心は顔を作る

2007-09-03 | 徒然草
人の心は顔になります
少女のように無邪気な80歳の女性は観音様です
善意と穏やかさに包まれて100歳になっても幸福です
人の心は顔を作ります
ひどく不機嫌な中年の男性は仁王様です
怒りの表情が顔に固定します
恨み、失望、不満は老化への触媒となります
悪意、羨望、不安が健康と美しさを奪います
これらが皺となり顔に刻み込まれます
ここは美しい国日本です
美しい心でゆっくりと
大きな太陽が水平線の向うから上がってくるように
そして 大きな太陽が水平線の向うに沈んでいくように
穏やかに円熟味を増しながら歳を重ねていきたいものです


変化の主役

2007-08-25 | 徒然草
環境さえ変れば自分は変われると考えている人
この世界はそんな生易しいものではありません
そんな考えでいる限り環境の波に飲み込まれます
環境が人を作るのではありません
自分が環境を作るのです
自分が自分の運命を方向付ける主役です
環境は自分の心の内面の変化に合わせて自然に変わります
自分の身勝手な思いや自分本位の考え方を正しなさい
そうすれば環境は自ずと変っていくのです
変るのは自分です
変えるのも自分です
環境はそれを映すただの鏡に過ぎません


暑さクン もう良い!

2007-08-22 | 徒然草
暑い
夏が暑いのは当たり前だけど
ちと暑すぎる
温暖化か 一時的現象か
原因の講釈など どうでも良い
とにかく暑い
暑いとボケる
何もする気がしない
ただアゴ出してぐったりだ
暑さクン
そろそろ終われ!
もう良い 分かった
いい加減にしてくれ
退場だ!退場!