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ユーさんのつぶやき

徒然なるままに日暮らしパソコンに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き綴るブログ

我輩は足である

2008-08-21 | 徒然草
我輩は足である
足は考えることをしない
必要がなければ淡々と歩く
せかせかせずに歩く
遅くもなく早くもなく歩く
身体の一部に過ぎないが
我輩には我輩の誇りがある
大脳様に命じられれば
急がねばならぬときがある
一目散に駆けることがある
疲れていても文句は言わない
大脳様の命令には黙って従う
だが我輩は知っている
足は一番下にあって
大脳様を頂く身体全体を支えている
一番末席に居るようだが
足を動かすことによって
大脳様の働きが変化することも
感情や思考が変化することも
我輩は知っている
心臓君や肺臓君もえらいが
我輩がなければ人は何もできない
我輩がなければ人は楽しく生きていけない


かけがえなきこと

2008-08-20 | 徒然草
春に桜咲き 
夏に百日紅(さるすべり)華やぎ
秋に紅葉し 
冬は枯木となって 
また春になる
自然は年を取らない
ただ回転する
地球温暖化が進行しても
地球は存在している
地球が滅びると予告されても
地球は存在している
そんな中 
人は一年ごとに年を重ね
一個の生物として生きている
自然の一員として生きている
外へ出よ
歩け 走れ 走れ 歩け
不健康な人間どもが運動不足に陥って
身体の危機を迎えようとも
それはそいつらの勝手
無粋な人間どもが木を切り
道路を舗装し
河川をコンクリートでガチガチに固めても
自然は頑強に残っている
早朝には 朝日が明るく昇り
日中には 小鳥さえずり 川は流れ
夕(ゆうべ)には 夕焼けを背にして日が沈む
外へ出よ
歩け 走れ 走れ 歩け
心が躍る
自然はまだまだ美しい
ここに誓う
残りの人生
不滅の自然をとことん味わい尽くさんことを


敵は自分

2008-08-16 | 徒然草
老年が見苦しいのは
精神の怠惰に陥ることにある
年齢を理由にしてサボる
年齢を理由にして厚顔になる
年齢を理由にして自らの怠惰を許容する
年齢は弱みにしかなっていないではないか
年齢を強みにしろ
老練、年の功、経験で得た知恵
体力で敵わなくても人間の質で勝負しろ
これらの強みを武器として戦え
年齢を恥じるな
堂々としていろ
若い人に負けるもんかと思え
年とともに体力が減ずるのは仕方ない
筋力も持続力も記憶力も若い人には敵わない
だが精一杯頑張るのだ
若い人と一緒に走って
たとえ落伍しそうになっても
どんなに時間が掛かっても
最後まで走れ
敵は若い人ではない
敵は自分自身だ
若い時の自分と比較するな
ただひたすら現在の自分の出来る限りをやれ
年齢を理由にしてよいのは
年端の行かない子供と臨終間近の病人だけだ


幸即是忙 忙即是幸

2008-08-14 | 徒然草
幸せでありたければ
忙しくしていろ
働くか
何かに夢中になっていろ
幸せでありたければ
雑念の隙間を作るな
人生に目的があろうと
人生に目的がなかろうと
関係ない
何かに夢中になっておれば
それでよいのだ
若者も老人も
男も女もみな同じ
それを幸せというのだ


歩かば歩け

2008-08-10 | 徒然草
街を歩こう
公園を歩こう
水辺を歩こう
野や山を歩こう
腕を振って歩こう
リズミカルに歩こう
背筋を伸ばして歩こう
青い空を見ながら歩こう
白い雲を見ながら歩こう
緑の山の端を見ながら歩こう
おいしい空気を胸いっぱい吸おう
鳥のさえずりを聞こう
野鳥の会話を聞き取ろう
木々の芽生えに気付こう
花が咲けば芳しい匂いを嗅ごう
華やぐ若葉に目を見張ろう
鮮やかな紅葉の色に驚こう
落ち葉になるまで見届けよう
冬枯れの静けさにも耳を澄まそう
川のせせらぎを聞き分けよう
潮騒の叫び声にも耳を傾けよう
夜なら星を見ながら歩こう
夜空の月を見ながら歩こう
汗が出てきたら汗を拭こう
喉が渇けば水を飲もう
一陣の風もまた楽しからずや
木陰の下で一休みもしよう
長い距離を歩こう
街なら看板を見ながら歩こう
電車やバスに乗らないで歩こう
車や自転車に気をつけよう
暗い夜道は転ばぬように歩こう
段差に気をつけよう
一人で歩こう
心を空にして歩こう
頭が空になったら
今度は考えながら歩こう
思いついたことは憶えておこう
忘れたらまた別のことを考えよう
真っ直ぐ前を向いて歩こう
横も見よう
上を向いて歩こう
ぶらぶら歩こう
時には早足で歩こう
二人でも歩こう
並んで歩こう
腕を組んで歩こう
話をしながら歩こう
雨が降れば傘をさそう
傘がなければ雨宿りをしよう
ただひたすら歩こう
歩くってことはいいもんだ
歩くってことは生きてるってことだ
生きてるってことは歩くってことだ


真実不虚(しんじつふこ)

2008-08-09 | 徒然草
四苦八苦なんて何のことか
そんなものは何処にもない
四苦や八苦にこだわるから
四苦八苦するだけのことだ
こだわりなければ何もない
こだわりなくせば何もない
老を苦にするのは老を苦にするからだ
病を苦にするのは病を苦にするからだ
死を苦にするのは死を苦にするからだ
苦が苦であるのは苦を苦にするからだ
苦を苦にしなければ苦は苦でないのだ
老も病も死もこだわるなかれ
老とはただ老いるだけのこと
病むとはただ病むだけのこと
死ぬとはただ死ぬだけのこと
苦を苦にしなければ苦は苦でないのだから
苦を苦にするってことなんか止めればいい


ジョギングはたのし

2008-08-07 | 徒然草

忙しい
二日酔い
睡眠不足
体調不良
仕事がある
そんなときは走らない
だから 
走るのは一月に十回もない
だけど 心はルンルン
暑くても
息が切れても
ジョギングは楽し
汗を流すは
生の証(あかし)
今を生きる実感


右往左往

2008-08-03 | 徒然草
忙しい
じっとしておれん
と思って
昨日は右へ走り
今日は左へ走った
だが
よーく考えてみれば 
自分は同じ所に居る


ぎゃあてい

2008-08-02 | 徒然草
四国路行けば
お遍路さんがぎゃあてい
何もかもがみなぎゃあてい

野にもぎゃあてい
山にもぎゃあてい
川にもぎゃあてい
海にもぎゃあてい
空にもぎゃあてい

花にもぎゃあてい
鳥にもぎゃあてい
風にもぎゃあてい
月にもぎゃあてい
星にもぎゃあてい

おはようにもぎゃあてい
おやすみにもぎゃあてい
こんにちはもぎゃあてい
さよならにもぎゃあてい
何もなくてもぎゃあてい

嬉しいときにもぎゃあてい
悲しいときにもぎゃあてい
苦しいときにもぎゃあてい
淋しいときにもぎゃあてい
切ないときにもぎゃあてい

とくあのくたら
さんみゃくさんぼだい
生きとし生けるもの
すべてのものに幸いあれ

ぎゃあてい 
ぎゃあてい
はらぎゃあてい
はらそうぎゃあてい
ぼうじそわか


ただ茫々

2008-07-30 | 徒然草
一人になると
ふと思うことがある
生きるって何だろう
過越し道
省みれば
得るものもなく
失うものもなく
ただ茫々の人生行脚
やがて来る
老先の道
望むらくは
ただひたすら生きて
老残を見せず
かつ背中を見せず
一人静かに
消えて行きたし


ジョン・レノン「Imagine」

2008-07-23 | 徒然草
 今日は人様のブログを覗いていたら、ジョン・レノンの「イマジン」という歌詞に出会った。その歌詞に感動した。下に意訳を付けてみた。普段、特に最近、自分はこのようなことを考えたことがない。自己本位の発想に終始している自分を反省した。    

      IMAGINE
  
  Imagine there's no Heaven
  It's easy if you try
  No Hell below us
  Above us only sky
  Imagine all the people
  Living for today...

  Imagine there's no countries
  It isn't hard to do
  Nothing to kill or die for
  And no religion too
  Imagine all the people
  Living life in peace

  You may say I'm a dreamer
  But I'm not the only one
  I hope someday you'll join us
  And the world will be as one

  Imagine no possessions
  I wonder if you can
  No need for greed or hunger
  A brotherhood of man
  Imagine all the people
  Sharing all the world

  You may say I'm a dreamer
  But I'm not the only one
  I hope someday you'll join us
  And the world will live as one

  想像してごらん
  天国なんてないさ
  難しくなんかないよ
  やってみてごらん
  ほら地獄なんてのもないって
  ただ空があるだけのこと
  想像してごらん
  みんな生きてる今日の日を

  想像してごらん
  国なんてものもないって
  国をなくすなんて
  難しいもんじゃないんだ
  何かのために
  殺すことも死ぬことも
  要らないんだから
  神様なんてのも要らない
  想像してごらん
  みんな
  平和に生きている世界を

  みんなは言うかも知らない
  キミは夢を見てるって
  だがこんなボクって一人じゃない
  いつかはキミも
  同じ考えをしてくれるだろう
  そして
  世界は一つの世界にになるだろう

  想像してごらん
  自分のモノなんか要らないって
  キミはできるかしら
  欲張りも空腹も要らないって
  人間ってみんな兄弟なんだ
  想像してごらん
  みんなでみんなの世界を
  共有してるってことを

  みんなは言うかもしれない
  キミは夢を見てるって
  だがこんなボクって一人じゃない
  いつかはキミも
  同じ考えをしてくれるだろう
  そして
  世界はみんな一つになって
  生きていくことだろう


痩せ蛙の痩せ我慢

2008-07-17 | 徒然草
疲れていても顔に出さず
気分ユーウツなれども外面はにこにこして
内心もうこの辺でよいかと思っても止めたいとは言わず
ふうふう言いながらの痩せ我慢

痩せ蛙  負けるな一茶   ここにあり
痩せ我慢 負けるなユーさん ここにあり



真夏のジョギング

2008-07-16 | 徒然草
とうとう真夏になりました
ビールが美味い季節です
だが飲んでばかりではいかんのです
体重が気になります
だから真夏と言うのに走り始めたんです
走れば4キロほど走ります
何も考えずに走ります
飲むために走るのか 
走るために飲むのか
そんなヤボなことは問いません
走ると汗をかきます
玉の汗ではありません
滝のような汗です
だからビールがすっごく美味いんです
走り始めて1月経った今体重は1キロ減りました
すると減量した分だけ余裕が出来たのか
ずいぶん大きな顔して飲んでいます
この男やっぱり飲むために走っているみたいです
そんなことやこんなことでビール飲んだり汗かいたり
体重の方も増えたり減ったりして
暑い夏の人生の日々を楽しんでいます
この幸せ一体いつまで続くんでしょうか
実際 正直に 心から ごく自然に
いつまでもいつまでも続いてほしいと願っています


いまいましいこと

2008-07-13 | 徒然草
考えごとしている
ひらめいた
そうだ 
そこを突き詰めれば展望が開ける
何故其処に気が付かなったか
と その時 
えらそうに鳴る電話
ちりちりちりちりちりりんりん
話済ませて受話器を置けば
思考の糸はぷっつり切れて
きれいさっぱり跡形もなし
くっそいまいましい
逃した魚は大きいぞ
帰れ戻れと叫んでみても
春の夜の夢に似て
二度と戻ってはくれません
ああいいところまで行ってたのに
ああいまいましい
座りなおして一からスタート
これって
ほんとにいまいましいじゃないですか


自分探しなんて時間のムダ

2008-07-12 | 徒然草
今の自分は本当の自分ではない
別のところに本当の自分がいる
だから本当の自分を絶えず探す
幸福の青い鳥を探し回るに似て
答えなき無駄な努力の一つなり
本当の自分なる実体は存在せず
その時その時の自分があるのみ
自分探しの旅は時間の無駄なり
無私無心無我の中に己が存する
己とは何か知ること必要なれど
本当の自分は認識能わざる存在
無限前の過去も無限遠の未来も
無限大の空間も無限小の物質も
幸福の鳥も本当の自分もすべて
同じムジナの解なき方程式なり
漫然たる自分探しは時間のムダ
この今を只ひたすら生くるべし