正月休みに南九州へバスツアーに行って来ました
熟年カップル5組10人
3泊4日のゆっくりした旅でしたが
雨続きの旅でもありました
1日目
鹿児島から指宿へ行きました
心は嬉し 胸膨らみ
芋焼酎たらふく飲んで 砂風呂へ入り
ボーリングをして遊びました
竜宮城へ来たかと思う極楽の境地でした
家内までもが乙姫様に見えました
この旅を人生に喩えれば成人までの時期でしょうか
順風満帆の青年期でした
2日目
早朝から吐き気が始まりました
朝食は一切喉を通りませんでした
トマトジュース一杯だけ飲みました
それから始まるムカムカ感
バスの中で全部戻しました
苦しいとか 苦しくないとか
苦しい人のことなど関係なく
バスは長崎鼻、開聞岳、池田湖を走ります
知覧を過ぎる頃は 座っているだけで苦痛でした
ご馳走の昼食時には一人でバスに残りましたが
一人で吐いて胃の中のすべてをカラにしました
ムカムカ感がさらに募りました
俺はここへ一体何しに来たのかと思いました
ひたすら我慢の夕刻 バスは霧島温泉に着きました
夕食も欠席し 部屋でカルカン1個食べて直ぐ寝ました
寝る前に思いました
これは二日酔いだ 自業自得だと
しかし二日酔いならいつもある頭痛がありません
人生で言えば二日目は人生の壮年期であったのでしょうが
味気ない壮年期の盛りが終わりました
翌朝まで12時間眠りました
3日目
下痢が始まりました
バスが止まるごとにトイレに行きました
3食抜いたあとの何も出ない下痢も苦しいものでした
霧島神宮、都城、飫肥(おび)、堀切峠から宮崎までのまる1日
この日は長い長い地獄の二日目でした
昼食も夕食も山のようなご馳走でしたが
ほとんど何も食べることが出来ません
食べる気がしないのです
見るだけでむかつくのです
もうヤケクソになって夕刻温泉に入りました
寒気がして早々に上がってきました
ひょっとしてこれはノロウイルスではないかと思いましたが
自分ひとりだけのノロウイルスはありえません
この旅も人生で言えば壮年期の終わりの頃でしょうか?
わけもなく苦痛の時間が続きます
この日も12時間眠りました
4日目
よく寝たお陰で少し気分が快復しました
夜中に寝汗を1升ほどかきました
この日は宮崎から綾
綾から酒泉の森、照葉大橋、青島、宮崎空港と回りました
我ながら懸命に我慢しました
我ながら懸命に耐えました
しかし気分はぐっと楽になってきました
飛行機に乗って伊丹空港に着いたときには
これはただの風邪ではなかったかと思いました
しかし風邪にしては熱も咳も喉の痛みもありません
また人生とは旅と同じことかもしれないと思いました
運が悪ければ ただ苦しいだけの人生を送る人が居ますし
一方で全然苦しくない人も居ます
ひとり苦しんでいても
他のほとんどの人には何の関係もありません
ちょっとさびしいことですが
苦しいことも楽しいこともそれを感ずるその人だけのこと
極めて個人的なことであったのです
この4日間
私個人にとっては
クソ面白くもない旅であったかもしれません
これを人生に喩えれば
人生も似たようなもんだと思えてきます
我が人生
まだ4分の1が残っていると勝手に思っていますが
残りの4分の1は気楽な人生を送りたいものですね
散々苦しんで人生の4分の3を過ごした挙句
残りの4分の1まで病気で苦しんで過ごすなんて
それはありませんよね
そんなこと 考えただけでもイヤになりますよね
老年期こそ 穏やかで苦痛や苦労のない人生であって欲しいですね
我が4日間の旅は 苦痛の旅で終わってしまいましたが
我が人生の残りの4分の1は
しっかりとした いい人生が待っていることを願います
霧島神宮、宮崎神宮、青島神宮 すべての神様に
そのことだけを祈願してきました
今年の正月は要らぬ旅して 要らぬ辛い目にあいましたが
老年期への心つもりを構築する
またとない機会を得ることが出来ました
そうです
健康に留意します
お酒は少し控えます
仕事も少しペースを落とします
そうは言っても
明日からまた 仕事!仕事!で頑張りますよ!
それが健康に一番いいうちは!
※カルカンとは鹿児島の銘菓、柔らかい饅頭のことです

