2週間ほど入院していた母親を連れてかかりつけの診療所に行きました。入院していた病院の医師から「退院したらなるべく早くかかりつけ医に行って診察を受けるように」と言われていたからです。
なにせ、母親は96歳ですので退院した母親を見て、かかりつけ医のお医者さんはとても喜んでくれました。体重、体温、血圧などを計った後、診察してくれました。そして、「体調はとても良い」と言ってくれ、「もしかしたら病院食が良かったのかも知れない」と言いました。
入院中の病院食を食べる母親です。
おかゆ、魚の切り身、野菜一品、牛乳 位でした。間食は一切なし。オヤツ、当然なし。のどの渇きをいやすために吸い口で水を飲む程度でした。
術後、体調が回復するにつれて、母親は「お腹がすいて仕方がなかった」と言いました。消化の良い食事、量は腹八分目、塩分控えめ、肉料理はなく主に魚と野菜、間食はしない こんな生活が身体には良かったのでしょう。
母親は、「体重が2㌔減った」とぼやいていましたが、今までが太りすぎだったのです。何よりも血圧が下がったのが良いと思います。これは、病院食のお蔭のようです。
翻って、私の場合を考えました。食事は、肉類が多く、しかも腹いっぱい食べる。お茶菓子は食べる。毎日、お酒を飲み、つまみをたべる。結果、高血圧、コレストロールは高い、体重が多すぎる 典型的な「生活習慣病」です。これを治すには、病院食を食べるのが良いと思います。でも、「病院食で過ごすための入院」と言うのはないようですから、困ったものです。