囲碁きちの独り言 Ⅱ

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注目される、もう一つの選挙!

2016-06-24 21:56:35 | さよなら!原発
参議院選挙が始まりましたが、私は、これと同時に行われる鹿児島県知事選挙にも注目しています。鹿児島県には、現在再稼働している川内原発があります。今度の県知事選挙では、「原発にどう向き合うか」も大きな争点となっているからです。原発の安全性を強調する現知事に、「先ずは原発を一旦止めて、再検証を」と訴える新人候補の争いです。新人の三反園候補には、原発再稼働に反対する政党や市民団体などが応援しています。ある意味では、参議院選挙の1人区での 与党と「市民は連帯 野党は共闘」 の闘いに似た構図になっているからです。
私は、三反園候補にぜひ勝ってほしいと願っています。
 
以下、参考までに、南日本新聞の記事を紹介します。
 
 
鹿児島県知事選 三反園、伊藤両氏が届け出 (2016-6-24)
 
(左)三反園訓氏、(右)伊藤祐一郎氏 (左から届け出順)
 任期満了に伴う鹿児島県知事選挙は23日告示され、無所属新人の元テレビ朝日コメンテーター三反園訓氏(58)と、4期目を目指す無所属現職の伊藤祐一郎氏(68)が立候補を届け出た。有権者が3期12年の伊藤県政をどのように評価し、県政刷新と継続のどちらを選択するかが焦点。投票は参院選と同じく、一部地域を除いて7月10日にあり、即日開票される。
 今回は九州電力川内原発(薩摩川内市)の運転継続の是非や、伊藤氏が知事公選制後初の4選を目指すため多選問題が争点となりそうだ。両陣営はともに鹿児島市で出陣式を開き、17日間の選挙戦がスタートした。現職、新人の一騎打ちは08年から3回連続。
 三反園候補は上竜尾町の南洲神社で必勝祈願後、城南町の選挙事務所で出陣式を実施した。「新しい鹿児島をつくる県政刷新の戦い」と語り、トップセールスで県内の農畜産物などを世界に売り込み県民所得を上げると意気込んだ。「原発を止めて」と激励した落語家三遊亭歌之介氏とがっちり握手した。
 支援する民進、社民の県組織や県議会県民連合の幹部に加え、自主投票とした連合鹿児島や候補一本化のため立候補を断念した反原発団体メンバーの関係者も来場。式を終えると街頭演説に繰り出し、出身地・指宿市の選挙事務所前でも出陣式を開いた。
 伊藤候補は山下町の中央公園で、出陣式を開いた。公認並みの支援を受ける自民党県連の国会議員や森博幸鹿児島市長らが応援に駆け付け、同県連の森山裕会長を皮切りに計8人が次々に壇上に立ち激励した。
 伊藤候補は、農林水産業と観光業を柱に地域振興を図り、県民の「安全・安心・安定」を実現するため幅広い施策を展開する考えを示した。さらに「鹿児島には明るい未来がある。政治で重要なのは資源の適正配分だ。未来の土壌作りへさらに努力したい」と訴えた。終了後、鴨池新町の県農協会館玄関前と県庁前でも演説して支持を呼びかけた。
 マニフェスト(政策綱領)は、三反園氏が6テーマ40項目を挙げ、「食」のトップセールスなどで所得や税収を増やすと主張。伊藤氏は146項目の幅広い政策を掲げ、第1次産業と観光を柱にした地域振興や格差是正などを目指す。
 県内の22日現在の選挙人名簿登録者数は139万8042人(男64万7769人、女75万273人)。前回12年知事選の投票率は43.85%だった。

 

 
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