昨日は映画「ヒロシマ、そしてフクシマ」の映画を観ました。主催は、さよなら原発IN所沢連絡会 など3市民団体です。

会場の新所沢公民館ホールは満席でした。
私は肥田医師に直接診察を受けたことはありませんが、医療生協の活動の中でそのお名前はよく知っていました。
今、政府は原発の最大限活用を唱え、再稼働や放射能汚染水を海に流し、放射能汚染度を全国にバラまく政策を進めています。
そんな時、肥田医師が原爆投下直後から、被爆者を献身的に治療した歴史をもう一度学ぶ必要があると思います。
「いわゆる放射線被害というものは、どんな形であれ二度とあってはいけない。どんな小さな規模と言って、専門家が安心だと言っても、すべてが嘘ですから。 放射線というものは人間の手におえない。」
肥田医師の言葉を忘れずに・・・。

解説・あらすじ
広島に原爆が投下された1945年8月6日以来、被爆者の治療や反核活動を続けてきた96歳の肥田舜太郎医師の闘いを追ったドキュメンタリー。戦後65年にわたって広島や長崎の被爆者を診療するうちに内部被曝の恐ろしさを知り、その危険性を世界に向けて訴え続けてきた肥田医師。「核の傷 肥田舜太郎医師と内部被曝」のフランス人監督マーク・プティジャンが再び肥田医師に密着し、福島原発事故の被災者たちが暮らす町での活動や、沖縄での講演会の模様を取材。平和で核のない日本の未来を願う肥田医師が、歴史から何も学ぼうとしない体制に向けて警鐘を鳴らす姿を映し出す。