地元の集会所で行われている「ふれあい食事会」にアコーディオンを担いで行きました。昼間、独居となる高齢者に、ボランティアの方々が廉価な会費で昼食を提供しています。参加者は、全部で 15人でした。
食事会に行くと、ボランティアのスタッフが、「ふれあい食事会が長く続いているそうなので、市長も参加させてもらいたい とことで来られるそうです」と言われました。そして、「市長が来るからと言って特別のことをするわけでなく、すべていつもの通り やってもらいたい」と言われました。いつものようにランチの前に、私のアコーディオン伴奏で歌ってもらいました。
いつもの通り、私の下手な伴奏で歌ってもらいました。「おぼろ月夜」「みかんの花咲く丘」「浜辺の歌」「月の沙漠」「北上夜曲」「あざみの歌」「ここに幸あり」「南国土佐を後にいて」「北国の春」と歌いましたが、市長はまだ見えません。
歌も終わりにしてそろそろ配膳にしようか という正午前に市長が秘書と運転手さんと一緒にみえました。そこで、市長を歓迎する意味でみんなで一曲歌いました。
「茶摘み」です。2番の歌詞をすこし変えました。
2 日和つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ」 の最後を
摘まにゃ狭山の茶にならぬ 所沢は狭山茶の産地です、 繰り返しで
摘まにゃ秋津の茶にならぬ
私たちが住んでいるのが「北秋津」と言う地域だからです。
藤本所沢市長が一言あいさつをして、一緒にランチを食べました。
今日のランチはカレーでした。デザートにスイカと水菓子がつきました。藤本市長は市政のことを滔々と語るかと思いきや、簡単なあいさつだけでみんなと膝突き合わせて食事を始めました。
食事の後の対話も、「体重が100㌔あって太りすぎて困る」「元は中学校の先生をしていた」「担当の教科は国語だった」とか言いながら、全員の出身地などを順番に聞きました。殆どが、市長のお母さんより年上の女性ばかりです。誰もが、生まれ育ったところの話となれば能弁です。市長との会話も自然と弾みました。
13時前退席するときも、ひとりひとり言葉を交わし、握手をしていました。
藤本市長は、自分の考えを述べることよりも、相手の話を引き出すことに意を用いている人だと思いました。こんな姿勢が選挙の時に役立つのでしょう。他人との接し方の上で、とても参考になった今日の食事会でした。