HYAKUSHOU日記

毎日の作業と暮らしといろいろの出来事

第2回歓桜会二

2010-03-16 20:43:51 | Weblog
 写真は遠方よりお越しになられたお客様でござる。
 公共機関の不便な所ゆえ、電車やバスを乗り継いでお越しになられたのでござる。
 いつぞやの記事にも書いたのでござるが、遠方からエッチラオッチラとお越しになられるお客様が多く、そのようなお客様は当然の事ながらお越しいただいたお客様全てに、会場ののったりした雰囲気の中で和んでいただくのが、拙者の希望でござりそうしていただきたいのでござる。

 ただの展示会にはしたく無いというのが拙者の希望なのでござる。
 しかし、コーシーをお出しする裏方さんの苦労は、まあ大変なものなのでござる。
 と言いつつ、拙者がしていないので推測だけでござるがの。
 カクレ娘1号と2号そして施設の応援の女性も頑張ってくれたのでござる。
 裏方さんに深く深く感謝でござる。

 どのような所からお起しになられたかと言うと、遠いところは千葉県・神奈川県で、次いで大阪・京都・三重・奈良でござり、近くでは滋賀県内の歩いて1分以内というものでござる。
 早く言うと、すぐご近所と言う事でござるな。

 今年気がついたのが、「単に桜の鉢植えが並んでいるだけ」と思われてお越しになられる方が、少なからずお見えであったという事でござる。
 お越しになられて、寄せ植えや盆景そして吸水鉢等をご覧になられて、お喜びいただけたのが嬉しい一つでござった。
 そのためか、お茶やコーシーをお出しするとまた喜んでいただけるというのもござり、これまたうれしい事でござる。

 お越しいただいたお客様の中に、「これは梅か?ボケか?」という声を聞かせていただいたのでござる。
 「今頃桜が咲いているはずはない」というこ事と、「桜の盆栽など普通あるべきものではない」ということが、そのお言葉として現れたと思うのでござる。
 然り、でござるな。
 第1日目ごろに「高知で桜が咲いた」などとニュースが流れていたのでござるからして、当然の事でござろう。

 人間、辛い事や悲しいことよりも嬉しい事の方が、脳みそに「ビビビビビ!」と来やすいようでござる。
 お客様がお起しになられて和んでいただき喜んでいただく事で、拙者が喜びを感じ力をいただいているのでござるからして、どちらが得をしているのかちょっと判断が出来かねるのでござるな。

 昨年は、「来年もあるの?」というお言葉が聞かれたのでござるが、今年は「来年も来るよ」というお言葉が多かったのでござる。
 これは、拙者にはとてつもなく大きいプレッシャーでござった。
 拙者、ともかく気まぐれ・ともかく気まま、ともかく投げ出しタイプ、というような出来のよくない人間でござるからして(アホに加えてでござる)、これから毎年する事になりそうなのがプレッシャーなのでござる。
 しかし、嬉しいプレッシャーでござるのだ。

 終わってすぐに次回のことを言うと、鬼どころか化石まで笑い出しそうに思えるのでござるが、次回は今まで旭山をお買い求めいただいた方々にも展示にご参加いただくとか、展示のために、冬の間にそれ用の桜をご予約してお買い求めいただき展示出展いただくなど考えるのでござる。
 同じなら、多くの人で楽しめればそれに越した事はないとも思うところでござる。

 「桜を買いたいのだがその育て方が不安である」という方も多数お見えでござった。
 ご説明をすれば納得されるのでござるからして大丈夫とは思うのでござるが、判らなければ携帯かメールでお問い合わせをいただけるようにしてござるのでござる。
 お買い求めいただいた以上は、やはり来年もその桜の花を愛でていただきたいのでござるが、そうすると次第に売れなくなり、「会場費も出なくなる」という事態になるのではと心配なのでござる。
 このような心配は、アホだからするのでござろうな。

 また、お買い求めにならなくても、桜の写真を写していかれる方が多数ござった。
 「これもまたうれし」でござる。
 写真ででも桜は楽しめるものでござり、写真であれば年中楽しめるというものでござる。

 会場の玄関先に置かせていただいたツクバイの苔庭も関心の対象でござったかと存ずるものでござるが、これはまだ開花寸前という事で、ちょっと鑑賞には至らなかったのでござる。
 名前は存ぜぬのでござる誰かが、ツクバイの水がこぼれる音を聞いて、「初恋の音だね」と表現されたのでござる。
 JR柘植の駅前に「中村屋」さんというかわいい喫茶店がござり、そこの店頭にそのツクバイを設置してござるのだ。
 終了の翌日である本日、倅が設置に行かせていただいたのでござるが、1輪目が開花してござったのだ。
 今週末には七分咲きかと存ずるところでござる。
 もしそれをご覧いただけるなら、その中村屋さんまで足をお運びいただきたく存ずるのでござる。

 というところで、本日は「明日の心だ!」とさせていただくものでござる。