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サンタさんからの最後のクリスマス*(プレゼント)*

2009-12-26 23:15:00 | 徒然なるままに
12月24日(木)

今年は末娘と二人きりのクリスマス*(ツリー)*イヴ。
DUNLOP杯で3位入賞で頑張った娘に、
「クリスマス*(プレゼント)*に何が欲しい?」
と聞いたら、
「包丁セット」
と返ってきた。
将来パテシエを目指している彼女には、できれば本格的な調理器具をプレゼントしたかったので、
「じゃあ、今回は間に合わないから、お正月、お年玉と一緒に奮発するからいいものを二人で買いに行こう」
「うん!」
「じゃあ、今年はクリスマス*(プレゼント)*がないけど、いいかな?」
「うん、いいよ」

と言うわけで、今年は手作りクリスマスディナーでシンプルにお祝いしておしまい。のはずだった・・・・。
ところが、末娘は、
「おやすみ・・・」
といいながら、ケーキをとりわけ、皿にのせて持っていくではないか!
『え?それって、サンタさんの分?!』

娘は小さい頃から、自分の部屋に、*(プレゼント)*を持ってきてくれたサンタクロースのために、ご馳走を取り分けておいて置くのだ。
そのために、毎年サンタさんは、夕食を控えめにして、*(プレゼント)*を置きに行きながら、真っ暗な中でご馳走を平らげて行ってくれるのだ*(汗)*

さすがに、今年はそれはないだろうと思って、油断してディナーの後にケーキを2個も食べてしまったサンタさんは焦った*(汗)*2個分もあるケーキを更に食べなくてはならないだけでなく、*(プレゼント)*を用意していないのだ!
サンタさんが焦った挙句、苦肉の策で考えた*(プレゼント)*は・・・

『16歳の教科書』と『ドラゴン桜』11巻分のセットだった。
(実はサンタさんが、仕事がらみで自分で読もうと思って買って置いた本だった。*(シャイ)*)
サンタさんからの手紙には
『来年は、いよいよ受験生ですね。
高校受験は、ピピさんの夢を叶えるための大切なハードルです。
準備運動をしっかり頑張って、大きくJUMPしてください。
今年は、その準備運動に役立つ本をプレゼントします。
日本には面白い本があるのですね!』
とあった。

翌朝、いつもは
『ママ~!サンタさんが○○をプレゼントしてくれたよ~!』
と2階から駆け下りてきていたのだが、今年は・・・。シーン・・・。

息子の時は、度付きのゴーグルだった。
プレステをお願いしていた息子は、朝、泣いていたっけ・・・。
長女の時は、『サンタの正体暴露作戦』で真夜中に目覚ましをかけて起きていた娘に、
「ママ?何やっているの?」
と見つかってしまった。
その二人に
「ピピがサンタを信じているうちは、3000円の予算内であなた達にもサンタさんが*(プレゼント)*持ってくるから。」
と言い含めてきたのだが・・・。
その↑二人も、それぞれ恋人と過ごすクリスマスを迎えるようになり、家に残った末娘も中学2年生。
サンタさんからの最後の*(プレゼント)*は、『ドラゴン桜』になるとは、サンタさんも予想していなかったことだった。

ああ、これで毎年のサンタさんのてんてこ舞いプレゼント作戦は卒業なんだなあ・・・。
20年間。良く頑張ったなあ・・・。過ぎてしまえば、楽しかったなあ・・・。
もしかしたら、子ども達はずっと前にサンタさんの正体は知っていたのだろうけれど、*(プレゼント)*欲しさもあっただろうが、信じた振りして、サンタさんを楽しませてくれていたのかもしれないなあ・・・。

末娘も、後何年もしないうちに*(音符)*背の高いサンタクロ~スが、夜の8時に迎えに来て、更に何年かしたら、*(音符)*サンタがママにKissするような幸せなクリスマスを過ごすようになるんだろうなあ・・・。