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交流

久しぶりに、GALLERYにアップ!

2005-03-26 08:36:00 | 徒然なるままに
春休み突入!
2月から3月は、忙しい上にインフルエンザトと花粉症のダブルパンチでもう、フラフラ状態だった。
明日まで、『教員美術展』が開催されている。授業で使った参考作品とチェ・ジウのデッサン2枚を出品した。
当初は、子どもが描いた作品をモチーフにした『新作』を出品するつもりでいたのだが、あまりの忙しさと体調の悪さと準備不足で、『新作』は構想止まりで出品は断念した。
その代わり、卒業式と入学式用に小学校で飼っている生き物達や式の思い出や植物をモチーフに下絵を4畳半大のブルーシートに描いた。
久しぶりに、GALLERYにアップした。

日韓合作純愛歴史ドラマへの夢

2005-03-01 18:41:00 | 徒然なるままに
現実問題として、日韓両国間に横たわる歴史の溝は日本海よりも深く、難所だらけだ。
どんな問題でも、両国間の認識や価値観が違えば本当の意味での文化交流は計れないと思う。
解決にはかなりの時間と労力が伴うだろう。しかし、今、『韓流ブーム』が雪解けの一滴となって、大きな流れに成長しようとしている。

知らないと言うことはどれだけ恥ずかしいことだろう。
知らせないと言うことは、どれだけ重い罪になるだろう。
学生時代、年上の友人から、『従軍慰安婦の手記』と言う本を借りて読んだときの衝撃は忘れられない。
私の知らない歴史上の悲劇がそこには綴られてあった。

丸木位里・俊夫妻の作品に、在日朝鮮人の悲劇が描かれてあり、大きなショックを受けた。
関東大震災のときの流言による朝鮮人への在日虐待、広島原爆投下時の、在日朝鮮人への非道な対応の仕方。
知らなかった私は、知らねばならないことを突きつけられた思いだった。

知るということは、学ぶと言うこと。
過去は過ぎたこととして葬り去るのではなく、それを認識した上で新たなる歴史を築いていかなければならない。

互いの国民性や文化は、この忌まわしい過去により、かなり長い間屈折して認識されてきたのではないだろうか。
近くて遠い隣国。でも、なんて懐かしく、解かり合える感性を持った国同士なんだろう。
それを再認識できたのが、『冬のソナタ』に始まる韓流ブームだ。
この韓流ブームを両国の文化交流の基礎固めとして定着させるために、ひとつ提案がある。
日韓合作による歴史純愛ドラマの制作だ。

構想としては、四部作構成。四世代に渡る純愛物語。
第一部は、第2次世界大戦中の従軍慰安婦と日本兵の物語。
     先に述べた手記の中にその実話があり、感動し、救われた思いがした。
     悲恋に終わるが、その純な思いは時を越えてまた巡り会う。

第二部は、安保闘争時代の日本。
     朝鮮戦争特需に沸く日本で、自分達は何のために学んでいるのか、自らを問い、権力に立ち向かっていった学生達。
     今、韓流ブームを支えている世代の多くは、その時代を熱く生きた先輩達が多いのではないか。
     Bae Yong Joon ssi扮する韓国人留学生と、日本人女子大生との純愛なんてストーリーはいかがだろう。
     まだ、両国の中には根強いしこりがあり、二人の間には難問が山積み。
     韓国人留学生は、留学中に38度線が引かれ、祖国は分断状態に。
     家族も生き別れとなり、やむなく帰国する留学生と再会を約束し、両国の架け橋となるべく活動を続ける日本女性を描く。

第三部は、現代。「韓流ブーム」以前。ソウルオリンピックか、韓国・日本のワールドカップが舞台。
     韓国ではいまだ排日主義が主流で、なかなか日本の文化を好意的に受け入れてもらえない。
     でも、若者同士は積極的に音楽やアニメなどの若者文化を通して刺激しあい、交流の輪を広げつつある。
     昔の歴史や偏見にこだわる大人達に反対されつつも、周りの根雪をとかすような根気と愛情で、恋愛を成就させていく二人を描く。
     
第四部は、未来。「韓流ブーム」後、両国はわだかまりも次第になくなり、様々なしこりもとれ、朝鮮半島の統一にむけて両国が協力体制をとる。
     韓国に亡命してきた北朝鮮出身女性と、拉致事件経験者の子どもである日本人男性が運命的な出会いをし、二人の情熱が、38度線崩壊を成し遂げる起爆剤となる。
     かくして、朝鮮半島統一は、新しい国家設立となり、エンディングは「アリラン」の大合唱。

なんて壮大なスケールを考えてみたのですが・・・。想像するだけでなんだかわくわくする一方、実際問題、すごくたくさんのハードルが延々と続いているようなめまいすら感じます。膨大な資料と取材が必要ですね。そして何よりも、偏らない『歴史認識』と公正で厳密な『歴史知識』。興味本位や安っぽい正義感、底の浅いにわか知識では、日韓合作はありえない。どちらの国からも受け入れられ支持されるなんてことはありえない。身が引き締まる思いがします。
一方で、キャスティングや、舞台となるロケ地をあれこれ悩むのもまた楽しかったりして。
実現は不可能に近いけれど、韓流スターと日本のスター総出演で世代を超えた純愛ドラマが作れたらいいなあ!

   


3月公演

2005-03-01 18:23:00 | 徒然なるままに
今日から3月。気持を新たにしてPCに向かう。
久々のDiary。このところ、忙しさと気がふさいでDiaryに書き込む心の余裕がなかった。
今日は、仕事も休みで、本当に久しぶりに、幼稚園に人形劇の3月公演本番を見に行った。
去年の3月公演のときはあの中にいたっけ・・・。
客席から見る人形劇もまた子どもたちや保護者の反応が見られて、興味深いものがある。
本編の『北風がくれたテーブルかけ』が終わって、音楽劇が始まった。
1曲目の『赤鬼と青鬼のタンゴ』のイントロが聞こえてくると、思わず身体が反応している自分がおかしかった。
2曲目の『猫バスゴーゴー』は、2年前、自宅で必死に作った猫バスが、舞台せましと行き来するのを見ているうちに、子ども達のノリノリの歌声に、なんだか涙が出てきてしまった。
お決まりの園長先生のトトロには会場がヤンヤヤンヤの大喝采。
この春入園するこのお母さん達が、「やるね、ひかり幼稚園!」と言っていたのをしっかり聞いたぞ!
極めつけは3曲目。定番の『みんなともだち』。もう、イントロから涙涙。3人分の幼稚園の思い出が一気に浮かんできて、それに、人形劇に打ち込んでいた幸せな日々がよみがえって来て、涙が止まりませんでした。
どのシーン、どの振り付けにも思い入れがあって・・・。
子ども達が元気いっぱい歌ってくれて、会場でも泣いているお母さん達がいて、改めてこの作品を作ってよかったなあと思った。
子ども達のアンコールにこたえて出演人形が勢ぞろい。
ホント、みんなよくがんばったね。
3月公演は、インフルエンザとの闘いの日々。自分がかかっても、子どもがかかっても練習を休まなければならない。本番までに全員そろって練習できた日は何日あったのだろう。

みんなに会って、「良かったよ~!」と一人ひとり抱きしめてあげたい気持を抑え、照明のメンバーに、
『元気をもらえた。明日からまたがんばれる。ありがとう』
とメッセージを伝え、幼稚園を後にした。

あの幼稚園を卒園した子ども達だ。
私の作った人形劇を見て育った子ども達だ。
きっと大丈夫。
必ず乗り越える。
大きなポプラの木がそっと私の背中を押してくれたような気がした。