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インフルエンザ再来襲!

2011-02-28 23:58:00 | 徒然なるままに
2月28日(月)

2月最後の日。千葉は朝から雨模様。午後からは霙混じりの雨になった寒い一日だった。

今日は、定期試験だったのだが、朝からインフルエンザで欠席する生徒の連絡が相次ぎ、登校した生徒の中にも体調不良を訴える生徒が後を絶たず、テストも全教科受けられないまま早退していった生徒たちからは、夕方インフルエンザと診断されたという電話の応対に追われた。

午後には、学級閉鎖が決まったクラスが出て、一斉下校となった。
学級閉鎖は今週の金曜日まで。
来週の月曜日は予餞会本番だというのに、主力の2年生のクラスが学級閉鎖とは…。

それより何より気になるのが、明後日に受験本番を控えた3年生たちだ。
前期試験に合格できず、3月2日の後期試験にリベンジをかけて頑張っている3年生。今日は大丈夫でも、潜伏期間だったとしたら、発病は試験当日になる可能性が高い。
とにかく、うがい手洗いをして、睡眠と栄養をしっかり取るように話した。

私も、うっかりうつって休むようなことになったら、壁画はもちろん、成績付けも滞ってしまい、多方面に迷惑をかけることになってしまう。

離任式までのあと1カ月、健康管理には気を付けて、お休みなしで走りぬくぞ*(グー)**(ダッシュ)*

祝*(チョキ)*脱・受験生の母!

2011-02-25 06:18:00 | 徒然なるままに
娘が高校に合格しました!*(チョキ)**(キラキラ)*

photo by toliton717 from OCNフォトフレンド

これで、『受験生の母』から脱出することができます*(びっくり2)**(ニヤ)*

毎晩、PCを娘に占領され、なかなかHPの更新も、logめぐりもさせてもらえていません*(ジロ)*が、とりあえずご報告だけ・・・。

2月中に、この2週間のドラマチックな『まとめ日記』をアップする予定です。*(ニヤ)*

現勤務校の生徒たちとの学校生活もあと1か月となり、最近、何かにつけて涙*(涙)*もろくなっている私です・・・。

3月7日の予餞会、15日の卒業式、19~21日の職員旅行、24日の終業式、そして、30日の離任式・・・。
その間にやらなくてはならないことが*(山)**(山)**(山)*のようにありますが、最後まで全力を尽くして走りぬきます*(ダッシュ)*

今週のまとめ日記 2月14日~20日

2011-02-20 22:01:00 | 徒然なるままに
長いので、目次を書くことにしました。
気になるタイトルが出てくるまでスクロールして見つけて読んでください。


2月20日(日)*(グー)*花粉症に勝つために

2月19日(土)*(笑顔)**(怒り)*『子どもの心に届くほめ方、叱り方』&『ラピスラズリ・コンサート』

2月18日(金)*(笑顔)*ほっこりした話・『龍の子太郎』

2月17日(木)2年生選択美術の『自画像』

2月16日(水)*(笑顔)*自己PR・公立前期選抜試験2日目

2月15日(火)*(鉛筆)*いさ、出陣!公立高校前期選抜試験1日目

2月14日(月)*(ペン)*進学塾のKnow Howに学べ!&『エヴァンゲリオン』仕様のヴァレンタインチョコ



*(グー)*花粉症に勝つために

2月20日(日)

今日も早朝合格祈願お百度参りウォーキングの後は、1日中演劇部の部活動だった。
生徒を下校させた後、学校に残って、残務をするつもりだったが、早めに切り上げて、陶板浴に行ってきた。
今のところ、花粉症の兆候がないことをお店の人に報告したら、
「頑張ってください!」
と言われた。
さて、どのぐらい効果があるのかは未知数だが、最近、風邪をひいて以来、睡眠を良くとることと、ストレスをためないように心がけている効果もあるかもしれない。
でも、油断大敵。花粉症の季節はこれからが本番。何よりの予防は、吸い込まないことと付着させないこと。
すっきり明るい春を迎えられるように頑張ろう!


*(笑顔)**(怒り)*『子どもの心に届くほめ方、叱り方』
 
2月19日(土)

今日は、盛りだくさんの一日だった。
まずは、ウォーキングの後は、演劇部の演技指導、午後から、コミュニティーセンターで、地区青少年育成住民会議主催の地域の方と小中高の教員・高校生も交えてのトーク大会に参加、夕方は、市立美術館で打ち合わせ、夜は、『ラピスラズリ』(リンク参照)ライブに行ってきた。
今回のトーク大会のテーマは、『子どもの心に届くほめ方、叱り方』
グループ討論、全体討論の後、コミュニケーションアドバイザーの方の公演とワークショップがあった。そこでは、『コーチング手法によるタイプ別のコミュニケーションの取り方』を学んだ。
特に、お隣同士ペアになって、親子役になり、子ども役の人がうれしかったことをひたすらしゃべり続けるのに対し、親役の人は
?『無視する』(「今忙しから後でね」と拒絶する)
?『放置する』(聞いているふりをする)
?『寄り添う』(目を見て相槌を打つ)
という3つの話の聞き方で接し、双方のその時の気持ちを発表するのは興味深い物があった。
また、子ども役はずっと握りこぶしを胸の前に出していやいやをするのに対し、親役は
?手首を掴んで力づくでいやいやを止めようとする。
?放っておく
?子役の握りこぶしをそっと包んで、子どもの動きに合わせて一緒にいやいやをする
私は、子ども役だったのだが、
?の時はすごく嫌な暴れ出したい、逃げたい気持ちになり、
?の時はやればやるほど自分からは止められないのに、気づいてもらえなくて空しかった。
?私が激しくいやいやをしたり、弱弱しくいやいやをすると、親役の人がそれに合わせてくれるのに気付くと、自分が親を振りまわしているようで、申し訳ない気持ちになった。
ワークショップの最後に、子どもを叱るときのキーワードを教えていただいた。
 『You talkではなく、I talkで』
You talkとは、『あなた』が主語で、「なんであなたは~できないの?!」「なんであなたは~なことをしたの?」という責めるようなせめる口調。
I talkとは、『私』が主語で、「私は、あなたが~してくれるとうれしいなあ」「私はあなたが~してしまったことが悲しい」というような口調。
同じことを言うのでも、受け取る側の感情が大いに違ってくる。
今回のテーマ『子どもの心に届くほめ方、叱り方』それは、子どもだけでなく、夫婦間でも、職場でも大いに活用できそうな内容だった。

夜の『ラピスラズリ』のライブは、とっても楽しかった。
今日は、2月生まれのお客さんが多く、ギター担当の前田さんがバースデーケーキをごちそうしてくださり、お誕生会ライブのようになった。私は7月生まれなのだが、長女が2月19日生まれだということで、ケーキにデコレーションされたホワイトチョコのプレーと付きケーキをごちそうになってしまった。
今日のメニューは、大人の恋の歌が多く、お酒つながりのメドレーだった。
アップテンポの今どきの歌もいいが、昭和のメロディアスなゆったりした歌は、歌詞の内容も聞き取りやすく、思わず歌の世界に引き込まれてしまう。
何より、生歌、生ギター演奏が耳に心地よい。『カサブランカ・ダンディー』て、こういう歌だったんだ~とかも持ってしまった。これを初めて聴いていた頃は、まだお酒も飲めないような少女時代。でも、こういう歌の内容が分かるような年齢になってしまったのだなあ・・・。これって、単に年をとったというよりは、それだけいろんな思いを重ねてきたんだということで。私も『違いがわかる大人』に成長したのだなあ…と思った。
改めて聴くと、昭和の歌にはいい歌がたくさんあるなあ…と思う。娘の受験が終わったら、カラオケに行って歌いまくるぞ~!!


*(笑顔)*ほっこりした話
 
2月18日(金)

今日、1年生の美術で、手のデッサンをした。その時に、ひょんなことから、『龍』の話になり、話の流れで、『龍の子太郎』の話をすることになった。
 クラス32人は誰も『龍の子太郎』の話を知らなかった。でも、はしょってあらすじだけの私の話をみんな真剣に聞いていた。
 『ナルニア国物語』にも似たようなくだりがあるのだが、そこは、ネタばれになるので内緒にしておいた。
その話を同僚に話したところ、その先生も知らなかったのだが、よっぽど気に行ったのか、
「私、帰りに『龍の子太郎』の絵本、買って帰ります」
と言って帰って行った。
 今日は、その先生からすごく気持ちが暖かくなる話を聞いた。
 給食の時間に、部活の生徒(女子)がいる班で一緒に食べていたら、その女子生徒にかなりきつい口調でいろんなことを言われた時、一緒に食べていた男子が
「お前、先生に対してそんな言い方はないよな」とか、
「先生だって頑張っているんだろう?(日程的なことで)できないことはしょうがないじゃないか」
という感じで、女生徒をなだめながら、先生のことを援護射撃してくれたというのだ。
女生徒は、先生が何を言っても受け付けない様子だったのだが、周りの男子生徒に指摘され、自分がかなり無理難題や乱暴な口調で言っているということを少しは理解したらしい。
 その男子生徒は、普段はかなりやんちゃな生徒で、自分こそ暴言を吐きまくっているのだが、その生徒が見かねて援護射撃してくれるくらいだから相当なものだったのだろう。
 その先生は、とても感激して私に話してくれたのだが、聴いている私も、心が温かくなった。その男子生徒はまた、先日行われた『職業人に学ぶ』でお世話になった方々に、生徒たちからのお礼状と、私が取材して作った「学年便り」の『職業人に学ぶ』特集号をお送りしようとしていた時、私のミスプリントを見つけてくれたのだ。あのまま気付かずに送付していたら、大変失礼にあたることになっていたのだ。
 そんな話を教頭に話したら、教頭が
「ぜひ、そのことを○○君のお母さまに話してあげてください」
と言って下さったので、さっそく電話をしたところ、お母様は大変喜んでくださっていた。
 私も、わが子のことではいろいろな思いをしてきたので、苦情の電話かと思ったら、子どもの良いことを聞かされた時の安堵感と喜びは、痛いほどよくわかる。
 今日は、夜、『ジンギスカン』を食べに行くことになっていたのだが、体調不良や生徒指導が入ったり、進路指導などで突然いけなくなった先生がいて、女性では私一人の参加となってしまったので、丁重にお断りすることにした。残念。
 でも、残業しながら良い話が聞けて、心がほっこりして帰宅することができた。


*(鉛筆)*自画像

2月17日(木)

今日、2年生の選択美術で自画像を描かせた。やんちゃ坊主がいる班は、相変わらずうるさかったので、私がその班に入って、生徒をモデルにデッサンを始めた。
 最初書き方が分からなかった生徒たちも、私の描き方をみよう見まねで書き出し、みんな結構集中して課題に取り組んでいた。
 5分でさらさら生徒たちの顔をそっくりに描きだして行く私に、
「先生、今度、俺を描いて!」
とたちまち順番待ちができ、でも、しっかりモデルを務めてくれるので、私も描いていて楽しかった。
「○○君、まつ毛が長いね~」
「○○さんの輪郭線、きれいだねえ。特にほっぺから顎にかけてが」
なんて言いながら描いていると、『自画像』を描くと言っただけで拒絶反応だった生徒たちが真剣に鏡を見つめて、自分と向き合っていた。
 これで、私の受け持つクラスの生徒の全員の自画像が全部集まった。この週末は作品添削に追われることになるが、大変だけど、楽しみだ。


*(笑顔)*自己PR

2月16日(水)

今日は、公立高校前期試験2日目の面接・作文の日だ。

娘は、昨日の自己採点の結果があまりにもひどかったので、昨夜からやる気を失くしたというか、意気消沈状態と言うか、『自己肯定感』が持てないと言ったようなドヨヨ~ンとした雰囲気で、元気がない。
早起きはしたものの、口数少なく朝ごはんをちょびちょびつまんでいる娘に、聞いてみた。
「今のピッピは、自己PRなんて気分じゃないだろうから、ピッピのお友達のいいところを聞かせてよ。まず、○○ちゃんは?」
と言う感じで、娘の友達や身近な人、家族など思いつくままあげていくと、娘は、いちいちていねいにちゃんと答えてくれた。
その視点の的確なことと、暖かさになんとなくほっこりした。
最後に、
「ママはいつもピッピに怒られてばかりのダメママだけど、なんか一つくらいはいいとこあるかなあ?」
と聞いたら、
「ママは頑張りや。でも、時々、いらないことまで頑張りすぎるところがだめ。
あと、ママの専門知識は役に立つ」
「それって、ママの仕事に対して?」
「それもだけど、お兄ちゃん、お姉ちゃん、私たち子どもにとっても、ママの生徒たちにとっても、ママが教えることは役に立つ」
と言ってくれた。

私はいつも末娘にはうるさがられ、ウザがられて、
「友達の前や、家でまで先生の顔しないで」
とか、
「ママは教え方が下手。すぐ脱線して話が長くなるし。お兄ちゃんの方が教え方は上手だよ」
「何時代の話しているの?今時そんなやり方通用しないよ」
とか、けっこう辛辣なのだが、そんな娘から
「ママから教えられたことは役に立つ」
と言われたことは、何よりもの褒め言葉だった。

「ピッピは、周りの人のいいところも悪いところも、的確に、それでいて、温かい見方ができる人だから、きっと自分の自己PRだって、ちゃんとできるよ。自信持って行きな。入・退室のとき、敷居を踏まないことと、笑顔を忘れずに!」
心持元気になった娘は、誘いに来てくれた一緒に受験をする友達と試験会場に向かって行った。

ああ、これでだめだったら、3月2日の後期試験までモチベーション維持して、リベンジしなくっちゃ!

頑張れっピッピ!!結果発表は22日だ!!!


今日は、5・6時間目の総合の時間にNTTドコモの方を講師にお招きして、子どもたちを『サイバー犯罪』から守るための『ケータイ*(携帯)*安全教室』と言う講習会があった。

携帯電話は便利な道具だが、使い方を誤ったり、だまされたり、いたずら半分で使うと。大きな事件に巻き込まれたり、高額な金額を請求されたり、周りに迷惑をかけ、友達を失ったり、自分自身が怖い目に会うというようなことを、再現ドラマ仕立てで見た。
生徒たちの反応は今まで知らなかった怖さを知って、気を付けて使わなければならないことをドラマでシュミレーションでき、学べて良かったというような内容のものが多かった。
中学生の携帯電話の所有率は、うちの学校の1年生100人中30%(親との共有も含む)だった。
中学生のうちは自分で購入することも、使用料を支払うことことだってできない。
買って与えるのが保護者なら、しっかり使用上の注意と、マナーと、これはおもちゃではない料金が発生するものなんだということを、家族でじっくり話し合ってから携帯電話を持たせるかどうか決めてほしいと思う。


*(鉛筆)*いざ、出陣!

今日は、公立高校前期選抜試験1日目。
朝から合格弁当作りに精を出し、家から1時間半もかかる高校まで受験に行く娘を送り出した。

自分が受けるわけでもないのに、なんだか今日は一日時間ばかり気にして過ごした親バカだった。

夜。果たして、娘の今日の結果は…?
受験校からまっすぐ塾に行き、自己採点をやってきたところ、聞いたことのないような点数だった。
「えっ?」
まあ、本人が一番ショックを受けているので、
「まあ、今日のは模擬テストだよ。あなたの本番は3月2日。でも、3日つ2日に必ずリ万事できるように、明日の面接と作文は何が何でも頑張りなさいね!」
ト励ましたものの…。 
ああ、受験生の母はいつ脱出できるのだろうか…。
後期もだめな時は、私立に納めるお金を用意しなきゃ…。*(ショック)*


*(ペン)*進学塾のKnow Howに学べ!

2月14日(月)

午後、今日は、職員研修で、なんと、進学塾の先生が来て、やる気のない生徒へのアプローチの仕方の講義を受けた。

我が校の英語と数学科の先生が模擬授業をして、良い点や改善点などのアドバイスを受けたり、塾の先生の模擬授業のビデオを見たり、最後は塾長の模擬授業を参加者全員が生徒になって受けるというようなことをした。

講義を受け終わってみて、私は学ぶところはたくさんあると思った。
特に、教室の中には、勉強好きな子やわかる生徒ばかりではないということは、塾も学校も同じだ。
特に、塾は、親が金を払い、勉強ができないから塾に行かされている子どもが多い。
成果が出なければ、また、塾の先生とうまが合わなければ、その生徒はやめてしまうのだ。
反対に、成績が上がり、面倒見がよいと評判が良ければ、その生徒は友達にも勧め、入会してくる可能性だってある。
そのためにも、やる気のない生徒たちにも、あの手この手でヤル気を出させ、解るようになるまで面倒をみる目配り、気配り、神経の使い方、教えるテクニックは、さすがだと思った。
私も以前、補習塾の講師をやっていたが、中学生に掛け算、割り算から教えなくてはならない大変さは痛いほどよくわかる。

でも、実際の現場では、生徒一人しとりに対応することは不可能だ。せいぜい、習熟度別に2つのクラスに分け、遅れ気味の生徒は少人数教室で基礎だけは学習するぐらいが関の山だ。
学年が進むにつれて、2極化していく学力と、ドロップアウトして行く生徒たちの受け皿やフォローがない学校現場、深刻な全国的学力低下…。

塾のknow Howを学ぶなんて付焼刃的な対策ではなく、もっと根本的なカリキュラムの見直しと、教員の指導力アップを図るべきだと思った。

とにかく、生徒は、学校に来ているのだ。こちらの教え方が悪かろうが、冷たくあしらおうが、生徒は自分のクラスの自分の席に座ってくれているのだ。
『わかるようになりたい』
『できるようになりたい』
『今のままではだめだと自分でも思っているけれど、何から手を付けていいのかわからない』
生徒はSOSを出しているのだ。
たしかに、学校現場では、勉強以外の生徒指導面でもやることはいっぱいある。

『教えてやっている』と言う視点ではなく、『学力を付けてあげたい』と言う視点で生徒を見なくてはならないと思う。
できない生徒を点数で切り捨てるのではなく、答え丸写しのワークを提出させてOKではなく、生徒とじっくり向き合って、持っている力を引き出してあげること。
それが『生きる力』を付けてあげる『義務教育』に携わる、それで給料をもらっている教員の仕事だと思う。


今日は、バレンタインデー*(ハートチョコ)*
毎年、手作りチョコをくれる受験生の娘がくれたのは、エヴァンゲリオン仕様のチロルチョコだった。ありがとう~*(酔払い)*
でも、私の好きそうな台詞の包み紙につつまれたチョコはもったいなくて食べられないよ~*(汗)*
明日は受験本番。頑張れピッピ!    


風邪から復活!溜まっちゃった『まとめ日記』

2011-02-13 14:48:00 | 徒然なるままに
3連休ド真ん中は、映画*(映画)*のはしご!

2月12日(土)

3連休ド真ん中。
朝になったら、雪は消えていたので、予定通り演劇部の部活動をした。
予餞会当日まであと1カ月もないというのに、私が予餞会実行委員会や体調不良で部活動に出られなかったので、じっくり見てあげるのは連休中しかなかったのだ。

午後からは、学校の近くの映画館に行った。
『僕と妻の1778の物語』*(映画)*と言うSF作家の眉村卓氏と悦子夫人との実話を基にした映画だ。http://www.bokutsuma.jp/index.html

眉村卓氏のSF小説は、中学時代からの大ファンで、特に、NHKの少年ドラマシリーズの原作にもなった『なぞの転校生』『まぼろしのペンフレンド』は夢中になって読んだし、見た次の日はクラスや部活動のメンバーで再現ドラマをして遊んだものだった。

映画を見終わって、なんてうらやましい夫婦だろうと思った。
お互いを気遣い、思いやり、励まし、お互いを必要とする関係。
相手のために、自分できる精一杯を尽くす、それが、末期ガンにかかった妻を笑わせるために、毎日一作品笑える小説を書くこと。
『笑うことで免疫力を高められる』と言う医師の言葉を信じて…。
毎日一作品書くということは、実際どんなに大変だったことだろう。
余命一年と言われた悦子さんも、本当によく頑張って、5年間も闘病を続け、1778話も卓さんに話を書かせ続けたものだと感心する。
常に卓さんの最初の読者であり続け、1778話の短編小説は悦子さんのためだけに書かれたお話だ。卓さんは、悦子さんの笑顔、笑い声を見たくて聞きたくて…。ただそれだけのために。

やがて、死が二人を分かつとも、お互いを思い、必要とする関係こそ、純粋な夫婦の姿なんだなあ…と思った。
そして、物を生み出す、作り出すエネルギー源は、やはり『愛』なのだということも。

悦子さんのご冥福と、卓さんのますますのご活躍をお祈りしております。

草薙君と竹内裕子さんも熱演でした。


それから、今日はもう1本映画をはしごしてきた。
『太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~』http://www.taiheiyo-no-kiseki.jp/index.html
ドン・ジョーンズの長編実録小説『タッポーチョ「敵ながら天晴」 大場隊の勇戦512日』を原作とした 2011年2月11日公開の日本映画。

私は、先日、TVの特番で、この映画のモデルとなった方と、主演の竹ノ内豊さんとの対談シーンを見た。
あのサイパンでの戦いで生き残った方が、この映画の試写会を見た後、竹ノ内さんに
「よくこの映画を作ってくれました。ありがとうございます」
とおっしゃり、竹ノ内さんも
「私たちを守ってくださって、本当にありがとうございました」
と二人は泣きながら握手をしていたシーンが印象的だった。

私は新婚旅行でサイパン・グアムに行ったときに、大きな衝撃を受けて帰ってきた。
ツアーで回る観光名所は、ほとんど激戦地や墓地、自決場所、置き去りにされた日本軍の大砲や戦車の前での記念撮影。現地ガイドの人は集団自決の生き残りの方で、当時の様子を生々しく解説してくださり、行く先々で、慰霊の花輪を買わされて、黙とうを捧げてきた。

マニャガハ島(別名軍艦島)に行く途中のグラスボートの下には、機首が折れて今や魚の棲みかとなったゼロ戦が沈んでいた。島には名前そのままに、置き去りにされた潜水艦が打ち上げられたままだった。
何より悲しかったのは、『バンザイクリフ』だった。
美しすぎるその絶景は、当時水平線を埋め尽くすようなアメリカ軍上陸を前に、現地の人々までも巻き込んで、
『天皇陛下万歳』
と叫んでたくさんの人が身投げをした崖なのだという。
極めつけは、日本に向けて、たくさんの爆弾を積んだ飛行機が飛び立っていったという滑走路。

『南の島の新婚旅行』気分で来てしまったことを大いに後悔し、反省した旅だった。
今度来るときまで、しっかり歴史を勉強し直してから来ようと思った。


あれから、25年が経った。
この映画をやると聞いた時、見なければならないと思った。

感想は・・・・。

この映画を作ってくださって、ありがとうございました。

今日は奇しくも、亡くなった祖父の誕生日。
私にとっては、とても意味深い、大切な日となりました。


*(雪)*三連休初日は*(結晶)**(結晶)**(結晶)*

2月11日(金)*(結晶)*

今日は、バスケ部*(バスケ)*1年生大会の準決勝と決勝の日。
朝から雪が降っていたが、娘を塾に送った後、約束通りに会場に向かった。

準決勝は辛くも逃げ切り、決勝に進んだ。
でも、さすがに決勝まで残ったチームだけあって、簡単には点を取らせてくれない。
ディフェンスも、何本も手があるように、あちらこちらから手が出て、持っていたボールをはたき落される。
ボールが相手チームに渡ったとたん、確実に運ばれてゴールを決められる。
同じ中学1年生なのに、体格だって、そんなに変わらないのに、強い。
私も、目の前で見事ゴールを決められるたびに、悔しいというよりは、思わず、「上手い!」とほめてしまうほどだ。

でも、1年生たちは最後まであきらめずによくがんばったと思う。
なんてったって、準優勝だ!
来月号の学年だよりに、各部活動の1年生大会の活躍の様子を大きく特集してあげよう!

会場を出ると、積もってはいないが、どんどん雪が降り続いているので、今日はこのまま帰宅し、借りていたDVDを見ることにした。

昨日見たディズニー版の『ナルニア国物語』より前に制作された、イギリスBBC制作の『ナルニア国物語』を見た。http://www.wlpm.or.jp/life_st/title/narnia/narnia.htm

私は、原作を全話読んでいるわけではないが、私は、こちらの方の作り方が好きだと思った。
ディズニーも、現代の3Dなどの最新テクニックを駆使し、より迫力のある、壮大でドラマチックな映像になっているが、それだけに、現実味に欠けるような気がした。
BBCの方は、アニメとの合成など今見ればチャチな感じはするが、キャラクターはぴったりだし、当時の戦い方がこちらの方が現実味がある戦い方だったりする。

どちらもそれなりの良さがあるので、後は見る人の好みだろう。

一緒に並んでいた「ナルニア国物語」のススメ C.S.ルイス物語のDVDも借りて見たが、こちらもなかなか面白かった。

改めて、『ナルニア国物語』の原作を読んでみようと思う。



*(映画)*『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』http://movies.foxjapan.com/narnia3/

2月10日(金)

今日は、なんと、映画の試写会が当たったので、退勤後、本日は仕事が休みの妹と映画を見に行った。

今回の『ナルニア国物語第3章』は、3Dで、なかなか迫力のあるシーンが展開されていた。
これはやはり、劇場の大画面で、3Dで見てこその映画だと思う。
いろいろネタばれになるので、ここで多くは語らないが、アスラン(ライオン)かっこよかった~~~*(ハート6つ)*
でも、私的にはネズミの隊長のリーピチープが好き*(ドキュン)*


*(映画)*『ファンタジア2000』

2月9日(木)

今日は、先週に引き続き2年生の選択美術で『ファンタジア2000』を見た。
でも、今日は、イメージ的なものが中心だったからか、特に男子の集中力が今一つだった。

今日はたまたま、同じパソコン室にITコーディネーターの先生とPTA広報誌担当の保護者の方がいらっしゃり、私の授業を聞いてくださっていた。
授業後、お二人が私の授業についていろいろと感想を聞かせてくださり、とても褒めてくださったのがうれしかった。


昨日の病院の薬がだいぶ効いて、今日はなんとか放課後の予餞会実行委員会までは元気だった。ところが、生徒完全下校後、日直で校舎を廻っているうちに、やっぱり調子が悪くなってきたので、学校日誌提出後は、早めに退勤し、夕食のビーフシチューを作って、薬を飲んで寝ることにしよう。
とにかく、治りがけが肝心。『風は寝て治せ』だ。


*(すっぱい)*風邪ひいた~

2月8日(水)

朝から調子が悪い。熱なんか35度1分なんて、私は変温動物かってぐらいふざけた低体温なのに、全身寒気がひどい。
運転していても、ワイパーかけても曇っていると思ったら、私のメガネが曇っていたのがわからないぐらい、朦朧としている。マジ、危ない。
授業中も、立っているのがつらい。
数学の時間は、日のあたる窓際に寄り掛かっていた。なんとなく、生徒にうつしそうだったので、今日は、あまり生徒に近寄らないようにしていた。
美術の時間は、自画像や、友達の顔を描く内容だったので、座って私も生徒の顔を描いていた。
人の顔を描くのは好きだ。
生徒たちが寄ってきて、いろいろほめてくれたり、自分も描いてくれと言っている声が遠く聞こえていた。

5,6時間目は、体育館で予餞会の練習だということで、給食の後、年休を取って退勤し、病院に行った。

3時間待たされて、インフルエンザの検査もし、薬局を出たのは5時だった。
帰る途中で、ラーメン屋により、生ニンニク3個ともしぼりかすごと入れて食べ、帰宅するなり薬を飲んで、即寝ることにした。

娘の高校入試は来週の火曜日。
つくづくインフルエンザでなくて良かったが、普通の風邪でもこの寒気はつらい。(病院で測ったら37度2分だったが)
はやく治して、明日は復活できるように、まずは寝る!『風邪は寝て治せ』だ!!


*(鉛筆)*自画像&友達の横顔
 
2月8日(火)

1年生の美術では、鉛筆で自画像と友人の横顔を描いている。
先週は3年生の選択美術の生徒たちが『15歳の自画像』として取り組んだ。
皆、まじまじと自分の顔を見たことなどなかったのだろう。最初は抵抗があったようだが、一生懸命描いていた。
今日の1年生のクラスも同様だったが、おしゃべりしながらも、一生懸命描いていた。
私も、何人かの生徒たちをモデルにクロッキーをした。
楽しかった。やっぱり、私は人物を描くのが好きだなあ…。

夜、寒気がするので、早めに就寝することにする。


*(ショック)*腰が抜けたら寒気がして・・・。

2月7日(月)

今日は、朝からまずは出勤前に、自分の子どもの志願理由書のことですったもんだがあった。
月曜日なのに、遅刻ギリギリで出勤したとたん、先週の金曜日に面接練習をした生徒が、私に志願理由書を渡したきり、返されていないと言うので、パニックになってしまった。
今日の午後出願までに、それがないと書類不備で翌日出願になってしまう。
ただでさえ、ここから1時間以上かかる学校への出願だ。

私はあの日預かった覚えはなく、むしろ、一緒に渡した資料と一緒に渡したはずだが、その資料は家にあるという。

私が机上や引き出しを探し回っている間、担任の先生が生徒を連れて、自宅に捜索に行った。

30分後、家に私が渡した資料と一緒にあったと、報告があった。
私はその場にヘナヘナと座り込んでしまった。

その生徒は、まあ、なんとか無事に午後からの出願に行ってきたようだった。

でも、私は朝からなんだか体調がおかしくなって、週案を提出する頃には冷や汗ばかりが出るので、はやめに帰宅し、寝ることにした。


*(バスケ)*バスケ部1年生大会

2月6日(日)

今日は*(バスケ)*バスケ部の1年生大会があった。

普段はおとなしいタイプの生徒たちだったが、バスケになると顔つきも動きも別人のようだった。
1,2試合とも勝ち、試合内容も、見ていて、好きとするような鮮やかなパス回しやシュートだった。
この調子で来週の準決勝と決勝を決めてほしい。

ガンバレ!バスケ部*(バスケ)*


午後からは、大学時代の友人のグループ展を見に、東京に行った。
今日が最終日の搬出間際に行ったので、あまり話せはしなかったが、相変わらず、きれいで若々しく、自分の作品作りを続け、こういう場所寝仲間たちと共に自分の作品を発表し続けている彼女がまぶしかった。

私も、『今年の自分の絵』を描きためようと思いながら、、なかなか時間がとれない。いや、違う。描いていないのだ。
友人と一緒に出品してる他人に、どんな時に発想がわくのかと尋ねたら、
「下地をぬっている時にイメージが湧いてくる」
と言っていた。
私は描きたい絵が決まると下地に入るのだが、彼のその言葉はすごく印象に残った。

イメージ・・・。もっと頭を柔らかくしなくっちゃ!


*(トロ)*講師仲間とお食事会

2月5日(土)

今日は美術の講師仲間でお食事会をした。
場所は、前任校の近くにある、古い民家を改装した雰囲気のある和食処。
女4人、開店と同時にお店に入り、3時のランチタイム終了まで、よく食べ、飲み(コーヒー)、よくしゃべった。
お互い、講師という立場や、子育てをしながらの仕事の話など、共通項がいっぱいで、話は途切れることがなかった。
来年度の採用がわからないという不安定な立場も共通なので、お互いに採用が決まったらまた会うことを約束して別れた。

私は、駅まで友人を送った後、前任校に立ち寄り、長いこと借りていた生徒の参考作品を返しに行った。
校庭では野球部が練習をしていた。顧問の先生に、
「みんな、頑張っているので、練習見て行ってください」
と言われたので見に行ったら、遠くからでも私だとわかったのだろうか、皆、一斉に並んで帽子を取り、
「○○先生!こんにちわー!!」
と挨拶をしてくれた。私も大きな声で、
「みんな、頑張ってね~!!!」
とエールを送ったら、
「ありがとうございまーす!」
と返事が返ってきた。
なんだかすごくうれしくなって、元気が出た。

たった1年間しかいなかった学校だったけれど、みんな覚えていてくれて、挨拶してくれのがうれしい。

今の学校の生徒達も、
「先生、子ども何人いるの?」
「3人だよ」
「3人もいるのに、来年はどこの学校に行くか決まってないの?」
「3月にならないと分からないの」
「来年もこの学校にいられないの?」
「うん、1年契約だからね」
「みんなで校長先生に頼みに行っても駄目なの?」
「校長先生でも難しいと思うよ」
なんて話が、給食のたびにあちこちのクラスでかわされている。
みんなが、まじめに私のことを心配してくれるのがうれしくて切ない。

さて。今年はどうやら本当に難しいらしいので、とにかく、どんな採用になっても、また、採用がなくても、全て前向きに受け止め、マイナスをプラスに転嫁して頑張るしかない!

まずは、目の前の仕事と、残された任期を元気に一生懸命こなすことにベストを尽くそう。

脱花粉症?!陶板浴効果(私の場合)

2011-02-05 22:19:00 | 徒然なるままに
2月2日(水)

今日は、正直、昨日の落ち込みで、気持ち悪い、だるい、熱っぽい感じはあったのだが、そんなこと言っている場合ではなかった。学年の担任がインフルエンザと風邪で2人休み、他にもお休みの先生がいて、まさに八面六臂の動きで、じっと座る暇もなく(給食も5分で食べた)清掃監督に至っては、一人で9か所もまわるという神出鬼没状態だった。

気持ちが落ち込んでいると免疫力も低下してしまう。
にもかかわらず、今日は、インフルエンザ予備軍のような生徒たちと至近距離で数学を教え、その子たちは、午後早退したかと思うと、夕方にはインフルエンザだったという連絡が入るたび、戦々恐々とする私なのであった。
退勤時には、熱っぽい先生、寒気のする先生、鼻声の先生たちが、次々に退勤して行き、職員室には加湿器もなく、風邪菌だらけのようだった。

月曜からインフルエンザでお休みした先生が、熱が下がったとTELをくれたのだが、39.5度も熱が出て、瀕死の状態だったという。
大人の38度以上の熱は、天井はまわるは、身体の節々は痛むは、それはそれは過酷な状態だったことだろう。

とにかく、気合いと気力と免疫力で、インフルエンザなんかぶっ飛ばして頑張るしかない!
と、私も早めに退勤し、陶板浴に入ってきた。
明日は節分。毎年、立春前後に花粉症の兆候が出るのだが、今のところ、おかげさまで花粉症の兆候もない。
これも、陶板浴と夕顔入り青汁の効果かな?
今年は去年の20倍だとか。これで今年もマスクなし、鼻炎カプセルなしで過ごせたら、マジで恐るべし陶板浴効果だと思う。

遠い春・・・

2011-02-05 07:16:00 | 徒然なるままに
2月1日(火)

今日から2月。
私の現勤務校での任期もあと2カ月を切った。
そして、末娘の公立高校入試まであと2週間。
この2カ月で、我が家の様々なこれからの運命が決まって行く大切な2カ月だ。

そのしょっぱなに、ショックなことが2つあった。
まるで私にとっては同時多発テロだ。

まずは、私の来年度の採用について。
現時点では、今のような常勤での中学美術講師としての採用は、来年度は厳しいらしいということ。
あらゆる意味でどんな採用形態についても、プラス思考で考えなくてはならないようだ。
まあ、今までだって、ありえない採用に対しても究極のプラス思考で、全てを受け止め、誠心誠意ベストを尽くし、どんな困難にも負けず、逃げず、あきらめず、全力でぶつかってきたという自負はある。
今では、今度はどんな学校で、どんな試練が私をさらに成長させようと待ち受けてくれているだろうかと、楽しみにしているぐらいだ。

とにかく、私は所詮、『将棋の駒』なのだ。1年間契約の任期が切れれば、すべて「ご破算で、願いまして~は・・・」とリセットされ、『空き』が出たところの『穴埋め』に使われる駒。
百歩譲って、現場では、そうゆう融通のきく穴埋め(使い捨て?)要員講師がいてこそ成り立っているという過酷な現状はあるのだが…。
それに、今のご時世、仕事があるだけでもありがたいことなのだ。

まあ、自身を否定され、拒絶されてのことではないらしいのは確かなので、まさに、
『人事を尽くして天命を待つ』
私にできることは、現勤務校での任期満了まで、『発つ鳥跡を濁さず』の精神で、精いっぱい自分の仕事をやりきろうと思う。
そして、4月。どんな採用になろうとも、プラス思考で受け止めて、新たな出会いの場に明るく元気に飛び込んでいこう。


ショックなこと2つ目は、末娘が私に黙って、志望校を変えて願書を書き、担任の先生に提出していたのだ。
今、私は、毎日放課後、公立高校入試に向けての面接練習をしている。
今日も、選択美術を受けてくれている生徒にいろんなアドバイスをして来たところだった。
さて、我が家の受験生は、ちゃんと『志願理由』を言えるだろうかと、
「『志願理由書』は、先生に見てもらったの?」
と声をかけた途端、
「志望校、○○高校にしたから」
「え?!いつ?なんで?」
「第一志望は、無理だってわかったから。」
「でも、○○高校は、家からバス電車歩き含めて1時間20分はかかるよ」
「がんばる」
「で、その高校じゃなきゃいけない志願理由は何?」

その理由は、私がすんなり納得できるようなレベルのものではなく、ましてや入試の面接試験にだって通用しないような内容だった、

その後は、二人でケンカ腰のような感じになって、
「とにかく、試験を受けに行くだけでなく、3年間通いきれるかどうか、出願に行く前に、もう一度自分の足で確かめて来い!」
と言うことで、今度の土曜日、朝の8時にはその高校に着いているようにもう一度行ってみることにした。

まさに、『灯台もと暗し』
よそ様の子の進路相談より、自分の子どもの進路相談だった…。
でも、教え子たちの様子を見ていても、肉親同士だと、成績やお金の問題も絡んでくるとかなり気まずくなるようで、どこの家庭も修羅場はあるようだ。

思えば、長男の時も、長女の時も、それぞれ、修羅場はあったなあ・・・。

『人間、いたるところに青山あり』
と言いきれるような充実した高校3年間を送ってもらえれば、親としては満足だと言うことは、娘にも話はしていた。
でも、入学願書を清書する段階で、志望校を変えることは、私には何の相談もなかったのだ。
娘に言わせれば、それを今日言うつもりだったのだが、私から先に言われてしまったのだという…。

なんだか一気にやる気がなくなって、ばかばかしくなってしまい、寂しさと自分自身への情けなさで、どんどん落ち込んでしまった。

ああ、これをどうプラス思考に変換して浮上することができるだろうか・・・・。


1月中に間に合わなかった、1月分のまとめ日記

2011-02-04 01:22:00 | 徒然なるままに
*(青ざめ)*インフルエンザ襲来!

1月31日(月)

ついに、1年生にインフルエンザにかかって休む生徒が出た。その上、午後には生徒だけではなく、担任の先生までインフルエンザだという知らせが入った。

各学年の先生方も、予備軍のような症状の人たちがマスクをしながらしんどそうに授業をしていた。

私は今のところ元気だが、数学のTTと言う仕事上、生徒と至近距離で接する機会が多く、今日も、午後になって早退していったような風邪引きの生徒に何人も接触している。

学校のFAXには、次々と近隣の小中学校や幼稚園・保育園の学級閉鎖の知らせが入り、聞いているだけで、こちらも熱っぽくなってきそうだ。

今日は、代表委員会で、保健委員会の顧問でもある私は、
「保健委員のプライドにかけて、うがい・手洗い、換気を呼び掛け、学級閉鎖を阻止しよう!」
と呼びかけた。

帰り際、ほとんどフラフラ状態で帰って行った学年主任が心配だ。主任まで倒れると、残りの学年職員フル稼働だ。こういう時に生徒たちに事故や事件が起こるので、気を引き締めて頑張らねば!


*(酔払い)*若返り?若づくり?

1月30日(日)

今日は、ようやく白髪染めに行ってきた。
演劇部の生徒にも
「先生、そろそろヤバイっすよ!」
と言われていたのだが…。
何より、先日、娘に生え際を見せたら、一瞬でフリーズしたかと思うと、痛そうな顔をして、
「いろいろ心配をかけてごめんなさい。ご苦労様」
と頭をさげられてしまったのだ。
そんなにショックだったのだろうか・・・?

翌日も、学年だよりを徹夜で仕上げた朝だったからか、
「ママ、老けたね」
とか言われて、どっと落ち込んでしまった。
たしかに、疲れがたまったり、寝不足になると、それが目元に出てしまうようになった。
以前はちょっと隈が出たぐらいで、一晩ぐっすり寝れば治っていたのだが…。

そんなわけで、1ヵ月半ぶりぐらいで、白髪染めと今回は地肌のクリーニングもやってもらった。

もう、すっきり黒々した健康な髪の毛を取り戻し、気分も10歳は若返った感じ!
私のことを『42歳』だと信じているかわいい生徒たちと、いつも元気で若く見えるママでなきゃ嫌だという娘のために、老けこんでいる場合ではない!

見た目も気持ちも若々しくあらねば!!*(ウインク)*
あ、でも、体型は確実におばさん体型に歯止めがきかなくなってきている・・・*(青ざめ)*
体力もがんばって維持していかなくては…*(困る)*


*(ハート目)*ステ~キな副店長

1月29日(土)

今日は、朝、バレー部の応援に行った後、同僚と渋谷のBUNKAMURAで開催中の『モネとジヴェルニーの画家たち展』を見に行った。
モネの絵も良かったが、モネに憧れてジヴェルニーに移り住んだアメリカの風景画家たちの作品も見られたのも良かった。何といっても、ジヴェルニーそのものが美しいのだ。パリ郊外にあんなに素敵な場所があるなんて!いつか機会があったら、ぜひ、ジヴェルニーに行って、モネのアトリエと睡蓮の池や太鼓橋を見てみたい!!!

夜、妹を迎えに行きながら、駅前のステーキ屋で娘と外食をした。
その店の副店長が実にさわやかな青年で、会計の時に、
「お味はいかがでしたか?不行き届きなところはありましたでしょうか?」
と聞いてくださったので、
「おいしかったです。今度は、今日遅く来て食べられなかった妹も連れてまた来ます」
と答えた。いろいろ話しているうちに、娘が2週間後に受験があることを言ったら、紙に何かを書きつけ、娘に手渡しながら、
「これは、副店長の僕のサインです。これを持ってきてくれたら、アイスクリームをごちそうします。お友達も連れて来たらその人数分サービスしますよ。こんなことぐらいしか応援できなくてごめんなさい。受験、頑張ってくださいね!」
と言ってくださったのだ。
娘は大感激!
「お守りにします。頑張って合格して、みんなでランチ食べに来ます!」
と言って店を出た。
お世辞抜きで、食べた料理以上に幸せな気分で家路についた。


*(お札)*何のご褒美?

1月28日(金)

今日は退勤後、なんと『美女の会』で、銀座まで出かけ、10,000円の食事会に参加してきた。
これも、付き合いというよりは勉強と、割り切って参加はしたものの…。
10,000円の食べ放題とは言え、美味しく食べられたのは前半ぐらいで、その後は、元を取ろうといろいろ頼んで食べはするが、最初の時ほどの感動もなく、もう、はちきれんばかりのおなかで食べる高級和牛もタラバガニもズワイガニも味を感じなくて、食べながらもったいないことをしているなあ…。と反省してしまった。
やっぱり、『空腹』は最上のソースであるということと、10,000円払って食べるなら、最高の食材を味に無感覚になるまで食べまくるより、量は少なくてもいいから、手の込んだ料理をじっくり味わいながら食べるほうがいいなあ。
 若い先生たちが食べっぷり良く食べまくるのを横目で見ながら、なんだか『年齢』を感じてしまった食事会だった。


*(映画)*『ファンタジア』

1月27日(木)

今日は、2年生の選択美術で、ウォルト・ディズニーの『ファンタジア』(1940年)のビデオ鑑賞の2回目だったのだが、前回以上に、真剣に作品を鑑賞していた。前回、『くるみ割り人形』と『魔法使いの弟子』を見たときも、一生懸命見てなかなかの感想を書いていた。やはり、自分でも1秒間に12コマのゾートロープというエンドレスの動きのアニメーション作りで苦労した経験をしたからこその感想が書けていた。(中には、「『ワンピース』最高!と、フルアニメーションを見ず嫌いして感想を書かない生徒もいたが…。)
今回は、『時の踊り』というコミカルな、アニメでしかありえない動きや設定(カバの女の子とワ二の王子が恋に落ちる!)のアニメや、『はげ山の一夜』と『アヴェ・マリア』という2つの音楽で当時の世界情勢(第2次世界大戦中)を表現した作品を鑑賞した。
制作当時、スペイン内乱に乗じてでは古都ゲルニカにナチスが人類史上初の無差別攻撃を仕掛け、世界はどんどん戦争の狂気に駆り立てられていっている時期だった。そんな時代に当時のアニメーターたちは、どんな思いでこの作品に取り組んだのだろう。
そんな視点でこの作品を見ると、どんな反戦映画や絵画よりも胸に迫るものがあると私は思う。ちょうど、社会科の歴史で第2次世界大戦を学習したばかりの2年生には、画面からたくさんのメッセージを受け取ったことを感じさせる感想が書かれていた。
来週は、その60年後に、ディズニーの甥が中心になって、ウォルトの遺志をついで制作された『ファンタジア2000』を鑑賞する。


*(デジカメ)*『職業人に学ぶ』

1月26日(水)

今日は1年生の総合の時間で『職業人に学ぶ』という、地域にお住まいのさまざまな職業(消防士、警察官、幼稚園教諭、看護師、調理師、ケーキ職人、旅行業者、図書館司書)の方を講師にお招きし、生徒たちに、仕事について語っていただき、質疑応答してくださるという講座があった。
私は、その様子を取材するカメラマン兼記者として、各講座を回ったのだが、生徒たちはみな真剣に聞き、積極的に質問をしていて、いい写真がたくさん撮れた。
講師の方々も、「生徒たちの聞く姿勢がとても立派で、来て良かった」とか、「もっとたくさん質問に答えてあげたかった」「逆にこちらがいろいろ気づかされる点もあり、勉強になった」とおっしゃってくださっていた。
学年だより2月号は、それらの写真や、生徒たちの感想満載の特集号にする。頑張るぞ!


*(すっぱい)*疲れた日


1月25日(火)

今日は、昼休みの生徒がけがをした。ふざけて取っ組み合いになり、後頭部をドアの角にぶつけてコブを作った上、切れて出血までしてしまった。
養護教諭は出張中で、担任は研究授業があるということで、副担任の私が、タクシーに乗って、その生徒を大学病院まで連れて行った。

幸い大した怪我ではなく、駆けつけた保護者に後を託して帰校。
学校側に経緯を結果を話した。

小学生のようなじゃれあいも、身体が大きくなって、力も付いてきた中学生は、ふざけてやったつもりでも大怪我になりかねない。
今日怪我した生徒も、自分が痛い目に会いながらも、ふざけて相手を怒らせ、自分にけがをさせてしまったことで、彼がもっと気づつき、心配をかけてしまったことを後悔していた。

『生徒に付く』ことの大切さを肝に銘じた。

それにしても、大学病院は受付から診察、結果待ち、会計と待つこと待つこと・・・。疲れてしまった。


夜は、末娘の塾の面談があった。
今の状況では、第1志望校はかなり難しいということで…。

面談なのに、本人が現れず(後で、面談があるのを忘れて(?)帰ってしまっていたことを知った。)、塾の先生と私だけではなしたのだが…。
後は本人の成績とヤル気次第なのだが、志望校を変えた方が無難かもしれない…。


*(学校)*校舎の水墨画を描いた

1月24日(月)

今、今度の学校説明会用のしおりの表紙に掲載される学校のデッサンをやっている。
それを水墨画に仕上げて、今日提出した。
二度やり直しをし、まあ、なんとか仕上がったものの、かなりの寝不足になってしまった。

今日、校長、教頭に見せたら、とても喜んでくださって、ぜひ、原画を額に入れて飾らせてほしいと言われ、うれしかった。
生徒たちにも見せたら、みんなコピーを欲しがってくれた。

今度、ベトナムに転向して行く演劇部の生徒に送る寄せ書きにもコピーを貼ってあげた。

ああ、でも、連日の寝不足がたたって、今日の職員会議は眠かった~*(眠い)*
ほとんど、半分意識は飛んでいたもんね…反省。
でも、この学校に残して行けるものが描けて良かった。



*(星)*ギッターズコレクション展と『おまえ、うまそうだな』


1月23日(日)


今日は、同僚と一緒に、千葉市立美術館に『ギッターズコレクション展』を観に行った。
有名な絵はなかったが、ギッターさんがどれほどの日本美術愛好家で収集家なのかを思い知らされたような、充実した展覧会だった。

午後からは、子どもネット八千代主催の人形劇団むすび座による『おまえ、うまそうだな』を見た。
さすが、むすび座の舞台で、とても面白く、またまた私の『人形劇魂』に灯がついた*(爆弾)*