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マイカーで帰省~父の回顧展~

2005-04-06 00:01:00 | 徒然なるままに
先日の土・日、妹と娘を乗せ、マイカーを運転して帰省した。
千葉県から、宮城県まで、常磐自動車道→磐越自動車道→東北自動車道→三陸自動車道。片道6時間の高速道路の運転はさすがに疲れた。
無事に実家に着いたときはなんだか故郷に錦を飾ったような達成感があった。(ちょっとオーバーかな?)

今回、とんぼ返りのような強行軍の帰省となったのは、父の回顧展の開催中に帰省しようと思ったから。
全部で100点近い作品を一堂に公開するのは今回が初めて。
その準備は大変だったことだろう。
ガラスケースの中に、立派な額縁に入った絵は本当に立派だった。
でも、回顧展終了後は、全部物置行きになってしまうという。
それはもったいないから、ぜひ、銀行などの空いている壁に飾って貰った方がいいのではと勧めた。

『冬のソナタ』の三次元立体絵画を持っていって見せたところ、大いにウケた。
置いて行けといわれたが、生徒にまだ完成品を見せていないからと持ち帰った。
そうしたら、自分で作るから、材料を送ってくれという。
背景は父が、人物は母が描くのだそうな。
出来上がりが今から楽しみだ。

ジウ姫のデッサンは、母の方が上手だと言われてしまった。
実物を見せてもらおうと思ったら、友人にあげてしまって手元にないという。
60歳から絵を描き始めた母。
今では人物デッサンではかなりの腕前だ。
4月から中学の美術を教える手前、母をうならせるデッサンを描かなければ!

その母が、地域の保健婦として、一人暮らしのお年寄りの皆さんに月に一度お楽しみ会を開いている。
毎月内容が変わり、私もその案内状のイラストを描いたりして手伝っている。
前回は、みんなで『ヨン様』と『ジウ姫』の写真を切り抜いて貼り付けた三角帽子をかぶって歌を歌ったり、ゲームをして楽しんだそうだ。
その三角帽子を見せてもらったところ、その奇抜なアイディアというか、センスに、妹とお腹の皮がよじきれるほど笑い転げた。

前から、朝鮮漬けが大好物な母は、また一段と美味しいキムチを漬けていたが、花粉症の私は食べると症状が悪化するのでお土産には貰ってこられなかった。残念!

父に、『日韓友好純愛ドラマ4部作』の話をしたら、「『○島問題』を友好的に解決できなければ、第四部の未来編は難しいだろう」と指摘された。(構想を練った時にはまだこれほど深刻な状況にはなかった)
父母の年代の人々にはやはりかなり厳しい問題なのだろう。
若い頃にはあまり興味も持たなかった時代や、問題だったが、いま、『冬のソナタ』との出会いから切実に両国の友好を願うようになり、身近な所からできることをはじめようと思っている。
まず、今私にできることは、父母達の世代の人たちの話に耳を傾け、語り合うこと、それを子ども達に語り伝えること。

帰りは天気が崩れるという予報もあり、早々に帰ってきた。
行く時と違って、帰りはだんだん暗くなって、常磐道に入った時は夜になっていた。
9時ごろ家に到着。
疲れたけれど、大冒険をやり遂げた達成感でいっぱい。