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東京おもちゃ美術館ブログ

都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます

スギコダマ300プロジェクト

2011年08月03日 | 東京おもちゃ美術館
「赤ちゃん木育広場」が10月1日にリニューアルオープンします。

木質感あふれる新しい「赤ちゃん木育広場」の目玉は、300個のスギコダマ。
赤ちゃんがにぎっても、転がしても、並べて遊んでもOK!
パパやママは触って木の感触を楽しんで、癒されます。


スギコダマの生みの親は大分県の造形作家、有馬晋平さん。
花粉症などで嫌われがちな「杉」ですが、
削って磨くほどに、その美しい木肌と同じものが二つとない年輪の模様に魅了されます。


東京おもちゃ美術館では、有馬晋平さんの指導のもと
赤ちゃん木育広場で遊んでもらう300個すべてのスギコダマを
ひとつひとつ手削りで制作中です。


作り手はおもちゃ学芸員・企業ボランティア・インターンシップの大学生…
みんなボランティアです。
切り出しナイフを持つ手は、初めはぎこちなかったですが
すっかり上手になって、完成まで「無の境地」で削って磨いて作ります。
10月のオープンに向け、もうしばらく杉材との格闘が続きます。




「赤ちゃん木育広場」
0~2歳までの赤ちゃんとその保護者の方が、
木のおもちゃで遊びながら、親子でのんびり過ごすふれあい広場です。

8月…毎週月・水・金曜日11:00~15:30
9月…改装工事につきお休み
10月…開館日の毎日10:00~16:00
  (土日祝は、イベントのため一時入れない時間帯もあります)


いしきょん