7月13日(土)
安倍政権が発足をして、
株が高くなり、円が安くなって、
経済に明るい雰囲気が出たと言われてきました。
私も、人々の期待に働きかけをして、
経済全体を明るいムードに持っていったという点においては、
率直に評価をしたいと思っています。
しかしながら、
ここにきて、さまざまな面で、
副作用の面が出てきたのではないかと思います。
例えば、私たちの暮らしです。
賃金が上がらない中での物価上昇に、
多くの家庭が徐々に苦しみ始めています。
さらには中小企業です。
行き過ぎた円安によって海外から調達する部品や
原材料の値段が上がって、経営が大きく圧迫され、
今年は社員にボーナスが出せないとなげいていると社長を、
多く拝見をしました。
こうした、私たちの足元をしっかりと見すえる。
暮らしの実態、中小企業の現場を見すえたときに、
ここらで一つ、私たちは冷静に、
今の政策をこれからも続けていくべきかどうか、
しっかりと考え直す時期に来ていると思います。
私は、地に足をつけた政策をしっかりと打ち立てて、
これを実行していくことのほうが先決だと思っています。
滋賀県は内陸工業県として発達をしてまいりました。
高い技術力を持った企業、中小企業を含めて、多く立地をしています。
また企業と大学とが連携をし、
商品開発・研究開発してきた実績もあります。
加えて、近江米ができる、美しい豊かな田園地帯もあります。
こうした、滋賀県の強みと力を十分に発揮をして、
再生可能エネルギー分野や環境分野、医療や介護、
そして農林漁業の6次産業化という
これからも成長が見込まれている分野に、集中的に予算と政策資源を投入をして、
新しい産業社会をつくっていくべきだと考えています。
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