とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■連立政権合意――違う「目」を期待

2009年09月10日 | とくなが久志●奮闘録

9月10日(木)

 昨夜、民主・社民・国民新党の3党で連立内閣を組む合意がなされた。
それに先立つ政策合意では、
外交・安全保障を中心に3党の主張がぶつかりあったが、
最後は抽象的表現で折り合った格好となった。

 地元を廻っていると、
「民主党に投票したのに、
なんで社民党に振り回されているのか」とお叱りを受けることがある。
3党とも別々のマニフェストを掲げて選挙をしたのだから、
ごもっともな声である。

 ただ、総選挙で示されたのは、
政権交代を望む国民の熱いうねりである。
社民党も国民新党も政権交代を訴えて現在の議席を得ている。

 つまり、政権交代で誕生する新政権を支え、
国民の期待に応えられるようにする責任を両党にも担ってもらうということだ。

 私たち民主党議員とは違う「目」を、
政権のなかで利かせてもらう。
政権の中に入る事を通じて、
政策がより「複眼的」になれば、
より国民の期待に応えることにもつながるものと思う。

 今日は上京して、
総選挙で中断していた外交・安全保障の有志勉強会を行う。
週刊誌などでは党内で大臣ポストを巡って、
猟官運動が始まったと面白おかしく伝えられているが、
こういうときだからこそ、
腰を落ち着けて、
政権政党にふさわしい政策を練り上げる作業を重ねている。


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