とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■役者が違うぞ 野田総理

2011年09月16日 | とくなが久志●奮闘録

9月16日(金)

 今日で閉じるはずだった今国会も、
野党側の強い要求に折れる形で、
30日まで会期が延長されることとなった。
それならば、最初からそうしておけば良いものをと思う。

 今日はほぼ一日、
本会議での代表質問が行われた。

 午前中に登壇したのは江口克彦議員(みんなの党)。
江口氏はPHP研究所の社長を務めた人で、
松下幸之助さんの側近として知られ、
私も松下政経塾時代に何度もご指導いただいた。

 当然ながら野田総理も同様に指導を受けている。
江口氏は質問の大半を松下幸之助さんの考えを述べ、
松下政経塾設立の理念を述べ、
今の野田総理はその考え・理念に反していると説く。

 そして、総理は松下幸之助さんおよび政経塾で何を学んだのかと聞く。
「そんなことは松下政経塾の内部で話せ」」との野次が飛ぶ中、
野田首相は「私が師である松下幸之助さんから学んだ事を、
国会でとうとうと述べることは、
決して松下さんの意思に沿うものではない。
松下さんの教えを実際に行動に移す事の方が大切だ」と答えた。

 くどいくらいに「松下幸之助」「松下政経塾」を連呼した江口氏との比較において、
役者が一枚も二枚も上という印象をもったし、
より本質的だと感じた。

 本当に久しぶりに答弁を聞いて「うーん」とうなってしまった。




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