7月28日(月)
土曜日は党県連地方議会局主催の県財政の勉強会や、
川端達夫後援会の高島地区ミニ集会。
日曜は守山市の地域行事と長女のバレエの発表会。
県財政の勉強会では久しぶりに県財政の状況を再確認する。
今後も毎年400億円の歳入不足が見込まれるなど、
改めてその深刻さを痛感する。
そして更なる歳出削減が求められるとの結論になるわけだが、
もちろんその努力は絶対必要。
しかし、ただひたすらに切り詰めるだけでいいのか。
自民党内では「財政再建派」と「経済成長派」との対立があるという。
私は、この両者は決して二律背反ではなく、
車の両輪として同時並行で追求すべきだと思う。
予算規模は単純化して言えば、「総量×税率」。
「総量」を増やす議論も必要だと思う。
でないと、「税率」の議論ばかりすると、
必然的に税率を上げるという結論になってしまう。
無駄な経費・事業は切り詰める一方で、
歳入増に必死で知恵を絞ることが必要だ。
国も自治体も、財政健全化計画のようなものを作成する際、
財政当局だけで作ると削減案しか出てこない。
ここに商工経済部門も入れるべき。
歳入増で県税が増えても、
その分、地方交付税が減額されるという制度上のジレンマはあるものの、
東京と愛知県の一人勝ちをどう見るかが問われている。