7月6日(日)
昨日は党主催の勉強会が2つ。
1つは『医療問題研究小委員会』。
滋賀県看護協会よりお話を聞く。
看護協会さんの大きな課題は、
看護職員の離職をどうとどめるかという点とのこと。
退職されていく看護士の1番の理由は結婚・出産だが、
それと同じだけの数で、
健康上の理由、特にうつ病になられる方が増加しているとのこと。
実際に病院に勤務されている看護士さんの勤務表を見たが、
まさに激務そのもので夜間・中間がまぜこぜになり、
生活のリズムがつかめずに睡眠不足に陥りやすいという。
それも看護職の職員不足が原因。
人口千人にあたりの看護士の数は、
全国平均で6.4人だが、
滋賀県は6.1人。
ちなみに、米国は7.9人、英国9.2人、スウェーデン10.6人となっている。
やはり、ここでも医師同様に看護士数が世界の標準を下回っている現状にある。
医師も看護士も人員不足で、
1人が2役3役をこなす激務に耐えかね、
病院から去ろうとしている現状がある。
それでも、政府は社会保障費を毎年2200億円を一律削減する方針を変えないという。
その後、『政治スクール』で県立大学教授の大橋松行氏の話を聞く。