とくなが久志●奮闘録

参議院議員・とくなが久志です。日々の活動で感じたこと、考えたことをご紹介しています。

■農政連と意見交換

2012年02月27日 | とくなが久志●奮闘録

2月27日(月)

 昨日は地元の近江八幡の農政連の方々と意見交換会。
来年度予算案に盛り込まれている主要施策について、
特に新規就農対策と農地集積化策について説明した。


 その後、話題の中心はやはりTPP問題。
意見交換会の会場となったJAには、
TPP参加断固阻止」のノボリ旗がかかげてあった。

 私の方からは主にTPP交渉参加に向けた事前協議の状況を説明。
本年1月から交渉参加国9カ国との間で、
日本側が事前協議を行っており、
TPP交渉の状況などを説明した。


 例えば、関税撤廃の例外規定をめぐる議論は、
参加国間で合意されていないため、
関税を残せる品目を作れる可能性もある。

 野田首相は国会答弁において、
「勝ち取るものは勝ち取り、
守るべきものは守る」、
「日本の美しい田園風景が壊されることはあってはならない」と述べており、
この発言から日本政府の交渉姿勢を類推してほしいと説明した。

 交渉の詳細は参加国以外には公開されないため、
情報の絶対量が少なく、
過剰な懸念が一人歩きしている傾向がある。

 意見交換会に出席いただいた方すべてが理解を示したわけではないと思う。
ただ、当初の意見・考えが異なっていても、
粘り強く説明・報告を行っていくことは重要だと、
改めて実感した。

 


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