訃報:愛称は「キンキン」 愛川欽也さん80歳

2015-04-17 04:09:38 | 芸能

訃報:愛称は「キンキン」 愛川欽也さん80歳

「出没!アド街ック天国」など人気テレビ・ラジオ番組の司会を長年務めるなど、「キンキン」の愛称でお茶の間に親しまれ幅広いジャンルで活躍した俳優でタレントの愛川欽也(あいかわ・きんや、本名・井川敏明=いがわ・としあき)さんが亡くなっていたことが16日分かった。関係者が明らかにした。80歳。葬儀の日取りは未定。妻はタレントのうつみ宮土理(みどり)さん。

 東京生まれ。俳優座養成所などを経てプロデビュー。30代からは洋画や海外ドラマの声優を始め、特に名優ジャック・レモンの吹き替えで頭角を現した。

 1970年代にはTBSラジオの「それ行け!歌謡曲」など深夜放送のディスクジョッキーとして若い世代の絶大な人気を博した。テレビ番組の司会者としても手腕を発揮し、日本テレビ系「11PM」、フジテレビ系「なるほど!ザ・ワールド」などの人気番組を長く担当した。

 長年の夢だった映画製作に74年に乗り出し、「さよならモロッコ」で監督・主演も務めた。翌75年に親友の菅原文太さん(昨年11月死去)とともに東映に企画を持ち込み、共演した「トラック野郎御意見無用」が大ヒット。菅原さんが演じる「桃次郎」の相棒「やもめのジョナサン」を好演した。その後も「西村京太郎トラベルミステリー」など2時間ドラマにも数多く出演した。

 95年の番組開始から司会を務めたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」では昨年9月、「世界最高齢の情報番組司会者」としてギネス世界記録に認定されたが、今年3月の放送1000回を機に司会を降板した。

 また、96年には「テレビについて話す会」を発足させ、硬派な視点で政治問題やテレビのあり方に関して発言を続けた。

 私生活では78年、「ケロンパ」の愛称でお茶の間で親しまれていた、うつみさんとTBS「シャボン玉こんにちは」でコンビを組んだことを機に再婚、芸能界きっての「おしどり夫婦」と呼ばれた。

 映画や舞台への愛情は晩年まで衰えず、劇団「キンキン塾」を創設して後進を指導。2010年には私財を投じ、東京・中目黒に演劇公演や映画上映ができる小劇場「キンケロ・シアター」を建設した。18日から、自ら監督・脚本などを担当した最新主演映画「満洲の紅(あか)い陽」の上映を予定していた。


夜間照明 イネの生育に影響を与えにくい「光害阻止LED照明器具」

2015-04-15 06:46:29 | 技術

夜間照明に使ってもイネの生育に影響を与えにくい「光害阻止LED照明器具」

岩崎電気は、「夜間照明による農作物の生育に影響のない光」を実現した、光害阻止LED照明器具「LEDioc LUMIINE™(レディオック ルミーネ)」を山口大学などとともに開発した。本照明器具は2015年春の発売を予定で、11月から受注を開始する。

主な使用用途として、地方自治体向けに水田が隣接した通学路や生活道路など、また、郊外型コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、道の駅、高速道路のパーキングエリア・サービスエリアなどの駐車場での利用を見込む。価格はオープン価格。

夜間照明の設置は、事故の防止や夜間の犯罪を抑制するなど、地域の安全・安心のためには必要なものである。その一方で、田畑に隣接した地域では、夜間照明によってイネの生育に遅れが生じるなど、農業生産者の収入に影響があるといわれている。

この問題を解決する研究として、山口大学農学部山本晴彦研究室では、LEDで特殊な波長をコントロールし、同時に人間には感じられない高速点滅を行うことで農作物への影響を与えない「光害阻止技術」を開発した。2009年~2013年の5年間のフィールド実験では、10ルクスで照明してもイネの出穂の遅延が、3日以内に抑制されることが確認されている。

「LEDioc LUMIINE™」は、この技術を応用した光害阻止LED照明器具で、適切な夜間照明を行いながらも、農作物の生育に影響のない、「地域住民の安全・安心」と「農業生産者の安心」の両立を実現できる。

本照明器具は、山口大学農学部発ベンチャーのアグリライト研究所と、山口大学農学部山本晴彦研究室との共同研究で開発した。

主な仕様は以下の通り。本体はアルミダイカスト、使用電圧は100~242V、消費電力は40VA以下、設計寿命は4万時間以上、耐雷サージは15kV(コモンモード)。


介護福祉士や保育士の資格を統合

2015-04-11 12:25:32 | 資格

介護福祉士や保育士の資格を統合

◇一本化検討入り 福祉人材の確保に向けて

 厚生労働省は少子高齢化と人口減で人手不足が懸念されている福祉人材の確保に向け、介護福祉士や保育士などの資格を一本化する検討に入った。戦後ベビーブームの「団塊の世代」が全員75歳以上になる2025年以降を見据えた動きで、介護施設と保育施設などを一つにまとめて運営できるようにすることも考えている。近く省内に検討チームを発足させ、利点や課題を整理する。【中島和哉】

 厚労省の推計によると、25年に必要とされる介護職員の数は約248万人で、このままでは約33万人不足し、保育士も17年度末には約7万人足りなくなる。

 人口減が進む40年には、地方の過疎化が一層深刻化する見通しで、厚労省は介護施設や児童福祉施設などがバラバラに点在している現状では、人手不足で存続できない施設が続出する可能性があるとみている。

 ただ、保育士の場合、今後の少子化で大幅に人員を増やせば将来過剰となる。このため、厚労省は介護施設、保育施設、障害者施設を1カ所にまとめられるよう規制を緩和したうえで、介護福祉士や保育士など専門職種で分かれている資格を統合し、1人の職員が子育てから介護サービスまで提供できるようにする仕組みを検討することにした。

 参考にするのが、フィンランドが導入している医療と社会福祉サービスの共通基礎資格(ラヒホイタヤ)だ。ホームヘルパーや准看護婦、保育士、リハビリ助手など計10の中学校卒業レベルの資格を一本化した資格で、福祉や介護に従事する職員を確保する必要性から生まれた。1人で複数の分野を掛け持ちできる職員を福祉の現場に配置し、柔軟に対応できるようにしているという。

 この資格を持っていると、子育てから介護まで幅広い分野で働くことができ、求人も多いため、生涯仕事を続けることができるという。厚労省は同様の仕組みを日本で導入すれば、雇用対策にもつながるとみている。

 問題になるのは、乳幼児の世話と認知症患者も含めた高齢者のケアでは、求められる技術や知識が大きく異なる点だ。すべて1人でこなすには高い能力が求められ、資格の一本化には、人材をどう育成し確保するかという課題が横たわる。介護、福祉の現場からは、資格統合に対する反発もあり、同省は時間をかけて検討することにしている。


女子名大生「高校時代に別の生徒にも毒」

2015-04-11 09:18:44 | 宮城県

刑はどうなるんでしょうか? 怖すぎる。 たぶん死刑にはならないでしょう。

女子名大生「高校時代に別の生徒にも毒」
 
名古屋市昭和区のアパートで昨年12月、同市千種区の森外茂子さん(当時77歳)が殺害された事件で、愛知県警が殺人容疑で逮捕した名古屋大学の女子学生(19)=鑑定留置中=が宮城県の私立高校在学時、猛毒のタリウムの中毒とみられる症状で視力が低下した同級生の男子生徒とは別に「もう1人にも毒を飲ませた」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。愛知、宮城両県警は立件の可否を慎重に検討している。【三上剛輝】

捜査関係者へのこれまでの取材で、女子学生が同じクラスの男子生徒に対し「毒を飲ませた」と話していることが分かっている。高校などによると、男子生徒は2012年6月ごろから体調を崩し、同10月には視力が低下するなどして入院。タリウム中毒とみられ、両県警は傷害容疑での立件を視野に、女子学生の関与について調べている。

捜査関係者によると、女子学生は毒を飲ませた相手として、男子生徒とは別人の名前も挙げているという。この人物も心身の不調を訴えたとされる。ただ、男子生徒の事件と違い、裏付ける証拠が少ないことから、両県警は慎重に捜査を続けている。

女子学生は1月27日、森さんを殺害したとして、殺人容疑で逮捕された。「人を殺してみたかった」と容疑を認めており、自宅アパートからはタリウムとみられる薬物が押収された。名古屋地検は2月12日、責任能力の有無を調べるための鑑定留置を開始した。期限は5月12日。


宮城県のIT企業が地方経済発展を目指すクリエイティブブランドを発足

2015-04-11 08:03:27 | 宮城県

宮城県のIT企業が、地方経済発展を目指すクリエイティブブランドを発足

Webサイト制作チームのプロデュースを行っているアビリオンと、デジタルメディア向けコンテンツを制作しているディー・エム・ピーは、震災の復興というテーマから地方経済の発展を目指す、東北発のクリエイティブブランド「ASA Digital」を発足した。

同ブランド(http://www.asadigital.net/)のプロデューサーには、米国サンフランシスコを拠点に活動し、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル8回、ウェビー賞9回、FWA21回など、国際的に権威のあるさまざまな賞を受賞しているクリエイティブディレクター・エマニュエル・サッコチーニ氏が就任。主に米国シリコンバレーを中心としたデジタル広告案件の制作・開発を東北の地で行い、“実直、丁寧で正確な、日本人らしい手作りの温かみを感じるサービス”を、被災地である東北のクリエイターたちが世界に向けて提供していくという。
現在の参加企業・団体は、アビリオン、ディー・エム・ピーおよびイトナブ石巻。パートナーは随時拡大する予定で、グローバル案件などの高品位な制作実績を残すことを通じて、就労魅力の醸成、雇用機会の増加といった地方経済の発展も目指していく。


なお、ブランド名称は、日本が古来より“日出づる国”と呼ばれ、世界でも早くに新しい1日の“朝”を迎えることからつけられたもの。世界中で呼び親しんでもらえるよう、外国の人でも短く発音しやすい名称を選んだとのこと。