福岡県福智町「土壁」提案事務所に決定 福智町の図書館 「一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h」

2015-04-05 08:23:33 | 報道

福岡県福智町「土壁」提案事務所に決定 福智町の図書館設計業者

福智町は23日、全国公募していた町立図書館・歴史資料館の設計業者が、東京都の「一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h」に決まったと発表した。地元の伝統工芸、上野焼にちなんで図書館の外壁に土を塗るなどとした斬新なアイデアが評価された。

選定された事務所は、基本コンセプトを「智と地をつなぐところ」と定め、施設愛称を「ふくちのち」とすることを提案。土壁づくりは住民が施工業者と一緒に作業し、建築段階から関わることで館への愛着を高める狙いという。子ども専用スペースの近くに親が相談し合える空間を設けるなど、子育て世代に優しい設計も評価された。

福岡市などの設計業者5社による公開審査を経て、建築家や住民でつくる審査委員会が選んだ。

事務所は町と3月中に契約を結び、4月から設計を始める。今回の提案を基本とし、開催予定の住民ワークショップで出た意見も反映させる。開館は2016年度中になる見通しだ。


埼玉県三芳町 学校の屋根貸し出し 太陽光発電事業者と協定

2015-04-05 08:20:34 | 自然エネルギー

  埼玉県三芳町 学校の屋根貸し出し 太陽光発電事業者と協定

 埼玉県三芳町は、東上ガス(志木市)など太陽光発電事業者2社と、太陽光発電用に三芳小学校、藤久保中学校など7施設の屋根を貸し出すことで合意し、協定書を交換した。

 貸し出すのは、町内6小中学校と竹間沢地域拠点施設で、貸し出す屋根は延べ約3千平方メートル。発電量は年間約19万キロワット時で一般家庭50~60世帯分の年間の電力使用量に相当するという。

 協定期間は20年間で、3月末から順次発電を開始。町は2社から使用料と固定資産税を合わせ、20年間で約1千万円の収入を見込んでいる。

 町によると、協定では災害などで町が契約している東京電力の電気が遮断されて停電になった場合、太陽光発電の電気は各施設で使えるようになる。各施設は、災害時の拠点施設として町の避難所にも指定されており、万一の際に電力確保の役割を担うことができる。