どうする核燃料800トン超=「活断層」の敦賀、東通-

2012-12-24 15:02:38 | 原発

核燃料、2原発で800トン超=「活断層」の敦賀、東通-安全確保に課題 

原子力規制委員会の専門家調査団が、敷地内に活断層がある可能性が高いと判断した日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)と東北電力東通原発(青森県東通村)で、使用済み核燃料計800トン超が保管されていることが23日、両社への取材で分かった。両社は活断層の存在を否定しており、「別の場所に移動させることは考えていない」としている。
 活断層と指摘された亀裂(破砕帯)が動き、核燃料を保管中のプールなどが損傷した場合、冷却機能を維持できない恐れがある。規制委が最終的に活断層と判断し、再稼働が認められなければ、保管中の燃料の取り扱いも課題の一つになりそうだ。(2012/12/23-14:27)

原子力規制委員会の専門家調査団が、敷地内に活断層がある可能性が高いと判断した日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)と東北電力東通原発(青森県東通村)で、使用済み核燃料計800トン超が保管されていることが23日、両社への取材で分かった。両社は活断層の存在を否定しており、「別の場所に移動させることは考えていない」としている。
 活断層と指摘された亀裂(破砕帯)が動き、核燃料を保管中のプールなどが損傷した場合、冷却機能を維持できない恐れがある。規制委が最終的に活断層と判断し、再稼働が認められなければ、保管中の燃料の取り扱いも課題の一つになりそうだ。(2012/12/23-14:27)


浜岡原発真下に活断層

2012-12-21 16:48:20 | 原発

浜岡原発真下に活断層 名古屋大教授指摘 室戸岬まで全長400キロ

 日本列島周辺の海底を調査した海上保安庁のデータを基に、鈴木教授と中田高広島大名誉教授らが二〇〇九年に詳細な海底地形図を作製し、研究を進めている。その結果、浜岡原発周辺の太平洋岸から室戸岬付近まで四百キロにわたり幅十~三十キロ、深さ三百~千メートルの海底のたわみ「撓曲(とうきょく)」を確認。「遠州灘撓曲帯」と名付けた。

 撓曲は、もとは水平だった地形が、その地下にある活断層の動きで、できるとされ、「遠州灘撓曲帯」の地下には、同じ長さの活断層が想定される。

 鈴木教授は、浜岡原発の北東二キロにあり、段丘状に隆起している「牧之原台地」も、遠州灘撓曲帯を形成した活断層の動きによる地形と推測し、浜岡原発の真下に活断層がある可能性を指摘している。

 中電は、浜岡原発の半径百キロ圏内の海域に十四の活断層があることは認めているが、音波探査の結果、遠州灘撓曲帯に対応する活断層はないとしている。

 中電が把握している活断層の中で最も強い揺れを想定する「石花海(せのうみ)海盆西縁断層帯」は長さ三十四キロ。鈴木教授は「可能性のある断層は想定に入れるべきだ」と求めている。


浜岡原発 防波壁を22メートルに、かさ上げしても浸水

2012-12-21 16:44:31 | 原発

浜岡原発防波壁:22メートルに、かさ上げ費数十億円

毎日新聞 2012年12月20日 22時23分(最終更新 12月20日 22時34分)

 中部電力は20日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の津波の防波壁(高さ18メートル)を4メートルかさ上げし高さ22メートルにすると発表し、追加工事費は数十億円かかると明らかにした。全体の津波対策は予定通り13年12月に終了させたいとしている。

 内閣府の有識者検討会が南海トラフ巨大地震の津波高を最大19メートルと想定したことを受けた。記者会見した水野明久社長は「敷地内に浸水しても速やかに冷温停止できると確認したが、安全性を一層高める」と説明した。

 中部電は、内閣府のデータを分析し、防波壁に当たった弾みで高くなる分も含め、津波高を最大21.4メートルと推定。防波壁をかさ上げしても、敷地内の冷却用の取水槽から海水があふれるため、海水取水ポンプの防水壁も高さ1.5メートルを3メートルとする。

22メートル以上に絶対津波の高さがならないのですか?