住友重機のバイオマス発電設備が固定価格買取制度認定

2012-09-25 18:29:10 | 自然エネルギー

 住友重機械工業が納入したバイオマス発電設備が、経済産業省から固定価格買取制度(FIT)での再生可能エネルギー発電設備の設備認定を取得した。バイオマス発電設備では国内初。同発電所は山林未利用材を原料とした木質チップを燃料とし、発電出力は5000キロワット。

 グリーン・サーマル(東京都港区)が設立したグリーン発電会津の河東発電所(福島県会津若松市)に納入し、7月から稼働している。蒸気タービンを駆動・発電するボイラには新開発の小型循環流動層(CFB)ボイラ(写真)を採用した。

 同ボイラは最大連続蒸発量が毎時25トンで、モジュール設計やブロック工法の導入で納期を短縮できるのが特徴。受注から納入まで約14カ月の短納期を実現した。



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