【ワシントン共同】世界の原発による発電量は既にピークを越え、減少に転じた可能性があると分析した報告書を、米環境シンクタンク「アースポリシー研究所」が19日までにまとめた。
中国やインドでの建設ラッシュという増加要因はあるものの、昨年の東京電力福島第1原発事故を機に脱原発に踏み切った国もあり、老朽化で廃炉を迫られる原発が増えるなど、減少へ向かう流れの方が強いという。
報告書によると、世界の原発発電量は2000年以降、ほぼ横ばい傾向だったが、11年は日本やドイツ、英国で計13基が閉鎖。年間発電量は過去最大だった06年比5%減の2兆5200億キロワット時だった。
中国やインドでの建設ラッシュという増加要因はあるものの、昨年の東京電力福島第1原発事故を機に脱原発に踏み切った国もあり、老朽化で廃炉を迫られる原発が増えるなど、減少へ向かう流れの方が強いという。
報告書によると、世界の原発発電量は2000年以降、ほぼ横ばい傾向だったが、11年は日本やドイツ、英国で計13基が閉鎖。年間発電量は過去最大だった06年比5%減の2兆5200億キロワット時だった。
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