小泉進次郎自民農林部会長 6日から地方農家行脚

2015-11-05 14:55:36 | 政治

小泉自民農林部会長 6日から地方農家行脚

自民党の小泉進次郎農林部会長が本格始動した。「今まで部会で努力された誰よりも詳しくない」と自ら認める農水政策の「初心者」ながら、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の大筋合意を受けた党の農業対策取りまとめという重責を担う。歯切れのいい発言で注目されてきた若手のホープも、今や実績を問われる立場だ。

「今回仕上げていく対策は、決してばらまきと言われないものにしなければいけない」。小泉氏は4日、農水関係の合同部会後、改めて強調した。政府が25日にも決定するTPP総合対策大綱に党の政策を反映させたい考えだが、対応を誤れば、支持基盤の農村から批判を浴び、来年夏の参院選にも影響する。

同党は6〜8日、小泉氏らによる「キャラバン隊」を北海道、青森、兵庫、長崎など7道県に派遣し、農家の声を直接聴く予定。党執行部には、知名度の高い小泉氏を前面に出し、農業対策をアピールする狙いがある。



コメントを投稿