NTTが固定電話をIP電話に20年代までに切り替え

2015-11-07 09:05:17 | 技術

固定電話を「IP電話」に=20年代に切り替え-NTT社長

NTTの鵜浦博夫社長は6日、全国の固定電話をインターネット通信網に接続する「IP電話」に切り替える方針を明らかにした。2025年までに着工する。完了時期は未定。従来の固定電話網で使用されてきた交換機が既に生産されておらず、25年ごろに維持できなくなるため。

利用者の自宅工事などは不要。交換機を使用した従来の固定電話は、遠距離になるほど時間当たりの電話料金が上がる仕組みだが、IP電話では時間当たりの料金が一定額になるなど、割安になる可能性がある。
 
NTTは、基本料金を現行水準に維持する方針。鵜浦社長は「ユーザー数が激減しなければ、より使いやすい料金になる」と通話料金の引き下げに言及した。固定電話の加入件数は、携帯電話の普及で長期的な下落傾向が続いている。



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