自民党安倍首相「議員定数削減」の約束は「反故」 たむけん「怒りのツイート」

2014-11-26 16:18:11 | 政治

安倍首相「議員定数削減」の約束は「反故」 たむけん「怒りのツイート」が大反響

衆院が解散され、選挙戦の幕が事実上切って落とされた。安倍晋三首相は「アベノミクス解散」と名付け、経済政策こそが選挙の争点だと強調する。

  だが、重要な課題はそれだけではない、国会議員の定数削減はそのひとつだ。2年前に「必ずやり遂げる」と約束したはずだったが、いまだ道半ば。解散により、約束を果たさないままこちらも「先送り」された格好だ。

■「国民の事アホや思てるんやろな。残念だ

   野田「定数削減は来年の通常国会で必ずやり遂げる。国民の皆様に消費税引き上げというご負担をお願いしている以上、定数削減の道筋をつけなければなりません」

   安倍「来年の通常国会において、私たちは選挙公約で定数削減と選挙制度改革を行っていくと約束しています。今この場で、そのことをしっかりと約束しますよ」

  これは2012年11月14日、当時の民主党・野田佳彦首相と自民党・安倍総裁の党首討論で交わされた会話だ。この2日後に野田前首相は「約束どおり」衆院を解散、選挙では自民党が大勝して政権与党に返り咲いた。

  一方、約束された定数削減はどうなったのか。安倍政権の成立後に与野党間で協議が行われたものの難航。結局2014年6月19日、衆院議院運営委員会は、伊吹文明衆院議長の下で有識者による第三者機関「衆議院選挙制度に関する調査会」を設置し、検討をゆだねることになった。9月11日に初会合が開かれたが、11月20日の第4回会合で伊吹議長はメンバーに対して、同会で結論が出ないまま解散が決まったことを謝罪したという。調査会は休止状態となり、再開は2015年の通常国会以降となる。

  野田前首相は11月14日の講演で、2年前の党首討論に触れて「定数削減が実現していないのは重大な約束違反。強い憤りを覚える」と安倍首相の姿勢を厳しく批判した。維新の党・江田憲司共同代表も、「安倍首相は定数削減をやる気がなかった」と非難し、「議員や役人が自ら身を切る努力が必要」として、定数削減を同党の選挙公約に掲げた。

  定数削減の約束が守られなかったと怒るのは、政治家だけではない。お笑い芸人のたむらけんじさんは11月20日付のツイッターで「安倍さん、軽減税率もせなあかんやろうけど、議員の定数削減は公約にせえーへんの?」と疑問を投げかけた。さらに「野田さんと約束してたやん、それが約束で選挙したんやん! 嘘ついたらあかんって教えられたでしょ?そして子供達にもゆうたでしょ?」とたたみかけ、「国民の事アホや思てるんやろな。残念だ」と嘆いた。

 

 


農地に太陽光発電とイチジク栽培、追尾型システムで発電量は1.5倍

2014-11-26 15:51:02 | 自然エネルギー

農地に太陽光発電とイチジク栽培、追尾型システムで発電量は1.5倍 

農作物を栽培しながら太陽光発電を実施する「ソーラーシェアリング」の取り組みが全国各地に広がってきた。福島県のいわき市でトマトやイチジクなどの生産・加工・販売を手がける「とまとランドいわき」は、2つの発電方式を組み合わせたメガソーラー級の太陽光発電設備を2014年9月に稼働させた

温室に隣接した農地ではない所有地には通常方式の太陽光パネルを固定して設置する一方、営農が条件になる農地には追尾型の太陽光発電システムを導入した。追尾型のシステムは太陽光パネルを支柱に設置した状態で、太陽の移動に合わせてパネルの向きを自動的に変えることができる。

このような追尾型を農地に導入するメリットは2つある。第1に太陽光パネルを設置する基礎部分の面積が小さくて済むため、周辺にも十分な太陽光が差し込んで農作物の栽培が可能になる。第2のメリットは太陽光パネルが朝から夕方まで垂直に太陽光を受けることができて、発電量が増加する。とまとランドいわきでは2012年7月に、メーカーのフジプレアムから7基の寄贈を受けて実証を進めてきた

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1411/26/news024.html

追尾に必要な電力は太陽光発電ではなくて通常の系統電力を利用するが、消費する電力量は発電量の1%以下で済む。