農地に太陽光発電とイチジク栽培、追尾型システムで発電量は1.5倍

2014-11-26 15:51:02 | 自然エネルギー

農地に太陽光発電とイチジク栽培、追尾型システムで発電量は1.5倍 

農作物を栽培しながら太陽光発電を実施する「ソーラーシェアリング」の取り組みが全国各地に広がってきた。福島県のいわき市でトマトやイチジクなどの生産・加工・販売を手がける「とまとランドいわき」は、2つの発電方式を組み合わせたメガソーラー級の太陽光発電設備を2014年9月に稼働させた

温室に隣接した農地ではない所有地には通常方式の太陽光パネルを固定して設置する一方、営農が条件になる農地には追尾型の太陽光発電システムを導入した。追尾型のシステムは太陽光パネルを支柱に設置した状態で、太陽の移動に合わせてパネルの向きを自動的に変えることができる。

このような追尾型を農地に導入するメリットは2つある。第1に太陽光パネルを設置する基礎部分の面積が小さくて済むため、周辺にも十分な太陽光が差し込んで農作物の栽培が可能になる。第2のメリットは太陽光パネルが朝から夕方まで垂直に太陽光を受けることができて、発電量が増加する。とまとランドいわきでは2012年7月に、メーカーのフジプレアムから7基の寄贈を受けて実証を進めてきた

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1411/26/news024.html

追尾に必要な電力は太陽光発電ではなくて通常の系統電力を利用するが、消費する電力量は発電量の1%以下で済む。



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