TPP「聖域」撤廃検討 自民党を信じる奴は愚か者

2013-10-07 11:07:29 | 神奈川県

TPP「聖域」撤廃検討 苦渋の政府・与党判断 農業関係者「信じられない」

産経新聞 10月7日(月)7時55分配信

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、政府・自民党が農業の重要5分野の関税を維持する従来方針から転換したのは、交渉の前進に向け「聖域」に切りこむ苦渋の判断にほかならない。だが、突然の方針転換に農業団体からは「にわかには信じられない」との声も上がり、国内の反発は避けられない。

 各国の利害がからむTPPの関税交渉は、現時点で2国間の話し合いが中心だった。だが、日本は「聖域」のコメや麦、牛・豚肉をはじめ、これまで関税を維持した分野を、全て「撤廃対象外」と提示した。関税をなくす割合を示す貿易自由化率は日本の場合、80~90%弱と低い。

 自民党の西川公也TPP対策委員長は6日、記者団に「586ある重要5分野(の関税撤廃)をすべて勘案しない姿勢がとり続けられるのか」と説明した。TPPが域内の関税撤廃を目標として掲げる以上、中期的に関税撤廃の検討は避けられない。政府・与党は聖域を改めて精査し、撤廃の可否を判断する狙いで、同日、安倍晋三首相にもその方針が伝えられたという。

 6日に閉幕したTPP交渉の閣僚会合では、最難関の農産品や工業品の関税撤廃について、詳細な協議は見送られ、首脳会合以降に持ち越された。だが、オバマ米大統領の首脳会合欠席により、重要な“政治的判断”の機会は損なわれた。年内妥結に向けた道筋は険しく、政府・与党の見直し判断は、TPP交渉を進めるための策ともいえる。

 ただ、全国農業協同組合中央会(JA全中)が2日に開いた集会では、自民党の石破茂幹事長が「5分野の関税は撤廃しない」と改めて約束したばかり。農業関係者からは「話が違う」「交渉から撤退すべきだ」との批判もあり、政府・自民党の説明責任が問われそうだ。


桜塚やっくん、死亡事故現場は「魔のカーブ」

2013-10-07 10:17:49 | 芸能

道路の施工ミスで殺された 自民党とゼネコンの癒着があるんじゃないか

桜塚やっくん、運転していた 死亡事故現場は「魔のカーブ」

お笑いタレント・桜塚やっくん(37)=本名・斎藤恭央(さいとう・やすお)さん=ら2人が5日に山口県美祢市の中国自動車道で後続車にはねられ死亡した事故で6日、現場が地元でも有名な「魔のカーブ」だったことが分かった。車は道路の傾斜が通常とは逆だったため、中央分離帯に激突した可能性が浮上。斎藤さんの両親はこの日、遺体と悲しみの対面をした。一方、同時代に活躍したお笑いタレントの陣内智則(39)ら多くの芸人が“戦友”の死を悼んだ。

 

 中央分離帯に残る無数の傷痕。斎藤さんらが事故に遭った現場は、地元でも知られた「魔のカーブ」だった。「あそこでは毎年4、5回は事故が起こっているんですよ。今年はこれで4度目ですかねぇ」。美祢市内のタクシー会社に勤める60代の男性運転手は、表情を曇らせた。

 中国自動車道の下り線。伊佐パーキングエリアを2キロほど過ぎたところで事故は起きた。左右交互に何度も曲がり、丘を登り切った地点で訪れる半径360メートル、下り勾配5%の右カーブ。入り口手前には、右折を表す矢印や「急カーブ注意」、「80キロ厳守」といった、ドライバーに安全運転を促す標識がいくつも並んでいる。当然、制限速度内で走っていれば特に危険は感じない場所だ。

 しかし、運転手は路面自体に問題があると指摘した。「路面が真っ平らか、むしろ外側が低い『逆カント』(逆バンク)になっているのでは、と仲間内で話していた」。高速道路や線路などのカーブでは路面の外側を高くし、傾斜をつけて車体が遠心力で外に飛び出さないように設計されている。現場の道路が通常とは逆に内側が高く、遠心力が緩和されない作りだったとしたら、斎藤さんはカーブで予想以上に外に振られただろう。急ハンドルを切り、車の制御を失い分離帯に激突した可能性がある

 県警高速道路警察隊によると、事故当時、車を運転していたのは斎藤さん本人だった。同隊は、居眠りや、雨やスピードの出し過ぎによるスリップの有無とともに、斎藤さんがハンドルを切りすぎたことが原因となった可能性もあるとみて、現場の状況を詳しく調べている。

 同隊は「今回の現場はほかに比べ、標識の設置など事故防止の対策は施されていた」。道路が逆バンクかどうかに関しては「把握していない」と話すにとどめ「今回の事故を受け、さらなる対策を早急に検討したい」と話している。

 ◆事故の経緯 5日午後4時50分ごろ、山口・美祢市の「中国自動車道」の下り線で、斎藤さんが運転する、バンドメンバーら5人が乗ったワゴン車が中央分離帯のガードレールに衝突。車は追い越し車線で止まったが、マネジャーの砂守孝多郎さん(55)が車外に出て、携帯電話で警察に通報していた際に後続のトラックにはねられ死亡。そのあと車外から路上に降り後続車を止めようとした斎藤さんも、乗用車にはねられ心肺停止状態に陥った。斎藤さんは美祢市立病院に救急搬送されたが、同日午後6時16分、心臓破裂のため死亡した。残る3人のうち、2人は軽傷を負った。