小泉元首相「首相決めれば脱原発進む」 

2013-10-02 09:50:05 | 政治

核廃棄物最終処分場が無いし ぜったい地震で壊れない原発を建設できるのか

小泉元首相「首相決めれば脱原発進む」 渡辺代表に吐露

 【今村尚徳】小泉純一郎元首相とみんなの党の渡辺喜美代表らが27日夜、都内で会食した。同席者によると、小泉氏は「安倍首相には勢いがある。首相が脱原発を決めれば前に進むのに、残念だ」と語るなど、脱原発の話題で盛り上がったという。

 小泉氏は「脱原発は政治がリーダーシップを発揮しないと進まない。自分は数十年後には死んでいて、原発のない日本は見られないかも知れないが、それをするのが本物の政治家だ」と語った。また、今年8月にフィンランドを訪れ、高レベル放射性廃棄物を地下に埋めて10万年かけて無毒化する核廃棄物最終処分場「オンカロ」を視察したことに触れて「フィンランドには原発が4基しかないが、日本には50基もある。いますぐ止めないと最終処理が難しくなる」と即時原発ゼロを訴えた。

 両氏は4時間近く語りあい、渡辺氏は「ものすごく勇気をいただきました」と応じたという。


みんなの党代表、「原発ゼロ」で小泉元首相と連携模索

 小泉元総理が講演で原発をゼロにすべきだと述べたことについて、みんなの党の渡辺代表は「認識が共有できるなら連携したい」と、今後、連携を模索する考えを明らかにしました。

 「危機認識を共有できる偉大な政治家が現れたというのは、我々にとって大変大きな勇気をいただいたものと思います」(みんなの党・渡辺喜美代表)

 みんなの党の渡辺代表は、小泉元総理が講演で「政府・自民党が原発ゼロの方針を打ち出すべき」という考えを示したことに対して、このように述べたうえで「認識が共有できる人とは連携していきたいと思っている」として、今後、小泉元総理との連携を模索する意向を示しました。(