大学入試、就職考え「文低理高」傾向に 法学部離れ顕著

2013-01-19 17:15:49 | 報道

大学入試、就職考え「文低理高」傾向に 法学部離れ顕著

大学入試センター試験が19日始まり、入試シーズンが本格的に始まった。大手予備校の分析では、2008年秋のリーマン・ショック以降の就職難が続く中、今年は理系学部の人気が一層高まり、「文低理高」にますます拍車がかかっているようだ。
 大学センター試験特集
 北海道立札幌南高校3年の女子生徒(18)は文系クラスだが、目指すのは札幌医科大学の看護学科だ。

 数学と理科が苦手。漠然と文系クラスに進んだものの、「進路をまじめに考える段階になって、文学部などでは就職が厳しいかな」と思い直した。就職が安定していることに加え、運動部のマネジャーを務める中、人を助ける仕事に魅力を感じていることも志望校選びに影響した。