発給付金事業を22年間独占 経産省OB天下り法人

2013-01-03 16:47:23 | 原発

発給付金事業、22年間独占 経産省OB天下り法人

【大谷聡、白木琢歩】原発近くの住民に現金を支給する「原子力立地給付金」制度で、経済産業省OBが天下っている財団法人「電源地域振興センター」(東京)が、給付金の交付事業を22年間独占して自治体から請け負ってきたことが朝日新聞の調べでわかった。センターは交付実務を電力会社に再委託し、2010年度で約3800万円の差益をあげ、OBらが役員報酬を得ている。

 給付金は、国が電気料金を原資に原子力関連施設の立地自治体と周辺自治体に払う「電源三法交付金」の一部。朝日新聞が関係する14道県に取材したところ、いずれの自治体も住民への交付事業をセンターに請け負わせてきた。12年度から事業者の決定を公募に切り替えたが、14道県とも応募したのはセンターだけだったという。

 センターは、事業の計画作りや道県への実績報告などを除き、給付額の計算や払い込みなどの交付事務を電力会社に再委託している。自治体から受け取る補助金と、センターが負担する事業費の差額は、10年度決算で約3800万円だった。理事長は、1990年の設立から4代続けて経産省(旧通産省)OBが就任し、現職の新欣樹(あたらしきんじゅ)理事長(09年7月就任)は元中小企業庁長官。公表資料によると、理事長は常勤で年収1658万円と規定されている。


国の会計制度改正、維新が法案提出

2013-01-03 16:22:46 | 橋下徹

国の会計制度改正、維新が法案提出 

日本維新の会は国の会計制度を見直すための法案を通常国会に提出する方針を固めた。政府の一般会計や特別会計の処理を民間企業が一般的に使っている「複式簿記・発生主義」に基づく仕組みに見直すのが柱だ。現在は手元にある現金の増減のみに着目する「単式簿記・現金主義」で処理しており、政府保有の建物や道路など資産の把握が十分にできていないとの指摘が出ている。


チノパン、帰省中の静岡 車で死亡事故

2013-01-03 09:43:45 | 芸能

「チノパン」の愛称で知られる元フジテレビアナウンサーの横手(旧姓・千野)志麻(しお)さん(35)が2日午後5時ごろ、静岡県沼津市のホテル駐車場で長野県小諸市の荻原俊文さん(38)を車でひき、死亡させた。
 
 静岡県警沼津署によると、出身地の沼津に帰省中の横手さんは、駐車場内で乗用車を運転して荻原さんと接触。荻原さんは胸部、腹部などを圧迫され搬送先の病院で死亡したという。横手さん自身が「事故を起こした」と110番した。現場は東名高速・沼津インターそばにあるビジネスホテルで、駐車場は数十台近く止められる規模。ホテル側は「担当者が不在で詳細は不明」とした。
 
 横手さんは聖心女子大を卒業後、2000年にフジテレビに入社。新人時代にバラエティー番組「チノパン」で司会を務め、それが愛称となって人気を博した。
 
 06年に福田康夫元首相のおいで外資系証券マンの男性と結婚、同局を退社した。夫は六本木ヒルズのオフィスに勤める「ヒルズ族」のエリートとして知られ、挙式には政財界の大物ら500人が集まり話題になった。横手さんの実父も沼津市議を務めている。08年には双子の男児、09年には女児を出産。最近では昨年12月にテレビのクイズ番組に出演。また、TOKYO FMではレギュラー番組を持っている。昨年4月には著書「幸せをつかむ言葉の習慣」を出版していた。