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第1原発沿岸 高濃度汚染 海底土セシウム最大2千ベクレル 

2014-06-14 20:30:00 | 原発

第1原発沿岸、南が高濃度 海底土セシウム最大2千ベクレル 

原子力規制庁は13日、東京電力福島第1原発の沖合約千平方キロの範囲で、海底土の放射性セシウム濃度を調べた結果を発表した。原発の沖合数キロの沿岸部では、北側に比べて南側で濃度が高い傾向が あり、海底土1キログラム当たり最大2000ベクレルが測定された。

 規制庁は「福島県の沿岸では海流が北から南に向かっている場合が多く、汚染された海水や土が海流で南方に運ばれたことが原因の可能性がある」としている。

 調査は 2013年12月ごろに実施。 船からワイヤで放射線測定器をつり下げ、海底に沈んだセシウムから出るガンマ線を測定。約800キロを航行し、海底表層のセシウム濃度分布を確認した。

 第1原発の北方では海底土1キログラム当たり数十ベクレルのエリアが多かったが、南側は数百ベクレルに上った。また海底のセシウムが海水中にどの程度溶け出すか調べるため、海底土を採取して分析した結果、1~2%程度だった。


小泉・細川も参戦 「脱原発」が一大結集する滋賀県知事選

2014-05-16 16:46:10 | 原発

小泉・細川も参戦 「脱原発」が一大結集する滋賀県知事選

滋賀県知事選(6月26日告示、7月13日投票)は、民主党の三日月大造前衆院議員(42)が、引退する嘉田知事の事実上の後継となった。三日月氏は嘉田知事の「卒原発」を引き継ぐといい、原発再稼働が争点となるのは確実。嘉田知事は小泉・細川との連携も視野に入れている。滋賀県知事選が脱原発勢力の一大結集の場になる可能性が出てきた。

 三日月氏は先週9日、議員辞職し県知事選への立候補を表明した。民主を離党し無所属で出馬する。記者会見には嘉田知事も駆けつけ、途中から並んで質問に答えるなど、全面支援をアピールした。両者は政策集団「チームしが」を立ち上げ、共同代表に就任。三日月氏は会見で「滋賀から原発に依存しないエネルギー政策をつくる」と強調した。

「三日月氏は民主党議員として原発の海外輸出に賛成した。ガチガチの脱原発論者ではなかったが勝つためには嘉田票が必要。嘉田知事は三日月氏の政策スタンスを見極めることに時間をかけ、最終的に協議が整ったので支援を決めたのです」(地元関係者)

■自公推薦は経産省OB

 知事選をめぐっては、 原子力ムラの総本山・経産省のOB、小鑓隆史氏(47)を自公が推薦する。「原子力ムラの代表VS脱原発知事の後継」という一大決戦となるのである。

 三日月氏はJR西労組出身で連合との関係が深い。東京都知事選では、会長が東電労組出身の連合東京は舛添を支援したが、「滋賀県内では関電労組はそんなに強くない。それに、三日月氏が議員辞職したことで、民主党の川端達夫・元総務相が繰り上げ当選になった。連合は川端さんを何としても国会に戻したかったので大喜びです。さすがに今回は三日月支援でしょう。嘉田知事も『都知事選とは違う。連合滋賀は卒原発はOKです』と言っています」(前出の関係者)。

 さらなる仰天プランも練られている。ズバリ細川・小泉両元首相コンビとの連携だ。知事選を取材しているジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「先週の『自然エネルギー推進会議』設立総会後、細川さんから嘉田さんに電話があった。細川さんは知事選のことをたいそう気にしていたそうです。細川・小泉コンビは『選挙には関わらない』と言っていますが、シンポジウムは別。選挙期間中の7月1日は『びわ湖の日』です。その前後に『琵琶湖を放射能で汚さないシンポ』のようなイベントが開かれれば、参加する可能性があります」

 いよいよ地方からのろしが上がる。1強でふんぞり返る安倍政権にとって、7月の滋賀知事選は大きなターニングポイントとなるのだ。


小泉元首相、財界と決別 東電など設立の研究機関顧問辞任

2014-05-12 12:55:10 | 原発

小泉元首相、財界と決別 東電など設立の研究機関顧問辞任

■原発めぐる立場、相いれず

 小泉純一郎元首相(72)が、財界を中心に設立された民間シンクタンク「国際公共政策研究センター」(CIPPS)の顧問を4月末に辞任したことが11日、分かった。細川護煕(もりひろ)元首相(76)とタッグを組んで訴える「脱原発」に向け、原発推進で立場が相いれない財界との事実上の“決別”を決断した形だ。

  CIPPSは平成19年3月、トヨタ自動車やキヤノン、東京電力、新日本製鉄(現・新日鉄住金)が発起人となり設立された。経団連会長だった奥田碩(ひろし)元トヨタ会長が旗振り役となり、国内の主要企業80社が約18億円の設立資金を提供した。奥田氏が会長に就任し、首相退任後の小泉氏を顧問で迎えた。

  CIPPS関係者によると、小泉氏の顧問辞任の申し出に奥田氏が慰留したが小泉氏は翻意しなかったという。小泉氏は20年9月の政界引退後も、CIPPSを拠点に活動を続けてきた。

  小泉氏は2月の東京都知事選で脱原発を掲げる細川氏を全面支援したが、3位の惨敗に終わった。しかし7日には細川氏とともに原発ゼロを目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立し再始動した。

  CIPPSは発起人の東電のほか、理事に日立製作所やIHIなど原発関連企業のトップが名を連ねており、小泉氏は原発ゼロを目指す上で一線を画すべきだと判断したようだ。


美味しんぼ問題 前双葉町長が批判 自民党石原環境相発言

2014-05-10 09:56:35 | 原発

自民党は隠ぺいしたいんだろ!

美味しんぼ問題 前双葉町長が批判 自民党石原環境相発言

東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す漫画「美味しんぼ」の描写で小学館に抗議が寄せられている問題を巡り、作品に実名で登場した前福島県双葉町長の井戸川克隆さん(67)が9日、東京都内で記者会見し、「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と述べた。石原伸晃環境相が同日作品に不快感を示したことについて「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」と批判した。

 一方、作者の雁屋哲さんは同日、自身のブログで「書いた内容についての責任は全て私にあります」とし、小学館の編集部に抗議しないよう求めた。


火山学会が原発対応委員会を創設 巨大噴火のリスク

2014-04-29 17:37:25 | 原発

ヤバイ でも再稼働 さすが自民党

川内原発周辺には巨大噴火の痕跡がいくつも残り、火山学者の間では最も巨大噴火リスクが高い場所

日本火山学会:原発対応委員会を創設 巨大噴火リスク議論
毎日新聞 2014年04月29日 14時28分

 巨大噴火が原発に及ぼすリスクが問題になっていることを踏まえ、日本火山学会が「原子力問題対応委員会」を創設する。同学会が原発の安全対策に関係する組織を設けるのは初めてで、29日に横浜市内で初会合を開く。科学的立場から議論し、巨大噴火に関する一定の見解を出せるかどうかを検討していく。

 巨大噴火は極めて低い頻度でしか起きないが、万一稼働中に発生した場合、原発が高温の火砕流に覆われ、放射性物質が大量放出されても手の打ちようがない状態が長期間続く。そこで、同学会は巨大噴火に至るまでにどのような展開が考えられるかなどを議論する必要があると判断。宇都浩三会長のほか、石原和弘・京都大名誉教授や中田節也・東京大教授ら7人をメンバーに、随時会合を開いたりメールで意見交換したりすることにした。

 原発の巨大噴火リスクについては、再稼働第1号が有力視されている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)で特に問題になっている。川内原発周辺には巨大噴火の痕跡がいくつも残り、火山学者の間では最も巨大噴火リスクが高いとされている