goo blog サービス終了のお知らせ 

島田裕巳氏 葬儀離れ、戒名離れで寺がヤバイ

2012-04-24 09:48:50 | 暮らし
宗教に今、異変が起きている。スピリチュアルスポットがブームになる一方、葬儀の簡略化などで寺院の経営基盤は大きく揺らいでいる。異変の陰に何があるのか、宗教学者の島田裕巳氏が解説する。

 * * *
 人々と宗教の関わりが薄くなるなかで、今起きているのが、葬儀の簡略化や「戒名はいらない」という人の増加である。

 日本の葬式費用は平均231万円(2007年の日本消費者協会の調査)で、世界一高い。葬式にいくら費用をかけても何かが残るわけではなく、祭壇はすぐに壊され、高価な棺も火葬されればただの灰になる。通夜や葬儀・告別式に200万円を超す大金をかけることに、多くの人が疑問を感じるのは当然だろう。戒名料として高い金を支払うことに理不尽さを感じる人も多い。

 今年2月から3月中旬にかけて行なわれた読売新聞の調査によれば、葬式を「簡素に」と答えた人は92%、戒名は「必要ない」が56%に達した。近世のはじめ、今から400年ほど前に成立した葬式仏教の基盤は、確実に崩壊しつつあるのだ。

 近著『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』(幻冬舎新書)でも触れたが、そもそも菩提寺として檀家との交流をほとんどせず、葬式のときだけ高額な御布施や戒名料を取ろうというのでは理屈が立たない。

 大阪などでは月命日ごとに僧侶が檀家の家を訪れてお経を上げるなど、いまなお寺は身近な存在だが、東京の寺院のほとんどは葬儀の数の多さにあぐらをかいている。今後、葬儀離れ、戒名離れによって深刻な影響を受けるのは必定だ。

 とくに高齢者の葬儀には参列者が集まらないため、今後は高齢化とともに簡略化した家族葬が増え、寺が葬儀で儲けることはますます難しくなる。そうしたお金が末寺を通じて本山に上げられる集金システムは、すでに崩壊の危機に瀕しているのである。

 長い歴史を持ち、伝統に結びついた神社仏閣は、修学旅行客や観光客を集めて拝観料でやっていけるが、それは全国7万7000ある寺院のごく一握りでしかない。地方の小さな神社は、すでに朽ち果てているところが相次いでいる。

 寺院は対策として永代供養墓を作るなどしているが、寺の関係者は「人が集まらずに借金だけが増える」という悩みを抱えている。高額のお金を払う購入者は、その寺が本当にきちんと供養してくれるのか、住職の「人間性」を厳しく見るからだ。

 もともと寺にはサービス業の側面があるが、これからは一層、墓を売るにも参拝者を増やすにも、一般の人に満足してもらえるようなサービスを提供しなければならない。

※週刊ポスト2012年5月4・11日号

サイディングプレカットのREGプレカット協議会

2011-11-16 23:13:00 | 暮らし
 イシハラ(愛知県豊橋市)はサイディングプレカットの普及を目的とした会員制ネットワークを設立する。同社のほか、南陽(富山県高岡市)、タカカツ(宮城県大崎市)、SDプレカット建装(東京都中央区)、外装テックアメニティ(東京都大田区)が発起人となり、2012年4月5日付で任意団体として設立する予定。サイディングプレカット事業のノウハウを提供するほか、技術研修などを実施していく。技術移転に時間を要することから、当面、1、2年で正会員を8社程度増やす考え。12年1月末まで第1次の募集をしている。

 ネットワークの名称は「REGプレカット協議会」。イシハラの本社内に事務局を設置する。「REGプレカット」は、イシハラと平安コーポレーション(静岡県浜松市)、ネットイーグル(福岡県福岡市)、ニチハ(愛知県名古屋市)が共同で開発したCADとCAMが連動したサイディングプレカット技術。

 同技術を採用することで現場作業の軽減、廃材の削減などの効果が得られるほか、プレカットデータを管理することで、リフォーム時の提案にも結びつけられるとして、住宅会社などに提案していく。

子孫がいたんだ 秋山好古のひ孫は陸自指揮官 研究重ね「信頼されたい」

2010-12-28 20:11:08 | 暮らし
 NHKのドラマにもなった司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の一人、秋山好古のひ孫で、陸上自衛隊3佐の秋山純一さん(36)が北海道恵庭市で初めて指揮官としての任務に当たっている。小説を読んで好古の弟、真之に憧れたが、今は「好古のような信頼される指揮官になりたい」と、戦史や戦術の研究にも励んでいる。
 純一さんは第7師団所属戦車部隊の中隊長として赴任し、部下約50人を束ねている。好古は日露戦争で騎兵を率い、世界最強といわれたロシアのコサック騎兵を破ったことで知られる。戦車部隊はその流れをくんでおり、隊旗には白馬があしらってある。
 「人生は一事を成すためにある」。秋山家に伝わる好古の言葉だ。(秋山好古のひ孫は陸自指揮官 研究重ね「信頼されたい」 - 47NEWS(よんななニュース))

猫同士のけんかが原因か 殺人未遂事件 容疑で65歳男を逮捕

2010-12-23 21:54:59 | 暮らし
埼玉県寄居町で、65歳の男が近所の73歳の男性を木刀のようなもので殴り、重傷を負わせたとして逮捕されました。きっかけはネコのけんかでした。

 寄居町の無職・佐々木祐一容疑者は先月13日の未明、自宅近くの路上で、近くに住む男性の顔などを木刀のようなもので殴った殺人未遂の疑いが持たれています。男性は顔の骨を折るなどの重傷を負いました。警察によると、飼いネコが騒いでいることに気づいた男性が外に出たところ、佐々木容疑者から「お前が飼いネコを外に出すから、自分が餌をやっているネコとけんかになる」などと因縁をつけられ、殴られたということです。佐々木容疑者は「殴ったが殺すつもりはなかった」と供述しています。(猫のけんかが原因か 殺人未遂容疑で65歳男を逮捕)

凄すぎる 銭湯でボイラー爆発、100メートル先に落下 福岡

2010-12-21 19:30:36 | 暮らし
21日午後0時25分ごろ、福岡県志免(しめ)町田富3丁目の銭湯「雫(しずく)の湯」=宮崎英夫さん(67)経営=でボイラーが爆発、約100メートル南東の同県宇美町光正寺2丁目の焼き鳥店=嘉村徳義さん(59)経営=の屋根に、重さ約400キロのボイラーが落下した。銭湯は営業中で、焼き鳥店は店員が仕込み中だったが、いずれもけが人はなかった。
 粕屋署によると、ボイラーは銭湯に隣接するプレハブに5台あり、うち4台が稼働していた。1台から煙が出ているのに従業員が気づいて停止させたところ、間もなく別の1台が爆発したという。
 焼き鳥店に落下したボイラーは金属製で、直径約1メートル、長さ約1.7メートルの円柱形。2階建ての店の屋根に突き刺さるようにして落ちた。また、志免町志免の中古車販売店にも破片が落ち、外車2台のガラスが割れた。 (asahi.com(朝日新聞社):銭湯でボイラー爆発、100メートル先に落下 福岡 - 社会)