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夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

くまさんの憂鬱は

2023-05-29 22:30:42 | つれづれ
くまさんは頭を抱えていました

キツネ君がやってきて

「おいおい、どうしたんだい?」

と、聞きました。

聞くと親友のアナグマちゃんが

一緒に森のはずれの野いちごを取りに行こうと言ったのだそうです

くまさんは楽しみで楽しみで仕方なかったようです

でも

約束の日が近づくにつれて

くまさんは悩むようになりました

「アナグマちゃんは僕と一緒に行って本当に嬉しいのかな?気を使っているのかな?僕と一緒で本当にいいのかなぁ?」

そんなことを考えているうちに

くまさんは眠れなくなってしまい

浮かない顔をしていたのでありました

キツネくんは

笑って

「大きい身体をして、そんなことで悩んで眠れなかったのかい?」

くまさんはうなずきました

キツネくんはくまさんの顔をのぞき込んで言いました

「楽しく行って、野いちごたくさん摘んでお腹いっぱい食べてくればいいのさ。何にも考えないことだよ。きっと楽しくなるなあって、それを想像してたらいいんだよ。それだけさ」

くまさんはキツネくんの顔を見ました。

「大丈夫なのかなあ」

「人の心を一生懸命推し量っているよりも、自分の心をみてごらんよ。楽しみたいって言ってるんじゃないの?」

くまさんは自分の胸にそっと手を押し当てました

ドキンドキンと音がしていました

きっとアナグマちゃんは楽しみにしてくれてる

きっとアナグマちゃんは楽しみにしてくれてる

そうつぶやくと

キツネくんの顔を見てちょっと笑いました。

「安心して眠ればいいよ。きっと明日はいい天気さ」



約束の朝

くまさんが起きると

戸口の切り株の上に

小さなかごと大きなかごを2つ持ったアナグマちゃんが座っていました。

くまさんは嬉しくなって用意をして戸口に出ました

アナグマちゃんは言いました

「指折り数えてたのよ。一緒に行ける日をね。今日は野いちごたくさん食べて、かごに摘んだら、帰ったら私のおウチで一緒にジャムも作りましょ。」

くまさんは大きくうなずきました。

そして言葉はうまく出なかったけど

満面の笑顔になりました。


きっと野いちご美味しいよ。♥️🍀♥️




コメント (2)
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ピンクの薔薇を

2023-05-29 21:20:59 | つれづれ
薔薇の苗を植えたよ

と、昨日友が話した。

庭に薔薇が咲くところをふと想像しました。

思春期の頃夢見てたなあ。

ダズンローズの物語

12本の薔薇をプレゼントしてもらい

その中の一番美しいなあと思う一本を取り

送り主のスーツのポケットに入れる。

思春期の私は

「私は真っ赤なバラは気後れするわ。ピンクの柔らかな色のがいいな」

そんな憧れを持ってた頃が懐かしい。

そんな現実はついぞ一度もなかったわけですが

それでもそんな薔薇の物語も

繊細な作品作って表現できたら素敵だなあと今日想っていました。

本当に

少女の頃の憧れって

笑えるくらい純粋なのですけれど

でもねえ

ちっとも何にも中身は変わっていない気がするものです。

見かけは老いていっても

心はそのまんまなのだろうなあ。

薔薇の話を聞いて

私はついつい笑顔になりました。

その友の旦那さま

奥さんが大好きで

それこそ100本でも何本でも贈られそう。

この前泊めてもらったとき

なんとも言えない二人のいい雰囲気に

優しい時間を感じました。

へえ。いいもんだなあ。




私は子供の頃からの超絶なつっぱる照れくさがりやで

自分の女性らしい感情など

出してなるものか、みたいな突っ張り方でしたね。

でも最近はそんなつっぱる強情さは段々消えてきてます。

春の陽射しみたいな性格になりつつあって

本当に不思議な感覚。



なんでしょうね。

虎の牙を抜かれてにゃんこになっちゃったような。(笑)

まあ

素直に明るく

それでいいのかな

そんな感覚になってきました。

海を見て

波の音を聴き

たまに水がゆるくなると

裸足で波打ち際を歩くんです。

気持ちいい。

硬くなった心は徐々に柔らかくなりまろやかになっていく。

作品たちのインスピレーションもすごいことになってきてます

人生の高揚期みたいなものがあるのなら

私はこの後半にそれが来ました。

これからも努力したいし

作品うみだして行きたい想い

そんな想いを素直に伸びやかに出してゆきたい。



どんな花が咲くでしょうか?

はにかんで

照れくさくて

めちゃくちゃ言って友達から離れて笑ってるみたいなそんな照れくさがりやが

少しは素直な物言いできるかしらとクスクス笑ってます。

創作では大変なことたくさんたくさん待ってますが

それらを楽しそうに乗り越えられたら嬉しいです。

昨日

利他の想いがなければ…

と、ある人がおっしゃった。

利他の想いがなければ

人を育てたり支えたりなど口先だけ。できやしない。

そんな想いや人の器というものを学びながら

さて自分はどのように少しは成長できるかなぁと真剣に考えておりました。

残りの人生を

どのように生ききるのか

真剣に考えておりました。

ずるいことをしないで

心をなるべく直くして

過ごせるでしょうか。

それができたなら

ピンクの薔薇を12本

もらうこともできるかもですね。

人からもらえることなんて期待しないですが

天から12本

美しいピンクの薔薇を頂けたら

きっと幸せなことでしょうね。

目には見えない薔薇かもしれないけど。

それでも私は

一生に一度のダズンローズ

天から頂けたらとてもとても嬉しいでしょうね。

天の胸のポケットに

特別美しいピンクの薔薇を一本。

私は挿す事もできるのですから。




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出会いさまざま

2023-05-28 22:36:44 | つれづれ
いつも来てくださり感謝

初めてお会いする皆さんにも感謝

不思議なご縁で繋がる皆さんに感謝。

和歌山も不思議な場所ですね。

いつも想います。

ありがたいなあと想います。



いよいよ明日と明後日の2日になりました。

明後日は午後3時にて閉場いたします。

どうか皆さん

明日からはお天気も少し悪くなりそうですが

お気をつけてお越しくださいね。

音色を愛おしみ

楽しみに来られる皆さんの笑顔は

何にも増して私には元気の素。

そして創作の種となります。

嬉しいです。



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ありがとうございます

2023-05-27 20:31:43 | つれづれ
新大阪から特急くろしおに乗りますとき

去年まではとても空いてました。

今年は外国の皆さんも、多く

へえ。すごいなあと思うくらい席はほぼ埋まっておりました。

和歌山についてホテル初めてのところでしたがちょっと迷いウロウロ。

荷物預けて近道教えてもらい近鉄さんまで。

予定通り11時となりました。

昨年やもっと前からも来てくださる皆さん達が多くご来場頂きました。

ありがたいなあと想います。

嬉しかったです。

今日明日はお天気ももつようです。

台風近づいてるせいか

京都も新大阪も蒸し蒸ししてますね。暑いですね。

夜に涛音寮のこのみちゃんが電話してくれて

国見はさっびいよ〜❢と。

風が強くて湿度も少なく寒く感じると。

確かに出かけるときも上着着てましたが

京都や新大阪では脱ぎ捨てる感覚。

関西暑い。(笑)

多分国見は風が吹き渡るからです。

気温は多分高いんですけど、体感温度が低いのですね。風が強いので。

暑さ寒さは風のある無しでも変わりますね。(笑)



あ。

今日会場の写真改めて撮ろうとして忘れてました!(笑)

のんきだなあ。

明日撮りましょう。



たくさんのご来場本当にありがとうございました!

明日も楽しみです!

皆さんどうかお気をつけてお越しくださいね。


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和歌山に

2023-05-27 08:03:08 | つれづれ
京都に入り

母の顔を見て

いろんなことをして

走り回り

水回りのお掃除して

眠ろうとするとなかなか眠れず。

そういえばいつもこうだったなと。

こちらの夜明けは国見より早い。



早めに起きて

母にまた来るねといい

でかけます。


今日は

11時くらいに会場に入ります

よろしくお願いします



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