都合のいい女

ビー・バップ・ハイスクール

高校与太郎狂騒曲(’87年　東映製作)

YouTubeの東映シアターオンライン(公式)

にて無料視聴しました｡

ビー・バップ・ハイスクール

…きうちかずひろ氏原作のコミック｡

地方都市の不良少年達の物語｡

実写化映画も本作品で第4作目｡

とても人気があった事がわかります｡

内容はケンカとロマンスを繰り返すだけの

大変低俗なモノです｡

他人様にオススメ出来ません｡

ただ

あまりにも低俗なので面白くなります｡

当時売出し中のアイドル等が出演しますが

結構キワドイシーンがあったりして

よくまぁこんな仕事引き受けたもんだ

…って思いました｡

その後

そんなに活躍しなかった方々なので

単にヒドい目にあった感じ｡

女性の扱いはそんなだし

ストーリー的には男にとって都合のいい女

ばかり出てくるしなんちゅう脚本なんだ!

…やや憤慨気味でいたら

脚本家は女性でした｡

那須真知子…という方で

デビューが日活の成人映画｡

だからなのか

「男の欲望ってこんなもんでしょ」

…って割り切りがあるのですかね?

完全娯楽作品なので

荒唐無稽なエンディングをむかえます｡

しかしながら

回を重ねる事にスケールダウンする

こちらのシリーズ｡

邦画の低迷期にぶち当たる為

どんどん予算が削られてるのが

ひしひし伝わってきます｡

主演の仲村トオルの人気に

おんぶに抱っこ…って感じ｡

これじゃあ人気も先細りになりますわな｡

作品の評価は

大学生役の柏原芳恵が思いの外

妖艶だったから

100点満点中100点｡