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兵庫県議支出問題 県議に対する抗議などの意見、1,500件超える

2014-07-05 | 報道・ニュース
涙と絶叫の釈明会見から3日。兵庫県議会に寄せられた抗議などの声は、1,500件を超えた。その波紋が海外まで広がる中、県議会は、どう対処しようとしているのか。

県議当選前の野々村 竜太郎氏は「私的流用ではないからといって、わたしたち西宮市民の生活をより良くすることのない税金の無駄遣いを正さなければなりません」と話していた。

県議になる前、「税金の無駄遣いを正す」と高らかに訴え、兵庫県議会の議員となった野々村 竜太郎氏。

3年がたった今、税金に関わる不透明な支出を追及される側になった。

7月1日、野々村議員は「縁もゆかりもない西宮市民の皆さまに選出されて、やっと議員になったんです!! ですから、皆さまのご指摘を、県民の皆さまのご指摘と受け止めて...」と話した。

衝撃の号泣会見は今や、世界を駆けめぐっている。

イギリスのガーディアン紙は「日本人政治家が泣く映像が、インターネットで大うけ」と伝えた。

フランスのAFP通信は、「泣いている支離滅裂な日本人政治家」と伝えた。

兵庫県によると、4日の午後4時現在、野々村県議に対する抗議などの意見が、およそ1,550件寄せられているという。

野々村県議は、会見の中で、1年間で195回の日帰り出張と、これに支出した300万円余りの交通費については、最後まで正しく報告したと主張した。

野々村議員は「自分としては、なんで! 実績に基づいてきっちり報告してんのに、なんで自分を曲げないといかんのやと...」と話した。

しかし、収支報告書の中身を見てみると、不自然さが浮き彫りになった。

2013年4月17日に新幹線を使って、福岡に日帰り出張した野々村県議は、その翌日、新幹線を使って東京に出張した。

次の日は、福岡、さらに次の日は東京と、一度も宿泊することなく、なぜか交互に、福岡、東京の日帰り出張を繰り返し、これが11日間も続いた。

そして、1日あたり、博多出張で4万1,880円、東京で3万8,610円の新幹線代など、交通費については領収書を一切添付しなかった。

その理由について、野々村県議は「領収書を取得できない場合という認識で、『支払い証明書』をもって、支出できると...」と話した。

支払い証明書とは、領収証が発行できない、やむを得ない場合などに、領収証の代わりとして、経費の精算に用いられるもの。

野々村県議は、新幹線代などを支払う際、通常、窓口などで発行可能な領収証を取得できなかったと主張した。

このような言い分は、納得できるものなのか。

「スーパーニュース」は、日本維新の会・柳ケ瀬 裕文東京都議を取材し、政務活動費の実際の報告の様子を見せてもらった。

柳ケ瀬都議は「わたしたちも、タクシーを使ったりとかしますけれども、そのときは、必ず領収書を添付しなければいけないと。どこからどこまで行ったのか、何のために行ったのか。それからどういうことをしたのか、それで必ず領収書を添付すると」と話した。

150円程度の電車賃の場合は、支払い証明書を作成することはあり得るとした一方で、柳ケ瀬都議は「(新幹線で支払い証明書を使うことは?)考えられないですね。新幹線は高額ですよね。そうすると、領収書は確実に取っておかなければいけないものだと。わたしたち議会は、税金をチェックする機関ですので、あいまいなことは許されないと思います」と話した。

涙で済ませてはいけない、政務活動費をめぐる疑惑。

兵庫県議会は、7日に、各会派の代表者会議を開き、野々村県議が使った政務活動費の調査などを議論することにしている。

こういう人は議員を辞めてもらったほがいいと思いますよ。


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