大阪市女性殺害 女性に深さ20cm以上の刺し傷など多数の傷

大阪市でストーカー行為を受けていた女性が殺害された事件で、女性に深さ20cm以上の刺し傷など、多数の傷があったことがわかった。

無職・松本 隆容疑者(57)は2日未明、大阪市平野区で、飲食店従業員・井村由美さん(38)を刃物で刺し、殺害した疑いが持たれている。

井村さんの傷は十数カ所にのぼり、左脇腹などには、20cm以上の深さの傷があったことがわかった。

松本容疑者は、井村さんにストーカー行為を繰り返して、警察から警告を受けると、「もう関わりません」と話し、その後、井村さんから被害の申告がなかったため、警察は4月、危険性の判断を下げていた。

井村さんが通っていた飲食店店主は「『(ストーカー行為が)ちょっと落ち着いたから店に戻る』、『(松本容疑者を)出入り禁止したから、もう大丈夫だ』と(井村さんが)言っていた」と話した。

しかし2日、松本容疑者は井村さんを待ち伏せしていたという。

松本容疑者は「あの世で一緒に暮らせると思った」と供述していて、警察は傷の状態などから、強い殺意があったとみて、捜査している。

どうして殺人まで行ってしまったんでしょうね。