亡くなった大橋巨泉さんのお別れの会が、5日夜に開かれた。
ビートたけしさん(69)は「全盛期のテレビの一番のスターだったし、野球が全盛期だった人は、長嶋さん、王さん、テレビは巨泉さんとか、そういう時代の人ですよね」と話した。
2016年7月、82歳で亡くなった大橋巨泉さんのお別れ会が、東京都内で開かれ、各界から、多くの著名人が参列した。
王 貞治さん(76)は「そう遠くなく、そばに行けると思いますから。そばでまた、歓迎の準備をして待っていていただきたいと、そのように思います」と述べた。
関口 宏さん(73)は「私も、王さんに遅れること、そちらへ伺うことになると思うんですが。ただ、残念ながら、またわたしは、そちらでも、あなたの後輩ということになります。『おい、宏!』、また呼んで、温かく迎えてください」と述べた。
祭壇には、色とりどりの花が飾られ、優しい笑みを浮かべる巨泉さんの写真があった。
巨泉さんは1994年、「少し番組のキーである人が少なすぎるね。俺に帰ってこいなんてのは、情けないですよ」と話していた。
独特の語り口で、人気番組を生み出し、テレビの一時代を築いてきた巨泉さん。
会場には、巨泉さんが司会を務めた「クイズダービー」や「世界まるごとHOWマッチ」など、代表的な番組を再現したセットも登場。
世界まるごとHOWマッチで、ナレーターに抜てきされた小倉智昭さん(69)は「40年前に、巨泉さんに拾われて、今があるわけで。『世界まるごとHOWマッチ』に起用されていなかったら、今、何やってるかわからないですよね。テレビを見る目が素晴らしかったし、鋭かったですね。『世界まるごとHOWマッチ』をやる時も、自分の考えで、へいちゃん(石坂浩二さん)と(ビート)たけしがいなかったら、この番組は成り立たないから、とにかく入れろと言って。彼らが入った時に、もうこれで、『世界まるごとHOWマッチ』は絶対数字を取るからと言って、その通りになったじゃないですか」と話した。
そのビートたけしさんは、巨泉さんとの思い出を、「遊びに連れてってもらいましたね。ゴルフやって、1万円ずつ賭けて、俺が必ず負けて。その代わり、おごってくれましたけどね。たけしには、ずっと俺がおごってたって、言ってましたけどね。『たけしのばか、また俺の悪口を言いやがって』って、どうせ言ってますよ」と振り返った。
そんなたけしさんも、会場に展示された巨泉さんの写真を、懐かしむように見つめていた。
たけしさんは「俺、謹慎したり、交通事故を起こしたりした時に、必ず巨泉さんの家に呼ばれて、居候していましたね。ゴルフやろうって。マイナスなことは、ほとんど言わずに、『お前、いいんだよ。いい休みじゃないか』って、そういうふうに気にかけてくれて。本当は優しいんですよね」と話した。
クイズダービーで共演した竹下景子さん(62)は「本当に、番組を作る天才でいらしたから。30分の番組も、寸分たがわず、生放送のように、いつも収録が進んでいたし。わたしは最初、本当に女子大生だったので、それはそれはもう、いろいろなことも教えてくださって」と話した。
徳光和夫さん(75)は「一番印象に残る仕事は、リアリティーのある巨泉さんが、よく引き受けたなと思うんでありますけども、その日にUFOが来るというんですね。そういう番組があったんですよ、木曜スペシャルで。僕が屋上で中継をしながら、UFOを見ているという。そこでわたしが、『今、漆黒の闇の夜空を見ているんですけど。ちょっと待ってください、怪しげな光を放っております、飛行物体がやってまいりました。近づいてくるような感じがいたします。双眼鏡で見ますと、若干、鶴のマークのようなものが見えます』って言ったら、このことをものすごく褒めてくれまして、巨泉さんが。ああいうのが面白いと」と話した。
「爆笑問題」の太田 光さん(51)は「『今、当たり前だと思っていることが、180度ひっくり返ることがあるんだから、お前は絶対、それを信じるな。今のこの価値観っていうものを常に疑ってかかれ』っていうのは、巨泉さんも、愛川さんも、僕に『最後にそれだけは言っとくぞ』っていうのは、肝に銘じていますね」と話した。
凄い人だったんですね。
ビートたけしさん(69)は「全盛期のテレビの一番のスターだったし、野球が全盛期だった人は、長嶋さん、王さん、テレビは巨泉さんとか、そういう時代の人ですよね」と話した。
2016年7月、82歳で亡くなった大橋巨泉さんのお別れ会が、東京都内で開かれ、各界から、多くの著名人が参列した。
王 貞治さん(76)は「そう遠くなく、そばに行けると思いますから。そばでまた、歓迎の準備をして待っていていただきたいと、そのように思います」と述べた。
関口 宏さん(73)は「私も、王さんに遅れること、そちらへ伺うことになると思うんですが。ただ、残念ながら、またわたしは、そちらでも、あなたの後輩ということになります。『おい、宏!』、また呼んで、温かく迎えてください」と述べた。
祭壇には、色とりどりの花が飾られ、優しい笑みを浮かべる巨泉さんの写真があった。
巨泉さんは1994年、「少し番組のキーである人が少なすぎるね。俺に帰ってこいなんてのは、情けないですよ」と話していた。
独特の語り口で、人気番組を生み出し、テレビの一時代を築いてきた巨泉さん。
会場には、巨泉さんが司会を務めた「クイズダービー」や「世界まるごとHOWマッチ」など、代表的な番組を再現したセットも登場。
世界まるごとHOWマッチで、ナレーターに抜てきされた小倉智昭さん(69)は「40年前に、巨泉さんに拾われて、今があるわけで。『世界まるごとHOWマッチ』に起用されていなかったら、今、何やってるかわからないですよね。テレビを見る目が素晴らしかったし、鋭かったですね。『世界まるごとHOWマッチ』をやる時も、自分の考えで、へいちゃん(石坂浩二さん)と(ビート)たけしがいなかったら、この番組は成り立たないから、とにかく入れろと言って。彼らが入った時に、もうこれで、『世界まるごとHOWマッチ』は絶対数字を取るからと言って、その通りになったじゃないですか」と話した。
そのビートたけしさんは、巨泉さんとの思い出を、「遊びに連れてってもらいましたね。ゴルフやって、1万円ずつ賭けて、俺が必ず負けて。その代わり、おごってくれましたけどね。たけしには、ずっと俺がおごってたって、言ってましたけどね。『たけしのばか、また俺の悪口を言いやがって』って、どうせ言ってますよ」と振り返った。
そんなたけしさんも、会場に展示された巨泉さんの写真を、懐かしむように見つめていた。
たけしさんは「俺、謹慎したり、交通事故を起こしたりした時に、必ず巨泉さんの家に呼ばれて、居候していましたね。ゴルフやろうって。マイナスなことは、ほとんど言わずに、『お前、いいんだよ。いい休みじゃないか』って、そういうふうに気にかけてくれて。本当は優しいんですよね」と話した。
クイズダービーで共演した竹下景子さん(62)は「本当に、番組を作る天才でいらしたから。30分の番組も、寸分たがわず、生放送のように、いつも収録が進んでいたし。わたしは最初、本当に女子大生だったので、それはそれはもう、いろいろなことも教えてくださって」と話した。
徳光和夫さん(75)は「一番印象に残る仕事は、リアリティーのある巨泉さんが、よく引き受けたなと思うんでありますけども、その日にUFOが来るというんですね。そういう番組があったんですよ、木曜スペシャルで。僕が屋上で中継をしながら、UFOを見ているという。そこでわたしが、『今、漆黒の闇の夜空を見ているんですけど。ちょっと待ってください、怪しげな光を放っております、飛行物体がやってまいりました。近づいてくるような感じがいたします。双眼鏡で見ますと、若干、鶴のマークのようなものが見えます』って言ったら、このことをものすごく褒めてくれまして、巨泉さんが。ああいうのが面白いと」と話した。
「爆笑問題」の太田 光さん(51)は「『今、当たり前だと思っていることが、180度ひっくり返ることがあるんだから、お前は絶対、それを信じるな。今のこの価値観っていうものを常に疑ってかかれ』っていうのは、巨泉さんも、愛川さんも、僕に『最後にそれだけは言っとくぞ』っていうのは、肝に銘じていますね」と話した。
凄い人だったんですね。