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堀越学園元理事長、横領容疑で逮捕

2012-12-01 | 事件・ニュース
 文部科学省が来年3月までに解散命令を出すことが決まっている群馬県の学校法人「堀越学園」。この学園の元理事長が、知人から借りた古美術品を無断で借金の担保に入れたとして逮捕されました。古美術品は時価、数億円に上りますが、その所有者はフィクサーとして知られる人物でした。

 ずらりと並んだ甲冑。江戸初期から中期に作られたとされ、その数は18基。

 「古伊万里の5点セットは私が世界で一番持っている。それをそっくり持っていった」(朝堂院大覚氏)

 こう語るのは、今回、被害にあった古美術品を実質的に所有していた朝堂院大覚氏。フィクサーとして知られる人物です。この朝堂院氏が貸した甲冑や古伊万里の古美術品などおよそ100点を無断で借金の担保にしたとして、30日、学校法人の元理事長が逮捕されました。

 逮捕されたのは複数の法令違反があったとして、文科省から解散命令が出ることが決まっている「堀越学園」の元理事長・堀越哲二容疑者(64)です。

 堀越容疑者は、おととし、貸金業者から6500万円の融資を受ける際、借りた古美術品に無断で担保権を設定した疑いが持たれています。

 堀越学園が運営する「創造学園大学」などがあるこの敷地。古美術品はここに建てられた“日本家屋”で保管されていました。しかし、おととし、このうちのいくつかがなくなっていたため、朝堂院氏が警察に被害届を出したのです。

 「何も戻ってきてない、何も。堀越容疑者を信じたわしの愚かさであり、私の不徳の致すところ」(朝堂院大覚氏)

 取り調べに対し、「一切、お答えできません」と供述している堀越容疑者。警察は、堀越容疑者が時価数億円に上る古美術品の大半を売却したとみて調べています。

 そんな悪いことをしてたんですね。