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日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

日本のバスケが上を目指す為に2

2006-07-12 11:57:20 | Weblog
勝利至上主義が嫌いです。
そのとき勝つためだけに、選手の未来を奪うようなコーチングは
許せるものではありません。
ただ野球よりはバスケは恵まれていると思いますが。
スポーツ指導者には、ぜひスポーツ医学を知って欲しいです。

真夏の練習で水分を断っても、精神力はつきません。
曇りの日でも、湿気が多ければ汗が蒸発せずに体温調節が狂います。
捻挫は逆にひねっても治りません。
鼻血は上を向いて首の後ろとんとんやっちゃだめです。
ウォームアップも大事ですがクールダウンも大事です。

この辺は、私が知る指導者がふつうにやっていたミスです。
全部体育の先生です。

楽しいという気持ちは、続けていく上で大きなプラスです。
特に低学年のうちは、遊びながら学ぶ/習うということは
不可欠な形だと思います。

ただ、楽しいだけでいいのでしょうか?
昨今の学校教育ってのは、いやなことはやらせないという
スタンスを守りすぎているのでは?と思います。

大会は、なくさなくてもいいと思います。
もちろん余裕ある日程やヘルスケアは大事です。
指導者の人間性も重要ですね。
(余談ですが、30人31脚の出場チームを率いる先生は、
あれ、どうなんでしょうかね?いっつも疑問に思うんですが。
どう考えても先生自身のためにやっているようにしか見えない。)

勝利の味も敗北の味も、人生にとって大きなスパイス。
競うこと自体は悪いことじゃない。
挫折は乗り越える為にあります。
そこから学ぶことは大きいし、教科書からは学べない。

ではまとめ。
小学生から大人と同じバスケ環境を。
指導者にはスポーツ医学講習を義務付ける(というか簡単に取れる免許制)
大会は選手のケアを大切にしつつ続ける。

裾野を広げるための提言です。
暴論ですが。