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文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

生業(なりわい)と、工業簿記 & IT技術の狭間で落ち込みが

2007-05-18 18:36:39 | 業務標準化は工業簿記で単品管理から
2007-5-18
 現在、日本のものつくりの原点である農業技術の生成と現状を多面的に分析を行っています。農業技術こそ日本のものつくりの原風景であり、原点であることに間違いはないと思います。

 日本の例えば印刷企業の実に98%は100名以下の中小・零細企業です
しかもその殆どが生業(なりわい)で成立しているとされています。

 その生業(なりわい)的な経営管理手法の一つとして、どんぶり勘定という捉え方があります。
 どんぶりにどんどん水を注いでいくと、ある段階でどんぶりから一斉に水があふれ出す状態となります、その状態を経営管理上で管理すると言う捉え方です
 かなり、大雑把な取らえ方ですが、そこでの数値は単純ですが結果はかなり明快です。
 例えば、印刷であれば何版以上、何枚以上印刷したか。で利益状況を知る。
田んぼでお米が何俵取れたかで、儲けがどれだけ出たのかを知る。
 途中の経過的なデータは飛ばして、最終結果を物量で掴んで、まあ言えることは
どんぶりからあふれ出した部分が儲けなのだと判断する方法です。
 先祖から受け継いで何年も何十回も同じ経過を繰り返しすれば、当然成立する考え方でした。

 いま、この方法で経営を行ってきている組織体全体が、とても奥の深いやみに
突っ込んでしまって抜け出せなくなってしまっています。

 時代変化が早く、生産手段が多様化して、かつ短時間で一気に変わり、同じ生産物を造るテクニックで、製造コストに雲泥の差が生じてしまっている、また消費者の意識も変わりが早く、的確に市場対応製品を生み出せない。

 その結果として
代表的な生業(なりわい)産業と見なされる2つの業務形態から
 印刷業界も、農業も同様に混迷を深めています。
企業的な標準化した、工業簿記をベースとした経営スタンスの再構築を求められています。


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