文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版) 稼働開始です

2007-10-10 10:29:06 | 生物情報収集とWEBGISと監査制度再構築
2007-10-10
 京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版)
本格稼働を開始しました。 時期として、山から里へ熊が降りてくる時期でもあり、早速昨晩、関西の朝日TVで午後6時ころ大きく報道されたと聞いています。

 (3)の発信システムを、ご御覧ください。MAP上に目撃情報がセットで確認いただけます。
 京都府では、今回は、関心の高い「ツキノワグマ」からはじめて、順次市民参加・協働によっる自然情報収集システムの運用を順次拡大していく方針と聞いています。

 

京都府HPの内容から抜粋しました
「 京都府/農林水産業・農山漁村/森林保全課の業務について」
京都府自然環境情報システム(ツキノワグマ版)

 (1)収集システム(入力)
 (2)管理システム(かなり厳密に情報を検証して登録する仕組み)  
 (3)発信システム(情報出力) 

システムの特徴
京都府内におけるツキノワグマの目撃情報等を、インターネットを利用して広く収集し、データベース化するとともに、その情報をインターネット上で共有するシステムです。
1.収集システム
入力者リストに登録されている人のみが、目撃情報等を入力することができます。
2.管理システム
データ管理人は、森林保全課野生動物対策室の担当者です。
信頼性があると判断されたデータのみが、本データベースに移植されます。
3.発信システム
審査済みのデータが、公開されます。
ツキノワグマ目撃情報の分布図や個々の情報カルテを閲覧することができます。

コメント:
※ツキノワグマにご注意!!
※本システムでは19年度のデータを公開しています。18年度のデータは追って公開する予定です。それ以前の目撃情報データについては、下記までお問い合わせ願います。



問い合わせ先
京都府 農林水産部 森林保全課 野生動物対策室
(京都府立大学森林計画学研究室 協力)
TEL 075-414-5022
FAX 075-414-5010

小石川植物園 ツマグロヒョウモンの群棲する木が出現。

2007-10-08 17:05:43 | 東京の街角からモニタリングでわかること
2007-10-7
 文京区・小石川にあります小石川植物園に参りました。
入口から坂を登りきった台地上に、とても広々とした正に植物園としての設備と広大な桜並木があります。その奥まった一帯が「野草園」となっています。
 あちこちでたくさんのツマグロヒョウモンを観察できましたが、この一角になんと20匹いじょうが群がった、一本の園芸用の木がありました。
 びっくりです。たまたま野草園に見学にきた方々も一様に驚いて、しかもここ5年ほど急激に増えた蝶だと話しますと、温暖化とからんで考え込んでいました。

 この木は、和名 フサフジウツギで、園芸家では、通常ブットレア、蝶の木と呼ばれる園芸種だそうです。原産地 中国で学名は「Buddleja davidil Franch」
生垣などに使われることが多く、沢山の蝶が集まってしまうので、好き嫌いされる園芸種だと、その場で見学にきた老婦人に教えていただきました。

 その他 ヒメアカタテハ×1、モンシロチョウ×3 とても小さい個体できになります。アゲハチョウ×1、不明小型のガ×1(よく飛び回って蜜を吸う)
 同時に20引きもの観察です。また、まったく手でつまめるような状態で、ツマグロヒョウモンが群がっていました。
ほとんど、しかも新鮮な雄がほとんど。ペアとなっている個体もあり、地上では斃死した雌の個体の周りを5羽ほどもたかってもいました。
 大きな「オオスズメバチ」が2匹。ぶんぶんしていましたので、その被害者かもしれません。

 小石川植物園も、すでに秋の風情です。園内最奥の沼周辺では
コサギ×1、カルガモ×2(PEA)、モズの高い鳴き声、キジバト×2(番い)
アキアカネ×30程度 多くはない、オーシンツクツク×1、ヤマトシジミ×異常なほどの数、アカタテハ、キタテハを観察できず、です。