文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

アゲハチョウのサナギを見守って これもとても不思議です。

2011-07-27 09:35:22 | 東京の街角からモニタリングでわかること

2011年7月25日現在、マンションの1Fにおかれたみかんの木に、アゲハチョウが産卵し、5令幼虫に育ち、無事サナギに、そのかぶせていたカンレイシャをばらばらに切り離して、サナギを室内に貼り付けてあります。不思議です。どれも同じサイズのですが、夏型にしては極端に小さいのです。

 まるで、秋の終わりにサナギになって、冬を越して翌春春型が出現する、その小さいサイズとしか考えられません。 たしかこの時期の幼虫が、えさは十分あったにかかわらずいっせいに翌春まで越冬する準備でサナギになったとは考えにくいのですが。動坂下なのでしょうか。

 

 


文京区本駒込 今年のせみは出現わづか なぜ

2011-07-27 09:01:47 | 東京の街角からモニタリングでわかること

 2011年7月26日 いまだせみの鳴き声を一度も聞いていません。不思議です。渋谷区の広尾から来ている友人は、今年もうるさいほどせみが鳴いているのにと不思議がっています。 

 近くの動坂公園の周りを散歩がてら調査しました。1時間ほど近在を含めて歩きましたが、一切せみの声が聞こえません。というか鳥の声も聞けません。公園にはいくつかのせみの開けた穴がありましたが抜け殻は発見できず、羽化に失敗したと思われる2つの抜け殻を発見しました。中身は腐って異臭を放って。 たまたま親子で蝉取りに来たという方に聞きましたら、背も羽見ていないが抜け殻を3つほど探したといって孫の虫かごを見せてくれました。

 やはり友人から、文京区ではせみは夜なくと聞いたが本当かという質問を受けました。NHKで特集を組むのだそうです。YESと答えました。ちょうど7年前ほどから、昼間はほとんど鳴かず、真夜中から朝にかけて、アブラゼミもみんみんも。それはうるさいです。朝方5時台がピークで6時にはぱたっと鳴きやむ。不思議な状況です。

 それの影響か、今年は本当にせみの発生が少ない。夜も鳴きません。もしかしたら、今年から7年ほど前からの異変によって、幼虫が一気に激減した、その影響かも知れないと考えています。もう少し状況調査を続けます。

 

 

 


アゲハチョウの幼虫を羽化まで見守って(1)

2011-07-15 21:43:46 | 東京の街角からモニタリングでわかること

久しぶりのblogです。

 7月の15日、イヤー暑いの何のといって、会社のOfficeから出ないように1日を過ごした。室温を28度に保って。今日は、隣のマンションの1Fにみかん系の鉢植えを2本。炎天にさらしています。先日アゲハが2本で10匹ほどのアゲハ幼虫を養っていたので、池袋に出た折に東急ハンズによって、カンレイシャを5mほど求めてきて、2本とも覆ったと理解ください。狙いはすずめなどからの食害防除でした。

 ところが大いなる障害が3つ発生。そのひとつはえさ不足。小さいままでさなぎに。それよりもカンレイシャの網の上に、何匹もの小さい蜂を発見。昔し散々苦労させられた寄生蜂です。数匹も。さらによく見ると網の中に1匹がアゲハの5令幼虫の背中にとまって。がっくりときました。網のどこから入られたかは不明ですが、どれだけが寄生されたかは跡でわかることですが、自然界の生き物の生態系の連関のすごさに、改めて脱帽しました。

 全部サナギになりましたが、すべて同じ大きさです。なぜでしょうかね。この大きさでは羽化できたとしても、小さいままのアゲハですので、蝶にまで羽化したとしても繁殖に参加するなどはやや無理でしょうから。

 やれやれ、6つのアゲハのサナギを得て、木にカンレイシャをサナギの周りを切ってブル下げておきましたが、それでも1羽でも羽化して飛んでいってくれたらと願望します。

 1m程度の1本目の木のみかんの葉は、見事に食べつくされて丸裸です。でもあっと今に新芽が出て、どんどん伸びてきます。ミカン系統は、葉っぱが食害されることも必要な部分がありそうですね。そうしないと落葉しないので樹自体の健康管理にマイナスかもしれません。

 

 

 

 

 

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